2015/04/30

【06:00】

　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。

　また，8ヶ月以上経過を追っている熱傷例を「♠長期観察の熱傷症例」にまとめました。左側カラムの【熱傷】の項目の真ん中あたりです。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0430-06:00-1）

　「シャンプーレス」についてのメールです。

　洗い方や洗浄剤や温度や水質が話題になっていますが、コレは洗髪することを前提とした話ですよね。
　洗髪しないという事も考え方の一つとしてお役にたてるかとメールしました。

　10年以上前から石けんレス。
　5年以上前からシャンプーレス。
　2年前から風呂レス、洗髪レスを断続的に試みています。

　48歳、男、2－4センチくらいの短髪。シャンプーを使っていた時も、シャンプーレスにしてからも、夜と朝と1日2回以上は洗髪。
　昔から、寝癖が強くて整髪料だけではまとまらずに、朝洗髪で髪をリセットしてからスーパーウルトラーハード系のディップで整髪していました。
　洗髪レスにしてからも寝ぐせ自体は変わりませんが、大さじ一杯位の水で整髪可能となっています。
　整髪料はラード1ｇ位を使用。
　髪を切りたくなる前の伸びた状態だと水だけ整髪が可能です。香料にはアロマオイルを流動パラフィンに希釈してモノを数滴使っています。

　朝洗髪＆ディップの時と洗髪レス＆小量の水＆ラードと、髪型の見た目は変わらないと思います。整髪力は朝洗髪＆ディップは夜になると崩れてきます。洗髪レス＆小量の水＆ラードは夜になっても崩れません。
　融点が低いせいなのか、プロペトはラードに比べて整髪力がイマイチでした。ココナツオイルは臭いにヤラれて一日中、頭が痛かったです。

　フケは出ますね。以前の1日2回洗髪していた時にはフケはありませんでした。
　洗髪レスにしてからはフケが出るようになりました。ブラッシングやら指やらで頭皮を擦るとフケが増えます。そっとしておけば目立ちません。（ブラッシングの効能って色々と云われていますがホントですかネ。）
　臭いもあります。ただコレは異臭ではなく体臭と云うものではないかと思っています。
　臭いは頭皮よりも髪や寝具の方にあるようです。そして髪や寝具の方の臭いが異臭の原因みたいです。タオルでワシャワシャ髪を拭くや、頻回に枕カバーやシーツを交換すると軽減します。

　フケも臭いも洗髪後から1~2週間くらいがピークで、2週を過ぎた辺りから落ち着いてきます。洗髪レス46日目の現在ではフケも臭いもほとんど感じられません。（頭の臭いを嗅いで批評してくれるような親しい人が居ないので客観的には解りませんが）
　皮脂の分泌量や常在菌のコロニー叢が安定してきたせいではないかと思っています。

　ゴワゴワもベタベタも臭いも辛いのは解りますが、シャンプーレスの成果は1－2日のスパンで結論を出さずに、もう少し長い目で試して見ては如何でしょう。

　腸内の細菌叢の改変が1－2日では成らないように、皮膚（この場合は頭皮ですが）の細菌叢の改変も1－2日では無理なのではないでしょうか。皮膚のターンオーバーが2週間以上との事でですから、シャンプーレスでの細菌叢の改変も2週間以上が必要とも考えられます。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0430-06:00-2）

　「シャンプーレス」についてのメールです。

　髪がサラサラであるかについては、皮脂量という切り口は重要ですが、それだけでは無いと思っています。
　これはシャンプーレスに限らず、そこそこ広く知られている話ですが、風呂上りに冷水を浴びる、ドライヤーで最後に冷風で髪を冷やすとキューティクルが締まり、髪につやが出てサラサラになります。
　実際にキューティクル顕微鏡で確認したわけではないですが、指通り、クシ通りが明らかに違います。同じ油分量でも髪の常態が良くなるのでお勧めです。
　それでも、時間が経つとぺったりしてくるのですがね・・・

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0430-06:00-3）

　シャンプー&石鹸レスでほぼ一年が経つ40才（女）です。ネットや書籍で情報を集め、あれこれと試行錯誤し、ようやく今の方法に落ち着きましたので、ご参考になればと思いメールしました。

　≪身体≫

シャワーを浴びながら手のひらでこすり洗いをしています。「ガシガシ」ではなく「さすさす」くらいの力加減です。
腕や胴体などは臭いもなくそれで問題ありませんが、顔はこれからも試行錯誤する予定です。なぜなら、数日前にマイクロスコープを購入し見てみたところ、顔の肌理は整っていましたが毛穴の部分にシミができており、ネットで検索すると「こすることが刺激になって毛穴にシミができる」とありましたので……なぜ身体は毛穴シミがないのに顔はダメなのか（泣）。

　≪髪・頭皮≫

①	目の細かいブラシでブラッシングし、埃や汚れを取ります。その後、体を二つ折りして頭を下にし、髪の生え際から毛先に向かってさらにブラッシングします。
②	シャワーの温度を人肌より温かいくらいに調節し、先ほどの体勢のまま、頭皮から毛先に向かってシャワーをかけます。この時、シャワーヘッドを固定し、軽い汚れ落としとして優しく頭皮をこすったあと、流れてくるお湯を両手で受け、そのお湯を頭皮に当てて温めることで頭皮の油分を落としやすくします（湯船に浸かって汗が出るまで温まった後であれば不要です）。
③	逆さまになった髪を片手で押さえて固定しながら体を半分起こし、シャワーヘッドを持ってうなじのすぐそばの頭皮に押し当てます。頭皮に直接お湯がかかり、落ちやすくした油分が押し流され、髪を伝わって流れ去っていくため、少なくとも10秒ほどは同じ場所に当て続けます。また、反対の手で頭皮から毛先へと髪を優しく揉んでお湯とともに汚れを流し去ります。
④	頭を半分下に向けたまま、少しずつシャワーヘッドの位置をずらして、頭皮と髪の全体を洗います。
⑤	洗い終わったら汗をかかないよう湯船には浸からず、お風呂から出てすぐにドライヤーで頭皮を乾かします。

　他の方々と同じく髪はとても苦労しました。現在は整髪剤を使用していないため、毎日洗髪するのであれば、ショートからセミロングまで上記の方法で大丈夫でした。
　やむを得ずシャワーを浴びることができなかった３日目には石鹸シャンプーを使用しますが、それを使うと次のどちらかの問題が発生します。一つは油分を取り過ぎたために頭皮が乾燥し、乾いたフケが発生すること。もう一つは取りすぎた分を補う為に油分が過剰に分泌されて臭ってくることです（合成シャンプーも同様です）。
　また、お湯の温度についてメールがありましたが、“脂はお湯で落とす。”のご意見は「ずばりその通り！」だと思います。髪がベタついた時に熱いお湯で洗ったところ、石鹸シャンプーを使用した際に発生するのと同様の問題が生じましたので。
　シャンプーレスでコントロールするべきは頭皮の油分、そのためお湯はひと肌より暖かいくらいの温度で毎日洗う、が経験上ポイントだと思っています。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0430-06:00-4）

【座っているより立ち姿勢の方が集中力がアップし、学習効果が高まる:米研究】
　以前にもこのコーナーで何度か話題になっている「座らないで仕事」ですが，今回の研究でもそのメリットは明らかなようです。
　私は以前書いたように，自宅では食事の時間以外はほぼ立って仕事をしています。立っている方が疲れないし，集中力が増します。しかも，パソコンが置ける1メートルの高さの台さえあれば，そこを仕事場にでき，椅子を置くスペースは要りません。狭い住宅だからこそ，スタンディング・スタイルが適しているのです。
　ちなみに，デスクの高さは「立った時の肘の高さ」くらいがいいです。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0430-06:00-5）

2015/04/29

【07:00】

　待望の「ポークおじさんの豚皮揚げ」が【お肉なんです！】という商品名で商品化されました。最初の取扱店は「クスリのナカヤマ」の川崎市内の2店舗とのことです。川崎市内，及び近隣の方は是非，お店に立ち寄り，手にとって見てください。

◆	ガンバ向ヶ丘遊園店〒214-0014 川崎市多摩区登戸2684-2 丸栄向ヶ丘ビル１F Tel 044-931-2911
◆	久地駅前店〒 213-0032 川崎市高津区久地4-12-1 Tel 044-822-1211

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0429-06:00-1）

　「塩分と高血圧と糖質」についてのメールです。

　「炭水化物摂取により増えるインシュリンにもアドレナリンに似た作用があり…」とのことですが、私は甘いものを沢山食べた後に、心臓がドキドキする事がありますがこれが答えだったんですね。謎が解けました、ありがとうございます。
　因みにカフェインを取っても同じような状態になり、集中できなくなります。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0429-06:00-2）

　「シャンプーレス」についてのメールです。

　白い粉＝金属石鹸説を考察した者です。

　頭…というか後頭部から首筋にかけての範囲を温めるのが好きなので、湯温は40℃以上+クエン酸で成功しています。時々温度の上げすぎと浸しすぎでパサパサ寄りになることがありますが、しっとりを通り越して脂っこい頭(シャンプー習慣があった頃の、一日シャンプーしなかった日のような様子)よりはマシかなと思うことにしています。
　水温で成功の可否が分かれる件についての考慮を忘れていたので、少し考察させてください。

