1歳3ヶ月女。
 2015年2月24日夜,自宅で転倒して椅子の角で前額部裂傷。直ちに当院ERを受診。浅い裂創だったため,ハイドロコロイド被覆材貼付で治療。あとは様子を見るように説明されて帰宅。25日,不安になった母親が〇〇クリニックを受診。「表面は付いているように見えて深いところは開いている傷だ。これでは傷がどんどん広がってきて醜い傷になる。直ちに縫合しないといけない」と説明された。その説明にさらに不安になり,クリニック待合室でスマホでネット検索し,直ちに当科を受診。
 当科では〇〇クリニックの〇〇先生の説明は間違っていて,縫合する必要はないと説明。ハイドロコロイド被覆材で被覆する。数日で完治したが,それ以降も紫外線カットのためにハイドロコロイド被覆材貼付を続けるように説明(ハイドロコロイドは紫外線カット率96%!)

2月25日 ハイドロコロイド被覆材 2月27日 3月2日

3月6日 3月9日 6月18日
113日後


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1479/index.htm】

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