63歳男。
 2013年7月ころから右下腿に潰瘍が生じ,〇〇医科大学△△病院皮膚科を受診し,軟膏で治療(軟膏の種類は不明)。テレビで静脈瘤性潰瘍という病気があることを知り,◇◇大学病院心臓血管外科に紹介状を書いてもらって受診したが,診察した医師は「皮膚科の治療が先。潰瘍が治らないと検査はできない」と言われ,検査もしてもらえなかった。仕方なく,〇〇医科大学△△病院皮膚科を受診したが,バラマイシン軟膏が処方され,「もう治療法はないので治らない。だから通院しなくてもいい」と言われたため,その後は病院に行っていない。TBSの「ニュースの巨人」を見て当科を受診。
 明らかに静脈瘤があり,うっ滞性皮膚潰瘍と考えられたため,当院心臓血管外科に紹介。静脈瘤発見。レーザーによる治療を希望し,他院紹介となった。
 潰瘍の処置として「穴あきポリ袋+紙おむつ」(勝手に鳥谷部先生のサイトにリンク)の方法を指導。

9月19日


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1111/index.htm】

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