42歳女。
 10月15日,〇〇大学附属病院形成外科で右腋窩の脂肪腫切除を受けた。17日に退院したが,退院前の診察で圧迫用ガーゼを固定していた絆創膏を剥がしたら,右鎖骨部の皮膚も一緒に剥がれたようだ。入院時に皮膚が弱く絆創膏負けしやすいことは医師に告げてあった。その場では詳しい説明はなく,リンデロン軟膏を処方されてそれを塗るように言われて退院となった。帰宅後,初めて患部を見たら皮膚が完全に剥げていた。驚いて病院に電話をしたところ,市販の消毒薬を買って消毒し,石鹸でゴシゴシよく洗い,傷を乾かすように指導された。その通りにしたら激痛で一晩眠れなかった。
 ネットで傷の治療について調べ,10月20日に当科を受診。
 湿潤治療について詳しく説明し,ハイドロコロイド被覆材で創部を被覆したところ,痛みは全くなくなった。治療についてよくわかったし,自分でもできそうなので,あとは自分でやります,とのことで通院終了。

10月20日


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/〇〇/index.htm】

左側にフレームが表示されない場合は,ここをクリックしてください