　これも石鹸科学の「石鹸は温度が低いと働かない」という点から説明できそうに思います。
　石鹸を自作してみようと思ったことのある人はご存知だとは思いますが、石鹸は基本的に「水酸化物+油脂(脂肪酸)+水」で作ります。(厳密には「水酸化物+水」で発熱するのも要素であるので「+熱量」と追記すべきかもしれませんが)
　これが温水に溶けることでイオン化して洗浄効果を発揮するのですが、「石鹸は温度が低いと働かない」ということから「温度が低いと(脂肪酸が)イオン化しない」と考えることができます。

　皮脂に含まれる脂肪酸が温水に触れることでイオン化して水溶性になって水と一緒に流れる(イオン化できない油脂はゆっくり流れる)予定が、水道水に含まれる硬質と結合して金属石鹸を生成してベタついてしまうのだとすると、温度を下げることでイオン化を避けることができ、金属石鹸が生成されにくくなると考えられます。
　ただし、この方法では「不要な脂肪酸や油脂」を落とすことが温度次第で困難になるために、産婦人科さんの「半日でベタベタする」を始め「脂っこくて耐えられない」という感想に繋がるのではないでしょうか？

　考察は以上です。クエン酸不使用低温水派のシャンプーレスの成功の秘訣は「脂肪酸をイオン化させずに油脂を洗い落とせる温度」にありそうですね。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0429-06:00-3）

2015/04/28

【06:00】

　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0428-06:00-1）

　「シャンプーレス」についてのメールです。

　アスリートおばさんです。
　簡単な事ですが、髪の調子が良くなったので、メールしました。先日、「やっと私の頭皮も必要以上に皮脂を出さなくなったみたい。」と書きましたが、それでも、時々、ねっとりする事があり、少量のシャンプーを使う事がありました。
　シャワー前の髪は、普通にさらさらなのに、シャワーを浴びると、脂を延ばした様に髪がネトッとします。そんな時は、念入りに念入りにシャワーをかけていました。でも、乾かす時に、やはりべたつきが気になります。

　前にも書かれていたはずなのに、私は思い込んでいました。“脂はお湯で落とす。”と。お皿も、お湯で洗った方が油落ちがいいので、頭皮も同じだと。
　シャワーの温度は気にせず、洗い方の問題だと思い込んでいました。

　物は試しで、シャワーの温度を42度から37度にして、髪を洗いました。すると、「あら、指どおりがいい！べたつかない！なんだこりゃ？！」
　脂が落ちてないのではなく、落としすぎだったんですね。
　もしかしたら、頭寒足熱って言うくらいだから、頭が熱くなったら、頭を守るために、皮脂が出るのではないかしら？
　体温くらいのお湯なら、表面の汚れだけを流して、余計な皮脂を流さずに済むので、さらさらが保てるのではないかしら？
　そういえば、子供のころ、プールの後は、髪さらさらだったよね。

　成功した方の水温、失敗した方の水温を聞いてみたいです。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0428-06:00-2）

　「韓国のニュース」というメールです。

　私は韓国語を勉強しておりまして，勉強のため韓国のMBCニュースを毎日視聴しています。
　本日（２７日）に「糖尿病を呼ぶ生活習慣……炭水化物はだめ？」という７分間の放送がありました。おぉ、と早速視聴しました。
　と、なんと「糖尿病は怖いからちゃんと運動してカロリー制限しなさいよ、炭水化物は全体の４５％で…」という内容でした。
　韓国でも今までの治療法側からの応戦なのでしょうか？
　％が低いから、若干取り入れているのかな？

　「……炭水化物はだめ？」という題名が付いたニュースです。これって、韓国でも「炭水化物は人類を滅ぼす派」が活躍している事ではないでしょうか。
　今度韓国へ行った時に、糖質制限派の現状を探ってみたいと思います。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0428-06:00-3）

　糖質制限関連のメールです。

　我が家の米食い虫(甘味と旨味以外を苦手と主張する旦那様)のために玄米について調べていて見つけた情報です。
　「菌を食べる」にしても、「菌の餌を食べる」にしても、出費と手間は少ないほうが嬉しい私にとって朗報でしたので、未実践ではありますが紹介をさせてください。

　【生発芽玄米麹ヨーグルト】
　要約すると「甘酒(どぶろくの種？)で作るヨーグルト」です。
　過去に生デンプンの消化実験をされた方の報告を参考に推測するに、この甘酒は生米でも血糖上昇させるものと考えられます。ならば、牛乳や豆乳で割ってヨーグルト化してしまえば一食あたりの糖質量を緩和できるんじゃないかという目論見なのですが…
　大変残念なことに、我が家にはブレンダーというものがありませんでした！

　他に良い方法はないものかと調べていて見つけたのがこちら
　　　　　⇒【玄米リジュベラック】
　確かに玄米を発芽させる時、水換えや換気の際に麹の匂いがするのでもしや？とは思っていたのですが、発芽に使った水は酵母として使えるそうです。
　ローフードやマクロビ系では割とメジャーな食材だそうで？調べても調べても出てくるヨーグルトのレシピは豆乳ヨーグルトです。牛乳で作った報告を見つけられませんでした。
　現在アルコールと大豆製品が(妊娠と悪阻のために)頂けない状態なのが悩ましいところです。リジュベラックそのものに都度クエン酸などの調味料を足して飲んで効果があるかなど、要自己研究という方向で。発酵を抑えるためには冷蔵保存する必要があるので、夏の冷たいものが欲しい季節に頂くのには良いかもしれません。
　先人様がいましたら指南・報告頂けると大変有り難く思います。

　今月4/11の方が、どぶろくの本を紹介されていらっしゃいますが、これを気に勉強してみても面白いかなと思った次第です。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0428-06:00-4）

　「くじ引き民主主義」についてのメールです。

　くじ引き選挙の記事を読み、とある文章を思い出しましたのでメイルしました。９５年に天才（と僕は思っている）山形浩生氏が書いた文章です。
　　　　　⇒市場制民主主義――選挙権を売ろう！:T.N. 君に捧げる、おれの政策提言
　高校生の頃、この文章を読み頭をぶん殴られた気分になったのを記憶しています。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0428-06:00-5）

　記事の紹介メールです。

　救急救命士です。個人的に気になる記事でしたので、紹介させて下さい。
　　　　　⇒【わらじ医者、がんと闘う　死の怖さ、最期まで聞いて】
　後半の

「１０分でいいから患者の悩みを聞いてほしい。患者の最期までともに歩んでほしい」
「初めて病む人の気持ちが分かった。死ぬ怖さを知りました」

　が印象に残りました。
　自分も受診した時、もっと話を聞いて欲しかったと思う経験があります。
　救急搬送して申し送りする時でも、医師から全く相手にされず無視されることがあります。ただ、現場で一刻も早く搬送したいがため、本人家族の言葉を遮ってしまう事もあったりします。

　「言葉を聞いてあげる」・「気持ちを酌んであげる」事は大切ですが、非常に難しいと思いますし、私はこのあたりの技術がどうも人より劣っているように思い、悩みの種です。
　先生の診療方針はＨＰを拝見していて雰囲気が伝わるのですが、「話を聞いてくれた」とか、「明確な回答が得られた」との声が多く聞こえてくるように思います。

　先生には接遇について気を使って見える事や、過去の苦い経験等ございますか？
　「接遇」という言葉を見るたびに，何だそりゃ，という気分になります。というか，私は「接遇」が何なのか，よくわかっていません。

　多分，私の外来を実際に見てみると，どういうふうに患者さんと対話しているのかは一目瞭然だと思いますが，言葉で説明するのは難しいです。
　湿潤治療についてはだいたいいつも同じ内容ですが，相手の年齢や理解度（話を聞いている目を見ると大体わかります），相手の性格により，話のテンポも間合いも言葉遣いも変えています。治療の説明というよりも，会話を楽しんでいる感じです。

　あと，私は一番最初に「一番困っているのは何か？」を聞き出します。話が冗長でまとまりの悪い話しかできない患者さんとか，治療歴が長いのに時系列に沿って説明できない患者さんとか，いろいろいますが，「今，一番困っていること」については比較的簡潔に答えてくれます。
　それさえわかれば，あとは，その要求に自分が応えられるかどうかですから，あとは私のできる範囲で「この症状については取り除くことは可能」，「この症状については私の守備範囲外」と説明し，患者さんがそれを選択するだけ。

　というわけで，私は「接遇」なんて意識したこともありません。
　私が心がけているのは

◆ 患者さんに笑ってもらうこと。治療を楽しんでもらうこと。

◆ 子どもが「ここから帰りたくない」という外来にすること。親が「もういいかげんにしなさい。帰るよ」というと子どもが泣き出す外来にすること（私の外来ではこれが珍しくない）。

◆ この外来に来て得したなぁ，新しいことを覚えてよかったなぁ，とお得感を感じて帰ってもらうこと。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0428-06:00-6）

　「シャンプーレス」についてのメールです。

　「チョーク粉と油脂を足したようなベタベタした白い粉」に関して、私にとって納得出来る記事を見かけたので報告させてください。
　　　　⇒【金属石鹸について】

　抜粋すると、

◆	石鹸成分の脂肪酸イオンが、水道水成分や身体の汚れに含まれるカルシウムやマグネシウムと反応して脂肪酸カルシウムや脂肪酸マグネシウムになる
◆	石鹸の原料として一般的な、オイルに含まれる脂肪酸（ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸など）はすべて金属石鹸を生成
◆	カルシウム、マグネシウム、アルミ、鉛などが結合した石鹸かす(金属石鹸)は、滑性があり水に溶けにくい、あるいは溶けない
◆	洗い上がりの洗濯物にこびりつく石鹸かすは中性の水には溶けないが水が酸性になると溶けてくれる
◆	石鹸で洗髪すると残る白いものは髪に張り付いている金属石鹸で、それを取り除くことと、アルカリ性になったため開いたキューティクルを閉じるために、クエン酸やお酢でリンスをする
◆	金属石鹸は酸性になった時に金属石鹸は脂肪酸イオンとミネラルに分かれている

