49歳男性。
 糖尿病でインスリン治療中。糖尿病性腎不全で人工透析中。
 2012年5月下旬に左足底外側に傷ができた。自宅近くのクリニックに通院しているが治らないため,知人から紹介されて当科を受診した。当科ではプラスモイスト(R)で患部を被覆したが,歩行は特に制限しなかった。

2012年6月6日 6月6日
創周辺の過剰角質を切除
6月11日

6月15日 7月18日 2013年4月17日

 2013年4月16日に左足踵に水ぶくれができて化膿し傷になった。翌日当科を受診。治療は前回と全く同じ。

2013年4月16日 過剰な角質を切除
4月23日 5月14日

 糖尿病の患者さんでは足底の角質の異常増生(・・・というのかな?)があり,(歩行や靴ずれによる)表皮内水疱ができても気づかれにくく,この水疱が膿瘍化し,膿瘍が自壊すると潰瘍が発生するような印象を持っている。

【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/052/index.htm】

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