上咽頭炎の塩化亜鉛療法についてですが、生食では効果が無いと思います。
 上咽頭炎で鼻の奥に鼻汁が溜まり生活にならないため長年生食うがいで洗浄してきましたが、年々悪化するばかりでした。
 『よくわかる最新療法 病気が治る鼻うがい健康法 体の不調は慢性上咽頭炎がつくる(堀田 修)』を読み、近医で塩化亜鉛療法をしてみたところ、かなり症状が寛解しました。
 傷への消毒液塗布は有害無益ですが、この場合の塩化亜鉛塗布は菌を殺すのでは無く,病的粘膜の化学的デブリードマンではないかと思うのです。先の方がおっしゃっていた、蛋白質の変性作用がむしろ本療法のキモではないかと考えています。
Kindle版 書籍版
 昨日、アマゾンにて新刊本を入手しました。「道なき道の先を診る」(堀田修、相田能輝:医薬経済社)です。
 ご存じのこととは思われますが、堀田医師は仙台でIgA腎症の臨床医として活躍されておられますが、Bスポット療法の紹介者ととしても有名な方です。
 新刊の中で「2014年8月以来、35例の子宮頸がんワクチン副反応に苦しむ若い女性の上咽頭を診察したが、全例で激しい上咽頭炎を認めたのは驚くべきことである」と述べておられます。
 さらにBスポット療法による改善例を示しつつが、子宮頸がんワクチン副作用に悩む人たちの症状改善への道筋となる可能性を強く示唆している内容となっています。

 強い身体症状で困ってみえる方々にとって、ワクチンの副作用なのか、はたまた性別や年齢に特有の心身の症状なのか、そうした学問的もしくは社会的な論争よりも、まずは普通の社会生活ができる状態にまで健康を回復することがまずもっての願いだと思われます。
 子宮頸がんワクチンの副作用が問題になってから、素人ながらBスポット療法が有効かもしれないと考えておりました。それがようやく書籍という形で、広く一般の方々に情報が提供されることとなり、非常に喜ばしく思っております。

 これもご存じとは思われますが、Bスポット療法の普及者は、東京医科歯科大学名誉教授の堀口申作先生で、カッパブックスの「原因不明の病気が治る Dr堀口の「Bスポット療法」」が、唯一の一般向けの著作です。すでに絶版で、アマゾンにて中古本を入手しようとすると1万円します。ちなみに、この絶版本の版元は光文社です。

 そこで夏井先生にお願いですが、光文社新書で「Bスポット療法」を再発行できるように、編集者の方に声をかけていただくことはできないでしょうか。湿潤療法や糖質制限とおなじく、医療分野での大きな貢献になるのではないかと考えております。
 ただBスポット療法では、堀口先生の時代から変わらずに塩化亜鉛の水溶液を用いて治療をしております。これはタンパク質の変性作用をもたらすものなので、実際にBスポット療法を受けると、とても痛く感じます。これは完全に消毒薬による不自然な痛みなんですが、Bスポット療法をやっている先生方は、たとえばそれを生理食塩水に変更するという考えを持っておられません。なかには湿潤療法とBスポット療法の療法を看板に出しているクリニックもあるので、そこはどうかなと考えてしまします。

 いずれにして、さらに我々一般の者が手軽で安価、かつ極めて効果の高い医療を享受する大きなチャンスになると思われます。光文社新書での再発行に向けて、ご尽力のほどをよろしくお願いします。
 HPVワクチンに関しては、次の医療関連サイトの情報は、巨大製薬会社のマネーに汚染されていないので信頼できると思っています:
 
 名古屋市の調査の問題点は、薬害オンブズパーソン会議の下記のサイトにあります:
 
 HPVワクチンを推進した医学者からなる「子宮頸がん征圧をめざす専門家会議」に対して、多額な金銭供与をメーカーがして癒着していたことが薬害オンブズパースン会議により暴露されており(下の『 』を参照)、賄賂により学者が買収され、専門家会議はメーカーの販売促進部門であることが分かります。これは氷山の一角だと思います。
 
 子宮頸がん征圧をめざす専門家会議(専門家会議)は、2008年11月の設立以来、一貫してその活動目標にHPVワクチンのわが国における普及・接種推進を掲げ、その実現のために政府、国会、自治体、メディア、医療機関、啓発団体、市民といった幅広い層に対して、きわめて多彩な活動を行ってきました。
 その専門家会議に対して、HPVワクチンの製造販売企業(MSD株式会社、グラクソ・スミスクライン株式会社、およびジャパンワクチン株式会社)から、2012年度に3500万円、2013年度に3850万円という巨額の寄付金(一般寄付金)が提供されており、専門家会議は、その設立当初から、その活動資金をHPVワクチンメーカーからの寄付金に依存してきたことが推測されます。

 世界保健機関WHOの予算の70%程度は、巨大製薬会社から支払われた金であり、アメリカFDAの予算の50%以上も同様です。EUの欧州医薬品庁EMAも同じ有様と言われています。つまり、WHO, FDA, EMAを支配しているのは、巨大製薬会社の巨大なマネーです。
 日本の厚生労働省、アメリカのFDA、EUのEMAの官僚達は、製薬業界や関連財団に天下って億単位の大金を手に入れますから、巨大製薬会社とグルだと言われています。

 例えば、ノバルティスのディオバン(バルサルタン)捏造事件で使われた金は約11億円、武田のCASE-J事件では約30億円、というように巨額のマネーにより医学界は不正を行っています。
 医学界は、その程度のものは当たり前だ、何が悪いとせせら笑うのでしょうが、一般市民から見ると「越後屋と悪代官」の関係のように見えているのです。

 私は、巨大製薬会社のマネーに汚染されていない、クリーンな情報しか信じない方が身のためだと思っています。
 皆さんは、マネーで汚染された医学者、国際機関、政府機関、官僚たちの言うことを信じますか?
 ワクチンの「薬害」についての情報です。
 産婦人科医として、いろいろ考えるところではありますが、公平なデータを見てそれぞれが判断してほしいと思います。
 
 村中璃子氏は、子宮頸がんワクチンの安全性を強調する文章を連載しています
 
 昨日の朝刊に、WHOが「日本で子宮頸がんワクチン接種の勧奨を中止していること」に批判する声明を出したという記事があって、仰天しました。
 今、この副反応に苦しんでいる女性たちを、厚労省が国を挙げて助けてくれているわけでなく、WHOだって絶対に助けてくれないでしょう。
 日本の両親が、娘に接種をしないことを選んでいるんだと思います。WHOさんこそ、その権威と頭脳で、世界的にこの副反応の調査をやってほしいくらいです。