　つまり、「水道水成分や身体の汚れに含まれるカルシウムやマグネシウム」が「(皮脂に含まれる)脂肪酸」と結合して「金属石鹸」を生成するため「チョーク粉と油脂を足したようなベタベタした白い粉」に悩まされることになるようです。
　一方で、軟水化システムを用いた銭湯等では硬質成分であるカルシウムやマグネシウムが除去されているため金属石鹸が生成されにくく、酸性水では脂肪酸イオンとミネラル(カルシウムやマグネシウム)が結合できない状態になるために、「白い粉」に悩まされず、脂肪酸もほどよく残って、しっとりサラサラの髪質を手に入れることが出来たのだと結論付けることができそうです。

　湯船にクエン酸を入れるケースでは、金属石鹸が角質(つまりは垢)に絡みついていて湯船で体をこすると「垢の落ちが良い」ように感じられる(実際は必要な皮脂も落ちているため痒くなる)のが、必要以上に除去されることが無くなるので痒くならないのだと推測しておきます。

　「塩素に酸」で問題となるのは次亜塩素酸Naが酸と反応して遊離して生成された塩素ガスではないでしょうか？水道水の塩素濃度に希釈したクエン酸水5ml程度では問題にならないと思います。(個人的に、水道水に含まれる塩素による弊害云々はシャンプーを売るための都市伝説だと思っています。もしも塩素イオンを含むもの全てが危険物ならNaCl、つまりは塩さえも危険物になってしまいますので)

　私自身としてはこれ以上の回答は思い浮かばないのですが、残念ながら素人の目に付く範囲内で調べての推測に過ぎませんので、理解ある専門の方に正解を提示頂けると心強く思います。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0428-06:00-7）

【ジュースに入っている砂糖の量笠岡市民病院作成サンプル】
　百聞は一見に如かず！　まさにデブまっしぐらのデブ化飲料！
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0428-06:00-8）

【県人口１０３万人割れ、１０カ月で１万人減少】
　秋田県（ご存知，私の生まれ故郷）の人口減少がすごいことになっています。県全体で10ヶ月で1万人が減少し，最大の減少率が県庁所在地の秋田市だった，というのが悲哀を感じさせます。2025年から始まる「団塊の世代大量死」でさらに人口減少は加速するでしょう。
　稲作と観光と秋田美人だけでは県は維持できません。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0428-06:00-9）

2015/04/27

【09:30】

　ネパール地震について，瑞光メディカルからの連絡です。

　ネパールの地震、沢山の方に被害が出ているようですね。被災された方の事を思うと胸が痛みます。
　毎度の事で恐縮ですが、現地に災害支援に行かれる医療従事者でご希望の方がいらっしゃいましたらプラスモイストを無償で提供したいと考えています。
　お手数掛け恐縮ですが、夏井先生のサイトでこの旨、案内して頂けると助かります。

　支援品を提供出来るルートをいろいろ考えましたが、手続き等も煩雑ですし、夏井先生のサイトに掲載して頂くのが、一番早く確実で、効果的ですので。
　何卒宜しくお願い致します。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0428-09:30-1）

【06:00】

　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0427-06:00-1）

　「Google モバイル・フレンドリー」についてのメールです。

　私のメールに対するコメントへのレスです。もっぱら供給側の論理でユーザーの自己責任に帰結させるかのような言い振りに反論を試みるものです。

　確かに、誰も「このメディアは未来永劫使える」と確約した訳ではありませんから理屈の上では「ユーザーがコストとタイミングを考えて移行すべき」という主張が成り立つかもしれません。しかし、いわゆるＢ to Ｂの取引ならともかく、一般ユーザーに対する「情報の非対称性」を考えればフェアなやり方とは言えません。ユーザーとしては、知らぬうちに思い出深い写真やメールを人質に取られていて「返して欲しければカネを出せ」と言われているような気分でしょう。医療で言えば、治療前には何の説明もなかったので跡形もなく治ると思ってたら、事後に跡が残ると知らされて泣き崩れるような状況ではないでしょうか。

　また、ソフトについても一般論としては仮想化によって互換性が担保されているかもしれませんが、仰るとおり限界があるのも確かでしょう。そして、その限界は供給側の技術的あるいは経済的などの理由によるもので、ユーザーの切実さや期待を必ずしも反映したものではないと考えられます。このようなギャップがユーザーの不満を生んでいる訳です。

　医療の主役が患者であるのと同様に、ハード・ソフトを問わず、ものづくりの真の主役はエンドユーザーではないかと思います。
　「供給者側・技術者側の都合・論理を，ユーザーに押し付けない」という視点は，特に医療では重要ですね。
　「早くヤケドを治すために，（傷跡はかなり目立つし，さらに皮膚を採った場所に傷もできるけど）皮膚移植をします」という説明する形成外科医・皮膚科医の説明がその典型。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0427-06:00-2）

　「シャンプーレス」についてのメールです。

　「掃除用のクエン酸は食えんの？」の者です。
　詳しくまとめて頂きありがとうございます！　食えるか食えないかについては「クエン酸自体は安全だけど、ゴミが入っているかも」という話ですね。手元の掃除用には何やら「目・皮膚についたら洗い流して医者へ」「使用時は手袋を」「使用後はよく手を洗いクリームなどでお手入れを」なんて注意書きもあるのですが、これも不純物によるものと思って良いのでしょうか。それとも、掃除用と想定されたアイテムの「決まり文句」として？

　水質か～。正直、石鹸と湯温と皮膚の脂ばかりに気を取られていて（＋軟水だとか弱酸性だとかをちょっとナメていた）、水そのものの問題を気にしておりませんでした。知らず知らずのうちに「自分の中の常識」に縛られていたということか……。いやはや、オマヌケでした。
　素人的には塩素の存在もちょっと気になりますね。ん？　塩素？　それは酸性タイプのクエン酸と混ぜて大丈夫なの？（と思ったけど、実際なんともなってないしなー。ちょっとだから大丈夫？）

　＞「脂っぽくて耐えられない」と「髪のさらさらになった」
　自分の場合、髪も「しっとり」が一番良い状態ではないかなと思っております。
　シャンプーレスですが、私の体感では
　【シャンプー（＋リンス）使用時代】

◆	「食用油のようにサラサラとした透明の脂」が乗る
◆	洗った日はパサパサだが、次の日くらいになるとしっとりして手触りが良くなる
◆	そのまた次の日くらいになると脂が乗りすぎてベタつき始める（＋脂臭い＋フケ）

【シャンプーレス時代】

◆	どう洗っても「固い脂（？）」が残るため、常にベタつく感じ
◆	手櫛を入れると「固い脂（？）」が白くなって手にこびりつく。固まるので石鹸でも落ちにくい
◆	「サラサラ脂」と「固い脂（？）」が別枠にあり、髪を洗うと「サラサラ脂」だけが落ち、「固い脂（？）」とフケ（と思われる細かいもの）はうまく落とせない

　という状態でした。あの「固い脂（？）」はタンパク汚れなのかな～。
　多少「サラサラ脂」があってしっとりしている方が手櫛を入れやすいので、脂が必要というのは理解しております。（現在クエン酸をお試し中ですが、今のところ手櫛を入れると「固い脂（？）」ではなく「サラサラ脂」が手につく状態です）
　フケはどうでしょう？　確かにシャンプーレスを始めてから毎日気にするようになり、コロコロを使う頻度が増えております。実際手櫛を入れていると細かいツブのような粉（をフケと解釈しているのですが）が洗面台に落ちまくってしまうのですが、これって普通なのでしょうか。

　ちなみに、私の母は「脂のないパサパサ状態＝サラサラで気持ちいい」タイプのようで、アトピー持ちでありながら石鹸やシャンプーの使用は気に入っているようです。（肌の状態ですが、今回の冬は肌荒れがひどかった私と違い、母には顔や手足の乾燥は見られないのが「おっ？」と思うところです/手については私の方がしっとりで、水仕事の多い母はガサガサです）

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0427-06:00-3）

　「糖質制限でガン細胞を兵糧攻め」についてのメールです。

　こちらのブログの方は6年前に進行性直腸癌の手術を受けられ、その後、玄米菜食のゲルソン療法を1年間やり続けられた結果、身体中が浮腫み、癌も転移し、うつ病にもかかり、寝たきり状態になってしまいました。
　しかし、釜池豊明先生の「糖質ゼロの食事術」や荒木裕先生「断糖宣言」を読み、糖質をカットした肉食中心で1日1回の食事に変えたところ、浮腫みは取れ転移した癌も3ヶ月で消失し、ウエイトトレーニングも出来る位、奇跡の回復をされて見えます。
　また、この方は「自称日本一の糖質セイゲニスト」と自負されており、もちろん夏井先生のサイトや本も何度か記事で紹介されています。

　こういった方も見えますが、藁をも掴むような気持ちの癌患者の方たちには一縷の希望となるのでないでしょうか。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0427-06:00-4）

