10歳男。
 2ヶ月前から右第1趾の爪の脇が痛くなり,〇〇皮膚科を受診。ゲンタシン軟膏が処方されたが,全く治らず,むしろ悪化した。両親がネットで陥入爪について調べ,10月15日に当科を受診した。
 右第1趾の外側爪郭に肉芽形成と圧痛を認めた。
 テーピングを行ったが,これで痛みがなくなり,普通に歩けるようになった。爪が伸びるまでこの方法を続け,絶対に深爪しないように説明。

初診時の状態。
伸縮性のある絆創膏(テーピング用の絆創膏など)を使用。
絆創膏は100円ショップやドラッグストアなどで売っている。
まず,横方向に貼る。これが「土台」になる。
最も痛い部分(肉芽がある部分)を絆創膏で足底方向に引張る。
さらに2枚ほど,縦横に重ね貼りして補強。
痛みが軽くなったら終了。
絆創膏が剥がれないように,爪両側の絆創膏を橋渡しして補強


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1170/index.htm】

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