2歳4ヶ月女児。4月30日に水筒のお湯を飲もうとして顔面,前胸部に熱傷受傷。直ちに自宅近くの某病院救急外来を受診し,翌日より獨協医科大学形成外科に紹介され,通院治療を受けているが,形成外科医から「皮膚移植をしないと治らない深いV度熱傷」との説明を受けた。
両親はその説明に納得できず,ネットで検索して5月7日に石岡第一病院(当時,筆者が勤務していた)を受診した。
当科では,過去の治療例を提示して 「あと2〜3週間ほどで治る浅いヤケドであり,痕も残らないよ」 と説明して両親を安心させ,プラスモイストで創部を被覆した。
5月7日(初診時) | 5月11日 | 5月25日 |
(2013/04/2)