　「シャンプーレス」についてのメールです。

　知り合いからこんな情報が。
　　　　　⇒【何度言ってもテレビでカットされる「ホームレスに、ハゲはいない」（岡田斗司夫）】
　タモリさんもシャンプーレスで有名だったんですね。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0427-06:00-5）

　「食物繊維と腸内細菌多様性」についてのメールです。

　地球上の生物多様性喪失やヒトの腸内細菌多様性の喪失がよく問題になる中で、次のような記事を見つけました。
　タンザニアの狩猟採集民ハッザの腸内細菌の研究です。もとは、Natureで発表された論文のようです。
　結論的には、狩猟採集民は現代人(論文ではイタリア人との比較)より、多量の食物繊維を摂っていて、それが食物繊維を分解する腸内細菌を育て、多様性の維持→健康の維持につながっているようなことが書いてあるように思います。
　また、最近読んだ本｢The Good Gut: Taking Control of Your Weight, Your Mood, and Your Long Term Health｣にも、食物繊維(本文ではmicrobiota accessible carbohydratesと言い換えています。)の摂取が腸内細菌の多様性を保ち、病原菌の定着阻止のみならずさまざまな免疫疾患や代謝疾患、アルツハイマーまでに関係してくるような論説になっています。ちなみに、日本人には海藻を分解できる細菌が定着していることも書かれていました。

　でも、昔のイヌイットは食物繊維の摂取はほとんどゼロでしょうし、離乳食前の赤ちゃんもゼロ。(あるいはオリゴ糖が食物繊維の代わり?)夏井先生も、申し訳程度しか野菜を食べないと書かれていたように記憶しています。
　少し頭が混乱してきました。
　糖質制限食では、もちろん食物繊維は制限されないのですが、高蛋白高脂肪に加えて、高ファイバー食にすべきなのか否か、先生はどうお考えになられますか。
　私が申し訳程度というか全く食べていないのは果物です。野菜は結構食べていますし，海藻もよく食べるので，食物繊維の摂取量は普通と思われます。
　先史時代のヒトを考える上でイヌイットは貴重な存在ですが，イヌイットはあくまでも「現代の極地で生活している狩猟民族」であって，「現代の狩猟採集民」の代表例ではないと思います。イヌイットは貴重な存在ですが，狩猟採集民族の普遍例と考えるのは問題があるかも。
　それと，「さまざまな免疫疾患や代謝疾患、アルツハイマー」の原因は小麦などの穀物とする研究者が多くなっています。つまり，穀物摂取が少なければこれらの疾患は発症しなくなり，実際，多くの狩猟採集民の研究では「さまざまな免疫疾患や代謝疾患、アルツハイマー」はほとんど発生していないようです。
　となると，「原因と結果の取り違え」の可能性が浮かびます。つまり，「食物繊維の摂取で多く腸内細菌の多様性が見られる」のは因果関係ありでしょうが，「腸内細菌の多様性が，さまざまな免疫疾患や代謝疾患、アルツハイマー発生を予防している」とするのは，ちょっと飛躍があるかもしれません。
　糖質制限サイドの考え方からすれば，「糖質制限をすることで食物繊維が多くて糖質の少ない植物を食べるようになり，その結果として腸内細菌は多様になる。また，糖質制限により，さまざまな免疫疾患や代謝性疾患は減少する」と考えたほうが理にかなっているような気がします。

　母乳に130種類ものオリゴ糖が含まれ，しかも乳児自身はそのオリゴ糖は分解できない，という事実から考えても，正常な腸内細菌叢を維持する上でも，オリゴ糖などの食物繊維を持続的に摂取することは必要なことでしょう。しかし，いくら食物繊維を摂取したとしても，穀物などの糖質も摂取していれば腸管内の環境は「ブドウ糖過剰」という本来ありえない状態になりますから，腸内細菌叢も撹乱されるはずです。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0427-06:00-6）

　書店で見かけた面白そうな本。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0427-06:00-7）

　「塩分と高血圧と糖質」というメールです。

　血圧が高いと、減塩、減塩と医者からはうるさく言われます。本日26日の日経新聞14面にも減塩記事が載っていました。あいも変わらず塩分を減らしましょうとの記事です。

　以前からどうもこの根拠がよく分からなかった、というか不思議に思っていましたが、いま読んでいる本(Gary Taubesの Good Calories、Bad Calories ANCHOR BOOKS 145ページ以降)によれば、原因は、炭水化物摂取にあるようです。
　血圧上昇(Hypertension)の一つの理由は、体内水分が多くなることですが、炭水化物の多い食事によって塩分の排出が阻害され、それにより体内水分が増えることは、実験室レベルでは100年以上前から知られていたとのこと。炭水化物を制限する食事を始めると、数週間で体重が落ちますが、これは脂肪が落ちたというより塩分とともに水分が排出されることによるものだそうです。
　炭水化物摂取により増えるインシュリンにもアドレナリンに似た作用があり、神経作用を通じて、心拍数を上げ、血管を収縮させることも血圧上昇を招くようです。
　食塩摂取を減らすことに効果がないわけではないのですが、摂取量を半分にしたとしても血圧低下は4～5mmHg程度で高血圧による上昇値(例えば20～40とすると)に比較して小さいと指摘されています(残念ながら、「半分」の絶対値は書かれていません)。

　まだ全部を読み終えていないので、他の部分にも記述がさらにあるかどうかわかりませんが、皆様はいかがお考えでしょうか。

　私の生まれ育った秋田県といえば高血圧と脳血管疾患と胃がんの最多発県ですが，伝統的食事スタイルは「塩辛い味付けのおかずで，山盛りのごはんをワシワシと食べる」でした。美味しい米が穫れるので「コメをおかずにコメを食う」なんて言われたものでした（今は違うと思うけど）。高血圧 & 脳血管疾患 & 胃がん発生率トップの座を保つにはベストの食事だったことがわかります。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0427-06:00-8）

【「くじ引き民主主義」を考える。】　現実にこれだけ多くの無投票当選があって選挙という制度は形骸化している以上，「くじ引き民主主義」はありかも。選挙にかかる莫大な費用も要らなくなるしなぁ。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0427-06:00-9）

2015/04/25

【07:00】

　「プラスモイストP取り扱い薬局：徳島県」に，三好郡東みよし町のフジカワ調剤薬局を，「プラスモイストP取り扱い薬局：静岡県」に，浜松市浜北区の万葉薬局を追加しました。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0425-06:00-1）

　湿潤治療についての感謝メールを頂きました。

　先週　飼猫をびっくりさせてしまい右顔面に３本の引っかき傷をつくってしまって，傷跡を残したくない一心で夏井先生のブログにたどりつきました。
　夜10時ごろにひっかかれて　当然ズキズキと痛みもありましたが，家に薬が全くないため，傷にイオンゲルをたっぷり塗りラップを貼り付けてその上にガーゼ（隠すため）をのせテープで止めました。薬はないのにいつのものかわからないテープとガーゼはあったのです。
　翌朝起きて痛みが全くないのに驚きました。幸いなことに腫れもほとんどなし熱ももってないような感じでした。未経験な感覚で驚きです。
　しかし、猫による傷だし，少し心配もあったので翌日の夕方（18時間後）ブログにあった『堂島わたなべクリニック』に行ったところ，皮膚がもう出来てるとおっしゃて，なにもしませんでした。びっくりです。

　病院で皮膚が出来てる！の確認ができたので安心して自己ケアでオッケーなんだと自信がつきました。
　なにより痛みがないこと、傷の盛り上がりが日に日になくなっていってること，本当に嬉しいです。ありがとうございました。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0425-06:00-2）

　「Google モバイル・フレンドリー」についてのメールです。

　「我が子が結婚する頃まで確実にデータを残しておきたかったら」再生機器、データフォーマットもそうですが、メディアの耐久年数についても思い出してあげてください。

　先日子供が学校で「自分が生まれた頃の写真」を持ってくるように言われ、発覚したのですが、写真を保存していたDVD-R, DVD-RAMが悉くおしゃかになっていました。重複して作っていたうちの一つからなんとかサルベージすることはできましたが…。
　丁度、ゴタゴタがあって色々滞っていたことで、メディアの棚卸、更新を行っていなかったのが原因で大いに反省しました。
　CD-RやDVD-Rといった光学系のメディアは ( 市販の CD-ROM/DVD-ROM は別です ) 10年ももちません。意識してデータを多重化したり、定期的にメディアを移し替えるようにしないと、確実にデータを失います。非常に弱いメディアであることは意識する必要があります。
　保存性という意味では磁気テープは優れているのですが、個人用にはあまり普及していませんから、こちらもなかなか。

　私のように慌てることが無いよう、皆さんもご注意いただければ。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0425-06:00-3）

　「Google モバイル・フレンドリー」についてのメールです。

　ヘッダーにviewport(仮想ウィンドウサイズ)を指定して
　　　　‹meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1"›
　とすると、確かにgoogleのサーチエンジンには「対応しているよ」と嘘をついて騙すことが出来るかも知れませんが、実際のHTMLの中身はレイアウトをレスポンシブにしていないわけですから、表示が見にくくなって、かえって弊害が多くなるのではないでしょうか。
　もともと、framesetを使っているような、古き良き時代のHTMLのページなのですから、あまりモバイルなどは気にしなくていいのではないでしょうか。
　そうなんですよ。今どき，iframe でなく frame タグを使っているのはこのサイトくらいのものじゃないでしょうか。現在のHTML5では非推奨扱いになった frame を，いつまで「非推奨だけど，表示くらいはしてやるからね」としてくれるんでしょうか。
　もちろん，iframe タグで全て書き換えればいいだけのことですし，手元にはそのためのHTML辞典も用意してあるのですが，時間がなく，まだ一度も開いていないのです。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0425-06:00-4）

