88歳女。
 9月27日夕方,バスのステップに左下腿をぶつけて裂傷受傷。直ちに当院ERを受診し,当直医が縫合。2日後,当科を受診。当科ではプラスモイストで創部を被覆。

9月29日 10月3日 10月10日


 事情により(例:当直医が縫合に慣れていなかった/忙しくて時間をかけて縫合できなかった/挫滅がひどくてきれいに縫合できなかった),きれいに縫合できないことはよくありますが,この場合でも,早期からプラスモイストを使用すると,このように比較的良い状態にもっていけます。この症例では高齢で皮膚が薄かったこともあり,2週間後に抜糸しています。もちろん,抜糸後もしばらく,プラスモイストが必要です。

【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1070/index.htm】

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