症例は11ヶ月男児。1月10日,母親の実家に帰省中に魚焼きグリルで右示指,中止,環指掌側に熱傷受傷。直ちに近くの小児科を受診して処置してもらい,その後,皮膚科医院を受診したが深い熱傷であると診断された。
その後,1月16日に帰郷して東京都内の某総合病院皮膚科を受診したが,皮膚移植が必要な深い熱傷と言われた。その説明に不安になり,ネットで熱傷治療について調べ,1月18日に当科を受診。
当科では極めて浅い熱傷と診断し,デュオアクティブET貼付で治療開始。10日ほどで跡形なく,瘢痕も残さずに治癒した。
1月18日 | 1月21日 |
1月30日 |
(2013/04/01)