　無料コミックサイト「comico」の看板作品の一つが毎週金曜日更新の『失格人間ハイジ』です。
　この漫画の中に登場する伊勢レイジ君がいつも着ているジャケットの色（ちょっと渋めのえんじ色）が，私のジャケットの色とほぼ同じであることに昨日気が付きました。パンツが黒の細身というのも同じですね。レイジ君（＝29歳）と私では年齢が倍違うけどね。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0425-06:00-5）

2015/04/24

【06:00】

　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0424-06:00-1）

　岐阜市立女子短期大学から「平成27年度（平成26年度に実施）推薦入試（小論文）に『炭水化物が人類を滅ぼす』から出題させていただきました」との連絡を頂きました。
　私の著書が大学などの試験問題に採用されるのはこれで6度目になります。これはちょっと威張ってもいいかも。
　以前，著述業をなさっていらっしゃる方と話をした時，「大学の現代国語の試験問題になるというのはすごいことですよ。日本語としてきちんと書かれていて，論理的で，しかもその文章をきちんと読むと答えが必ず出せる，という文章でないと試験問題にならないからです。つまり，日本語の書き手として水準以上の文章が書ける人だと大学が認めたということです」と話されていました。
　というわけで，物書きの端くれとしてはちょっといい気になっています。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0424-06:00-6）

　楽天で買えるようなのでリンクを張っておきます。美味しそうなスモークレバーもありました。

【レバーソーセージ 120g】塗って食べるソーセージ鉄分が豊富で栄養満点ハーブ入り味香り...
価格：337円（税込、送料別）

【スモークレバー 120g】　　　　　　　　　美味しさと栄養を兼ね備えたスモークレバー低脂肪・...
価格：370円（税込、送料別）

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0424-06:00-2）

　コレステロールに関するメールです。

　東洋経済オンラインにもコレステロールについて載るようになりました。
　　　　　⇒【｢コレステロールの摂り過ぎは悪い｣はウソ？】

　江部先生の糖質制限も週刊ポストオンラインとか俗っぽいとはいえ，普通の方が見ていそうなところに載るのはいいことではないかと思っております。
　そういえば鳥谷部先生のラップ療法のDVDを参考にして，セミナーをやったのですが，その頃から別に先生は太っていませんでしたが，今とは全然違うことに驚きました。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0424-06:00-3）

　「シャンプーレス」についてのメールです。

　4/13の更新履歴でクエン酸をオススメした主です。喜びの声が聞けて私も嬉しい限りです。
　ちょっと調べれば沢山の情報が拾えるとは思いますが、クエン酸はザックリと「食用」「掃除用」「化粧品」に分類できると思います。「食べても問題ないほど高純度」の食品添加物用、「不純物が含まれる」ので食べるのはオススメできない掃除用、「石鹸シャンプー専用リンス」という名前で使いやすい濃度に調整された化粧品…と、認識しています。

　水質を酸性に傾けることに意味があるようで、クエン酸に限らず米酢でも果実酢でも木酢でも竹酢でも(匂いさえ気にならないなら)使えるようです。木酢液の入浴剤なんてのも探せば見つかりますが、独特の燻したような匂いがするので好みが分かれるかと思います。
　私の場合、クエン酸リンスの「水500ccに対してクエン酸60g」というレシピを見かけたのを参考に自作して、ディスペンサーに入れて使っています。最近ワンプッシュで十分なのに気づきました。

　また、湯船にクエン酸(自作リンスのワンプッシュ)を入れると垢の落ちが悪くなりますが、「垢が落ちすぎない状況」になるためか長湯しても痒くなりません。
　水道水の硬度が高いと水質は弱アルカリに傾くのでしょうか？お掃除の豆知識で「タンパク汚れは重曹で落とす」と言いますし、アルカリに傾いた水ならば皮膚の角質ごと皮脂も常在菌も剥がしているのではないかと推測できます。(硬水の問題点は「軟水器」や「軟水化システム」で調べると胡散臭いほど出てきますので参考までに)
　かれこれ10年以上前に見たテレビ番組で朧げな記憶なのですが「秋田美人はどうやって作られるか」という特集で「水道水が弱酸性だから肌美人になる(生理学皮膚科学的な根拠は「洗顔でアルカリに傾いた皮膚が弱酸性に戻るまでの時間が短いため」としか言及されず)」と結論付けていたように覚えています。
　当時は「弱酸性ビ○レ」を始め弱酸性化粧品がブームになった時期だったので宣伝の意義が大きかったとは思いますが、「水が弱酸性だから」が必要条件なら家庭用軟水器なんて要りません。毎日クエン酸を投じての観察を継続しようと思います。

　余談ですが200ccのコップに食用のクエン酸耳かき一杯分と甘味料を好みで入れてお湯割りにするとホットレモネードモドキになります。意外と美味しいです。
　クエン酸情報をまとめていただきました。ついでに，食用・お掃除・化粧品用クエン酸にリンクを張っておきます。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0424-06:00-5）

　「Google モバイル・フレンドリー」についてのメールです。

　本日からHPをスマホやタブレットで閲覧すると一画面に収まらないような表示となっています（空白がやたらと目立ちます、PCでは問題無いです）
　おそらく打ち込んだタグが合わなかったのかもしれませんね
　まずはご報告まで

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0424-06:00-4）

　「Google モバイル・フレンドリー」についてのメールです。

　＞互換性が著しくないがしろにされている

　それは、違います
　ハード以外では、仮想化技術によって、担保されております（限界はあるけど）
　そして記録媒体も進化しておりますし、転換時期やその技術も存在します
　未来へ残すのであれば、消えつつある物は、転換させるべきであり、手間を掛けてでも実施すべきものです
　あとは、コストをかけて残す価値があるか否かだけですね
　コストをあまりかけないで実施するには、タイミングと頭の使い方次第でしょう
　問題は，記録媒体のデファクト・スタンダードが変化する時点では，その記録情報は未来のために残しておくべきかどうかがわからない点にあります。「未来に必要となる情報」かどうかはその時期（＝未来）が来ないとわかりません。過去のある時点で不要と判断した情報が，未来に必要になるなんて日常茶飯事ですから。
　もちろん，すべての記録情報を次世代のデファクト・スタンダード媒体にコピーすればいいのでしょうが・・・。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0424-06:00-7）

　「Google Chrome」についてのメールです。

　わたしも、Chrome愛用者です。
　見え方が変わる現象は、ブラウザの種類やバージョン違いで発生します。これは、記述されているコードの解釈の相違によおるものです。あるいは、プラグインが影響しているのかもしれません。
　多様性の弊害の一つでしょうか？
　ＯＳのバージョンアップでも感覚的には同じです。もしかしたら、ＯＳとブラウザバージョンの相性かも（バグの部類ですが）。
　さて、どちらが悪いのでしょう？

　とはいえ、一時不具合があっても改善されてきました。その期間が、長引いた時期もありました（自動更新が前提）。
　私の場合、仕事上サイトごとにブラウザを変えることを余儀なくされているので気にしません。待つ期間は存在するも、直ったらChromeってとこですかね。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0424-06:00-8）

　「糖質制限でガン細胞を兵糧攻め」についてのメールです。

　糖質どころではなく、もとから栄養を断とうという方法もあるようです。
　　　　　　⇒【なぜ関空に世界のがん患者が集まるか　先端技術×ネット構築で人類の敵を“兵糧攻め”】

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0424-06:00-9）

　「アトピー性皮膚炎と常在細菌」についてのメールです。

　私はアレルギーてんこ盛りなので、こーゆー情報はつい見てしまいます。
　これ、典型的な「結果を原因と取り違え」じゃないんですかねー
　もちろん、悪化する原因にはなるとは思うのですが
　私もそう思います。「病人のそばにいつも医者が発見されるから，医者は病気の原因だ」というのと同じ。
　あるいは「草原が砂漠になるとサボテンしか生えなくなる。砂漠になったのはサボテンのせいだ。サボテンを根こそぎ引っこ抜いてしまえば，砂漠はまた草原に戻るだろう」と考えるおバカさん。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0424-06:00-10）

　「シャンプーレス」についてのメールです。

　客観的な評価すると、「脂っぽくて耐えられない」と「髪のさらさらになった」と言いっているのが同じくらいだったりしないのですかね～～
　そもそも、サラサラを勘違いしていて界面活性剤で油抜きにした状態じゃないとサラサラと思えないだけだったりしないでしょうか？
　フケの量は明確にわかるでしょうけど、それも結構思い込みとか多いじゃないでしょうか？

　意識を変えないとそもそもダメなのかもしれません。
　＃もちろん個人差で油っぽい人はいるでしょうけど

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0424-06:00-11）

　「パワースポット厚木店で麺なしラーメン」というメールです。

　地元に二郎インスパイア系のラーメン店がオープンし、麺なしができるか聞いたところ、快諾いただけたので、約5年ぶりにラーメンを食べました。
　糖質制限をして味覚は薄味になったので、麺なし、味薄め、野菜マシマシ、トッピングはネギとチャーシューでした。
　麺なしだから、半熟卵をサービスしますと嬉しい対応でした。
　お店は、厚木市のパワースポット厚木店さんになります。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0424-06:00-12）

