0歳7ヶ月,女児。
 2012年6月4日,自宅で熱したアイロンを左手で掴み熱傷受傷。直ちに自宅近くの内科クリニックを受診したが,専門的治療が必要とのことで当科受診を薦められ,同日当科を受診。
 当科ではミトン型プラスモイストで治療。乳児の手掌熱傷であり,瘢痕拘縮必発かと思われたが,治療を要する瘢痕拘縮は発生しなかった。

 3年半後の2017年1月に再受診。中指に軽度の瘢痕拘縮を認めるが,伸展障害はなく,経過観察となった。

6月4日 6月6日 6月8日

6月11日 6月13日 6月15日

6月18日 6月20日 6月22日

6月25日 7月2日 7月5日

7月12日:38日後 8月30日:87日後 11月30日:179日後

2017年1月18日
1689日後

【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/012/index.htm】

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