【殺虫剤でハチが依存症に？　農薬入りの餌好む傾向を確認、英研究】
　この本によると，脊椎動物の脳には「脳の進化計画書」が書き込まれていて，そこには2つの原則が書かれているそうです。

1）	古い部品や機能は絶対に取り外さないこと。
2）	新しい部品や機能を付け加える際，その部品や機能は常に「オン」の状態を保ち，「オフ」スイッチは付けないこと。

　私は，3番目の基本計画があるのではないか，と考えています。

3）	体内に入り，脳血液関門を通過した見知らぬ物質は，報酬中枢（快楽中枢）で対応すること。

　だから，カフェインやニコチン，ヘロイン，さまざまなドラッグに対し，報酬中枢が反応してドーパミンが放出されて快感を覚え，次第に依存症になっていきます。
　高血糖も同様に作用し，報酬中枢はドーパミンを放出し，それが快感をもたらしますが，私の考えが正しいとすれば，これこそが「血糖が高い状態は脊椎動物にとって見知らぬ物質だった」ことを意味しているのです。正常血糖値で報酬中枢が反応せず，高血糖に反応するのはこれ以外に説明できないと考えています。
　そして今回のミツバチの脳の記事を読むと，実は節足動物の微小脳にも同じ「脳の進化計画書」が書き込まれていることになります（もちろん，対応する脳の部位は脊椎動物とは異なっているでしょうが）。

　脊椎動物と無脊椎動物が登場するのはカンブリア紀の初期ですが，この記事の実験が正しいとすれば，エディアカラ紀には脊椎動物と無脊椎動物の共通祖先がいて，同じ脳を持っていた，という可能性すら生まれます。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0424-06:00-13）

2015/04/23

【06:00】

　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#）

　「糖質制限：食事を教えて下さい」に［おからケーキ，ソーセージとキャベツとセロリのスープ］を追加しました。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0423-06:00-4）

　「糖質制限でガン細胞を兵糧攻め」についてのメールです。

　福田一典氏のブログで、がんに対する糖質制限の効果について、動物実験の結果が紹介されています。その中で、

「糖質制限だけでは抗腫瘍効果に限界があります。糖質を全く摂取しなくても、血糖値はゼロにはならないからです。」
「糖質制限だけでも、がん細胞の発生を予防し、がん細胞の増殖や転移や再発を抑制する効果は得られます。しかし、人間での臨床試験などを総合的に評価すると、今存在するがん組織を縮小させるだけの効果は無いと言わざるを得ません。」

　と書いてあります。つまり、再発を抑制する効果はあるが、進行がんを治癒させるだけの効果は、期待薄ということです。

　腫瘍内科医（Sho)さんのブログでは、「糖質制限食は現時点では勧められない」　と書いてありますが、あくまでも治療中の患者に対してです。
　進行がんの患者が、悪液質になり、栄養状態が悪化した場合には、エネルギー補給（ブドウ糖）が優先されるのは、当然でしょう。
　もちろん、抗癌剤治療中であっても、十分食事が摂れるのであれば、糖質制限は、良い方向に働くものと思います。

　また、人間の本来の食性からすると、糖質の摂取量が少なく、脂質やアミノ酸などから糖新生している状態が、自然の状態であり、糖質を摂取して脂肪を溜め込み、脂肪肝になっている状態は、異常です。その様な状態の方が、ガンには、悪影響があると思います。
　再発予防には、糖質制限が、最もリーズナブルだと思っています。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#）

　「アトピー性皮膚炎と常在細菌」についてのメールです。

　【慶大、アトピー性皮膚炎の炎症が起きる仕組みを解明－多様細菌の偏りが発症原因】という記事がありました。
　「アトピー性皮膚炎で炎症が起きる仕組みをマウスによる実験で解明した。常在細菌の多様性を失い、黄色ブドウ球菌などを含む少数の種類の細菌により皮膚表面が支配されることが皮膚炎の原因。」　とのことです。
　石鹸で皮膚をせっせと清浄にしていると、アトピーを悪化させるということかな？

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0423-06:00-3）

【｢いきなり！ステーキ｣は"非常識の塊"だった　炭水化物抜きダイエットで女性も虜に】
　「東洋経済オンライン」のレストラン紹介の記事ですが，ごく当たり前のように「炭水化物抜き」に触れているのが印象的。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0423-06:00-5）

　「Google モバイル・フレンドリー」についてのメールです。

　時代の流れで、ふたつの潮流が、ネットには訪れて来ていると思いますのです。モバイルが登場、さらに、腕時計装着のネットも近々には普及段階を迎えようとしてます。
　モバイルなどの、極小の画面の世界と、従来のネットの、読み書きできるレベルの大きさの画面の世界。この両者、ゆくゆくは、合体は難しいのではないかと思います。枝分かれしていって、並立的に進みゆくような…。
　モバイルは押すだけの世界。
　従来ネットは、読み書きの世界。

　そんな事から、もう一つ、入り口段階の「モバイル用」の窓口をお作りになられたらいかがでしょうか？従来の大きめ画面の方は、そのままにしておいて、モバイルからのリンクが可能な、入り口のアドレスを新たに設ける、　　と、言った感じで御座います。

　ちなみに、私は、下記のを作りました。

◆	【PC用】
◆	【モバイル用】

　なぜ，iPadが売れてパソコンが売れなくなったのか。
　それはAppleが「ノートパソコン・ユーザーの多くはキーボードはあまり使っていない。マウスだけで操作している」事に気が付き，「それなら，キーボードは要らないよねぇ・・・どうせ使ってる人は少ないし・・・」と見抜いたからです。
　つまり，パソコンの購入者の多くは，「他人が作ったデータを参照するだけ」で十分であり，その目的のために，使わないキーボードが付いているパソコンを購入していたのです。
　そういう現実を踏まえて，「データの閲覧にしかパソコンが使われていないのであればキーボードは要らない」と割り切ってアップルが作ったのがiPhoneでありiPadでした。他のすべてのパソコンメーカーが「パソコンのユーザーはデータを作るためにパソコンを買っている」と考えていたのですから，この発想は飛び抜けて斬新でした。
　その結果，iPadなどのタブレット端末が売れ，ノートパソコンが売れない時代が到来しました。

　これまでのパソコン購入者にパソコンはオーバースペックだったのですがそういうオーバースペック商品しかないから仕方なしに購入していたのです（例：軽自動車で十分なのに，スポーツカーしか売っていないから，仕方なしにスポーツカーを買っていた）。その点，タブレット端末は「身の丈に合った機能」で「機能に見合った値段」でした。その結果，オーバースペックのパソコンは駆逐されていったのでしょう。これが「時代の流れ」です。

　コンピュータ黎明期は［パソコンユーザー］＝［プログラマ］でした。そして，次第にユーザーが増えるとともに［プログラムはできないが，パソコンでデータを作れる］ユーザーが主流となります。私が一番最初にピアノサイトを公開した1996年はそういう状況だったと思います。その後，「プログラムもデータ発信もしないが，他人が作ったデータを受け取るだけで十分」のユーザーが出現し，時間の経過とともに増えていきました。
　その結果として，スマホがパソコンを凌駕する時代となり，それをうけてGoogleが「スマホユーザーを最優先する」という方針を決めたわけです。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0423-06:00-8）

　「Google モバイル・フレンドリー」についてのメールです。

　とりあえずの対応策なのですが、
　‹meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1"›
　という記述を
　‹meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS"›
　の後に加えると、「モバイルフレンドリーです」とは認めてもらえます。（ただし、「リンク同士が近すぎ」等と怒られる可能性はありますが。）

　個人的には、これがいい解決方法とは思っていないのですが、全部の html に上記 viewport の設定を加えれば、なにもしないよりましなのかな、と考えています。
　とりあえず，上記のタグをいくつかのHTMLファイルに追加してみました。ありがとうございます。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0423-06:00-9）

　「Google モバイル・フレンドリー」についてのメールです。

　スマホ非対応の件、ご報告ありがとうございました。
　当院のHPを確認したところ、やはり非対応でした。

　さて、どうしたものかと思案しましたが、当院のHP業者の説明を改めて見てみると，HPのテンプレートをレスポンシブ対応のものに切り替えるだけで

「問題ありません。このページはモバイルフレンドリーです。」

　との結果になりました。一件落着です。
　知り合いの病院のHPを片っ端から検査したところ、殆どの病院は非対応なようです。

　これでまたHP作成業者からじゃんじゃん電話がかかってくることになるのでしょうね。無駄な出費が増えます。医者はお金に無頓着なのでいいカモです。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0423-06:00-10）

　「Google モバイル・フレンドリー」についてのメールです。

　最近の技術、特にITの分野では互換性が著しくないがしろにされている…と言うか互換性という概念自体が無くなってしまったようで、その安易さには怒りを通り越して呆れてしまいます。

　Windows8のインターフェースはともかく、64ビット版Windowsでは16ビットのDOSソフトが動かせなくなり、長年愛用してきたNiftyのFGAL時代から落としたフリーソフトや、手作りのコマンドラインツールが使えなくなってしまいました（フリーのツールを使えば動かせるようですが）。再コンパイルしようにも、ソースを5インチのフロッピーに入れているので万事休す。3.5インチフロッピーも同じ途をたどるでしょうから早めにサルベージしないといけません。また、スマートメディアに画像を保存していた初期のデジカメも危険領域で、場合によっては小学生の頃の思い出の写真が何もないという悲しいことにもなりかねません（むしろ爺ちゃん婆ちゃんが若かった頃の写真の方が見るのは容易かも）。

　昔、FMステレオやアナログカラーテレビの原理を勉強したことがあったのですが、何れも既存技術（それぞれFMモノラルとアナログ白黒テレビ）との互換性を損なわないことが大原則とされ、特にカラーテレビは限られた周波数帯や信号のタイミングの合間を利用して天才的とも言える工夫がなされているのに驚きました。

　科学や技術は自己否定の繰り返しで進歩するものですが、何が否定されたかを蓄積することが必要であり、否定されたものの存在自体が見えなくなってしまうのは、何かが間違っているように思います。

　こんな状況が続けば、今から数百年後の歴史学者は「平安時代に比べても21世紀は記録が残っておらず不明な点が多い」と不思議がるかもしれませんね。
　かわいい我が子の写真をビデオで撮影しているそこのお父さん，その動画は子どもが成長した頃には見られないかもしれません。あなたが愛用しているビデオが20年後まで使える保証がないからです。
　理由はVHSやβ，8ミリビデオ，フロッピーディスク，MO，ZIPディスクがその後どうなったかを考えるとわかります。再生機器が手に入らなくなるからです。
　現在のビデオも同様で，もっと高性能の記録方式が売り出されてそれが主流になると，10年経つとメーカーは古い規格のビデオは作らなくなり，その時点で幼いころの我が子を記録したビデオデータは見られなくなります。

　同様に，デジカメで撮影してSDカードで保存しているデータも危ないかもしれません。SDカードより新しい規格が生まれ，その新しい規格が主流になり，どんどん高性能になってくると，古い世代のSDと上位互換（＝SDも読み込める）であることが性能開発の足を引っ張ってくるからです。そして，上位互換を保つことが新商品開発の邪魔になります。そして，SDとの上位互換を止める時が来ます。それが5年後か10年後か20年後かはわかりませんが，それは確実にやって来ます。その時，撮り貯めたSDカードはゴミの山に変身！

　我が子が結婚する頃まで確実にデータを残しておきたかったら，印刷して保存した方がいいかもしれません。少なくともビデオよりは確実に画像が残せます。
　私たちは160年前のショパンや140年前の土方歳三がどういう顔をしていたか知っています。彼らの写真が残されているからです。しかし，30年前にフロッピーディスクに入れておいた画像も20年前にMOに保存しておいた動画も見ることができません。デジタルデータは長期保存に向かないのです。
　その意味で最も長期保存に適しているのは石かもしれません。何しろ，紀元前196年に制作されたロゼッタストーンが今でも読めますから・・・。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0423-06:00-11）

　ブラウザのChromeについての質問メール。

　ブラウザーにグーグルクロームを使っているのですが、そういえば数か月前からいろいろとありました。

◆	トップページでは更新されているのに、そこをクリックしても一日前のものしか表示されないことが何度かありました
◆	本日は、サイトを開くとしばらくしてクロームがフリーズしました

　直接関係あるかどうかはよく分かりませんが、ほかのサイトでも見え方が変わったものもあります。
　エクスプローラーに戻さないと安心して見られないのでしょうか。

　ブラウザのGoogle Chromeについてググるとわかりますが，最近，評判がよろしくないようです。次の2つの記事が参考になると思います。

◆	【さよならChrome。私、Firefoxに戻ります】
◆	【「さよならChrome。私、Firefoxに戻ります。」を読んだ感想】

　私はパソコンもスマホもAndroidタブレットも，ブラウザはFirefoxしか使っていません。理由は「フリーソフト／オープンソース」で作られているブラウザだからです。私の生涯の師であるリチャード・ストールマンの思想を受け継いているブラウザだからです。

　ちなみに，Internet Explorer（IE）はナシでしょう。次期WindowsであるWindows10ではIEではなくSpartanという新ブラウザの搭載が決まっています。つまり，マイクロソフト自体がIEに見切りをつけた形になっています。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0423-06:00-7）

2015/04/22

【07:00】

　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0422-06:00-1）

　「ニキビとニキビ跡」についてのメールです。

　私も糖質制限をはじめてから20数年間悩まされたニキビ吹き出物から開放されました。主食抜きくらいの緩い制限でも。
　少しニキビが出来にくくなったので思いきって１食5グラム以下(大体です)を意識して調味料も糖質を極力減らしたところ、完全に治りました。
　チーズ、肉、卵はよく満腹まで食べますが、体重は少し増えても肌には影響は自分の場合なかったです。チーズは200グラム食べても大丈夫でした。
　ただ昔できたニキビを潰した跡はそのままです。
　ナッツを70グラム(アーモンド、くるみ、ピスタチオ、カシューナッツ) 食べたあとニキビが出来たので、今は少量にしています。
　ニキビは糖質が原因と思います。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0422-06:00-2）

　「糖質制限でガン細胞を兵糧攻め」についてのメールです。

　できない派が多数なので、できる派として考えてみました。
　まず最低限の血糖値というのが赤血球の働き（酸素を運ぶ）を維持するためとすれば、赤血球とガン細胞、どちらがより糖と結合しやすいかが鍵になってくると思います。ワールブルク効果から考えると、ガンが発生するところは血液の流れの滞っているところで、赤血球がいないか少ないところでしょう。
　とするとがん細胞は赤血球が苦手なのではないでしょうか。進行した難治性のガンというのは赤血球（もちろん免疫細胞も）が近づけないような場を自ら作り出しているのでしょう。

　とすると最低限の血糖値の状態で餓えた赤血球をガン細胞の周囲や内部に効率よく送り込むことができればガンを兵糧攻めにできるのではないでしょうか。
　先祖返りと言われるガン細胞(酸素嫌い)VS赤血球（核のない酸素を運ぶ細胞）、人体の中で行われている原核生物同士の戦いととらえると新たな治療法が見えてくるような気がします。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0422-06:00-3）

　「糖質制限でガン細胞を兵糧攻め」についてのメールです。

　糖質制限ががん予防になるかという話題に素人の感想にすぎないと思うのだが、以下私見を書いてみたい。

　周りには、糖尿病で薬を飲んでいる人はもはや珍しくなく、又、癌でなくなったり、闘病している人も何人も見聞する時勢です。
　糖尿病は無期懲役、癌は死刑宣告にも似て、いやでも関心事になっているのです。
　桜沢如一の陰陽哲学に共鳴し、もう４０年近く、玄米菜食を基本に食生活を送ってきた。厳格なものではなく、日常の付き合いでは、肉魚、アルコールみなオーケーでした。幸い大病もせずに、いたって健康であったのが、２年前血糖値が空腹時で２００を超え、糖尿病と宣告され、薬を勧められたが、断って、糖質制限を始めました。すぐに効果が現れ、現在は空腹時は平均１１０、ＨＡＩＣは６前後で先生も薬飲む必要なしといいます。
　ところで、糖質制限開始後、玄米は食べなくなりました。体調はむしろ以前よりいい位です。
　私のこの経験が癌と糖質制限を考えるきっかけです。なぜか。末期がんで医者から見離されると、民間療法に走らざるを得ず、そこで多くのがん克服者は一度は玄米菜食に出会うのです。玄米は食後ブドウ糖にかわるのですから、その点、白米と同じでがん細胞のえさとなるものです。しかし、玄米菜食で身体の調子が良くなる人もいることも確実です。ですから、その効果は食べる量を減ずる小食の効果と、玄米の汚物排出能力の効果なのではないかと思われます。
　甲田医師の絶食、断食小食療法で難病の克服事例もあります。以上の玄米菜食、断食療法は、思想は違っても、糖質を制限しているのです。
　さらに、ミルク断食という驚異のがん治療の実績があります。断食道場主であった加藤さんは、断食と玄米菜食ではもうひとつ癌の回復効果が得られないと感じていました。後に大阪で整復指圧治療院を開設し、がんが治るとの評判を得て、全国から末期がんの人たちが集まり、マスコミにも取り上げられました。
　生命の進化で、身体の諸器官が、必要に応じて生まれてきたように、がん細胞も生体の生存維持のために生まれてきたと考える。がん細胞は生体が処理しきれない異物を引き受けて一箇所に隔離しているのだと。ところが、その隔離が限界に達すると、制御不能な細胞に変質してしまう。
　加藤さんは、水が飲めなくなった人は助からないと思っていた。ところが、水の飲めない重症の脳腫瘍の手術不可の患者が著名な医者の紹介で運び込まれてきた。そこで、水がダメなので、ミルクはどうかと思いつき、飲まさせたところ、飲むことができた。そこで、お腹の整体とミルクだけで、三ヵ月後、すっかりよくなった。
　この経験がミルク断食の療法が生まれる最初の事例であった。作家の三浦綾子さんもここで治療し、直腸がんが回復したことを書いている。
　玄米菜食者は、ミルクは動物性だからとこの療法を邪道としたらしいが、糖質制限という立場からみると、まさに正解となる。医者に見離され、末期がんの人しかこの治療院に来なかった。だが、そこで次々に社会復帰していく人が生まれたのだから、糖質制限であるミルク断食をがん予防の観点からその療法の意味を見直されて然るべきと考えました。
　即ち、がん細胞が肝臓で新生した糖分をがん細胞と正常細胞とが取り合うのではなく、ミルク断食で患部が消失、委縮したように生体均衡という厳粛な原則にがん細胞が従っているのではという事である。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0422-06:00-4）

【グーグルのアップデートでスマホ非対応のサイトは大ピンチ！】　うわぁぁぁ！ Googleがまた余計なことを！
　試しに，Googleが提供する「モバイルフレンドリーテスト」に私のサイトの「トップページ」のアドレスを入れてみたら，評価してもらうどころか，エラーが発生して評価すらしてもらえません。「更新履歴」を入れてみると「モバイルフレンドリーではありません」の表示が！

　そりゃぁ，そうだろうなぁ。何しろこのサイト，Googleがこの世に登場するはるか前から記事を書き溜めていて，最初期のHTMLの仕様でプログラミングしていますから・・・。
　で，Google様からのありがたい宣言文を読むと

◆	ズームしなくても判読できるテキストを使用していること
◆	ユーザーが横にスクロールしたりズームしたりする必要がないよう、コンテンツのサイズが画面のサイズと一致していること
◆	目的のリンクを簡単にタップできるよう、それぞれのリンクが十分に離れた状態で配置されていること

　この3点で引っかかってしまうようです。・・・ってことは，数万あるこのサイトのHTMLファイルをすべて書き換えないとダメ？うわぁぁぁ，そんなのやってられないよぉ！

　今回のGoogleの~~余計なお世話~~ 改善により，スマホ誕生以前からネットに発表されてきた人類の英知ともいうべき膨大な情報や研究成果が，Googleの一方的な判断でネットの表舞台から見えにくくなり，よほど積極的に検索しないと，先人が積み重ねてきた膨大な知識や情報に接することができなくなるかもしれません。
　『講談　英語の歴史』のレビューにも書きましたが，韓国では「漢字を廃止して全てハングル文字にしよう」という運動が朴正煕政権下で進み，1980年代なかばには，韓国の新聞・雑誌から漢字は姿を消したそうですが，その結果何が起きたかというと，「数十年前の韓国で書かれた記事・論文が読めない」という現象です。自国の先人が書いた叡智の結晶にアクセスできなくなったのです。
　今回のGoogleの措置は，下手をするとこれと同じことになりかねません。

　もちろん，Googleは「ネット使用者の多数派はパソコンでなくスマホでの利用者だ。その多数派の利便性を高めるのは当然だ」と考えて，むしろ善意での仕様変更なんでしょうが，なんだか釈然としないのです。「スマホ利用者の利便性」も重要ですが，「ネットは人類の英知の蓄積である」という面に対しあまりにも無頓着に思われます。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0422-06:00-5）

2115/04/21

【07:00】

　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0421-06:00-1）

　「糖質制限でガン細胞を兵糧攻め」についてのメールです。

　私は、一昨年腎臓癌を発症し、左腎を摘出手術してから、糖質制限を始めた者です。
　夏井先生のガン治療についてのお考えは、全く正しいと思っています。糖新生による血糖値と食後の血糖値を比較すれば、糖質を全く摂らなくても、「兵糧攻め」など出来ないことは、明白だと思います。
　私も糖質制限をやっているのですが、食餌療法で癌を治癒できるとは、思っていません。「ガン細胞を兵糧攻め」にするというのは、医療に疎い人に対するスローガンと考えるべきでしょう。

　ただ、癌の摘出手術を受け、抗癌剤などもやっていない状態だと、患者が癌に対して出来ることが何も無く、ただ再発に怯えていなければなりません。少しでも、治療に有効だと思えることをやり、安心感を得たいのです。
　その意味で、癌患者が糖質制限をやることは、本人が苦痛を感じない限り、有意義だと思います。

　がん細胞の増殖を遅らせて、通常の社会生活を送り、癌以外の原因で死を迎えられれば、私の勝ちです。
　目指せ　天寿癌！

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0421-06:00-2）

　「シャンプーレス」についてのメールです。

　私もベタつき＆フケ（？）の多さでシャンプーレスがしっくり来ない組です。髪は後ろで一つに束ねています。
　髪質そのものは良いのですが、起床時必ず白い粉が乗っており、落とそうと手櫛を入れると固い脂（？）がこびりつきます。これがまた、石鹸でもなかなか落ちないです。熱い湯を使ってもベタつきは落ちないどころか、髪はゴワゴワになるし乾燥肌もエライことになります。そのうち体が覚えてくれるのかなと続けつつ、早二年……でしょうか(^_^;)

　今までクエン酸の話はあまり意識していなかったのですが、4月13日の方のメール記事を拝見し、ようやくクエン酸の使用を決意しました。
　しかし、手元にクエン酸はなかったので、血迷っておやつ用の梅（ダイソーにある「もっちりして梅ぇ！」とかいうしっとり系干し梅）をすり潰してシャンプー代わりに頭に塗りこんでみました。クエン酸って梅とかレモンとかの酸っぱい成分ですよね。（素人）
　結果、髪がさらさらになりました。（笑）　これは当たりかもしれません。後日、ダイソーにてクエン酸を仕入れたので、過去ログを参考にしつつ試してみようと思います。（ベタつきは一発KOだったので、主にフケの様子見になります）
　改めてクエン酸の話＆ススメをして下さった方々に感謝致します(-人-)

　そもそも私がシャンプーレスをしようと思ったのは「シャンプー代と時間をケチるため」でした。シャンプー洗髪もクエン酸洗髪も「何かを使って洗い流す」という点では同じで私の狙いは外れたかもしれませんが、シャンプーの「お化粧感」がないのは快適です。（私は体臭よりも化粧の香りの方がずっと気になる人種です。たまに強烈な脂臭さでグエッとなる時もありますが、化粧とは違い「生きている以上仕方ないか」と諦めがつきます。他人である以上、家族よりも物理的に距離を取りやすいというのもあるでしょうか）

　ところで当方、クエン酸は人生で初めて使うのですが、クエン酸に種類とかはあるのでしょうか？　今回手に入れたのは一応「お掃除用」とのことですが……。（説明を見る限り完全に薬品扱いのようです。食べちゃダメなの？）

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0421-06:00-3）

　「ニキビとニキビ跡」についてのメールです。

　当方「基本はスーパー糖質制限だけど、一度落ち着いたから体調を見ながら糖質も食べちゃうよ（結果的に一日100～200g）」という、セイゲニストを名乗れぬ雑すぎるスタイルなのですが、目立つニキビの発生率は落ちております。
　23歳女、化粧と石鹸は全く使わず、気が向いた時に白色ワセリンを塗る生活です。ちょっと乾燥肌で粉を吹きがち……(；´∀｀)
　私の体感的には、レストラン等で米料理を食べちゃうと次の日に白ニキビが出やすい気がします。高糖質食日が続くとある日突然発生、なんてことも。ちょっとお菓子やパンを食べるくらいだと大丈夫みたいです。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0421-06:00-4）

　「糖質制限でガン細胞を兵糧攻め」についてのメールです。

　そういえば、ガンと糖質制限については、2012年12月5日の更新履歴でも、こちらの腫瘍内科の医師のサイトが記事になっていました。
　この時夏井先生はエビデンスに対する考え方でこの医師を批判していましたが、それに対してこの医師はその後こんな記事を書いています。
　私はこの医師のエビデンスに対する考え方は別に良いと思いますが、この医師はそれより１年前の2011年の12月に「炭水化物摂取はがんにどういう影響があるか①?⑩」を連載記事にされていて、癌再発予防中の私としてはとても参考になりました。

　糖質制限がガンの進行を止めたり縮小させる事は出来ないにしても、ガン細胞の最大の餌である糖質を制限する事で体調が良くなって免疫力が上がる事も相乗効果としてガンの成長をある程度抑止できるのではないかと思いますので、やはりガン患者にも糖質制限を勧めるのは良いのではないかと思います。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0421-06:00-5）

　「糖質制限でガン細胞を兵糧攻め」についてのメールです。

　人間の肝臓は、いったいどれくらい働き続けられるのでしょうか？「限界」は無いのでしょうか？これは臓器全てに関する疑問でもあります。

　以前、動物の生態に関して詳しい知人から、「動物の心臓は鼓動する回数がだいたい決まっている」と聞いたことがあります。言い換えれば、「一つの心臓が鼓動を打てる回数には限界がある」と言うことです。人やそれぞれの動物の種の違いとは別に、「心臓」と言う臓器は、だいたい一定数の鼓動を打つと限界が訪れる、と言うのです。例えばネズミと象を比べた場合、ネズミの鼓動は速く打ち象の鼓動はゆっくりと打つので、私たちの時間単位で見る時に「ネズミは短命で象は長生き」となる、と言うことです。心臓の鼓動の速さはその動物が小さいほど速く、大きくなるほどゆっくりになると彼は言っていました
　これがどれだけの信憑性があるのか、あるいは彼独自の説なのか私にはわかりませんが、私の文系脳には興味深い内容であり、一定の説得力がありました。

　そこで、そこから思考を回らせてみると、食事によって摂取しなくなった糖を補うために行われる糖新生（この辺りの仕組みを正確に理解出来てはいないので、おかしなことを言っていたら正しく訂正して読み進めて下さい）のために、肝臓はその働きを増す必要があり、心臓で言うなら鼓動を速めることになったり、私たちの日常で言うならば”過労”のような状態になることはないのでしょうか？心臓に鼓動を打てる限界があるとするなら、肝臓にも、解毒や糖新生等ために働き続けられる限界のようなものがあったりはしないのでしょうか？もしもそれが存在するとするのなら、糖質制限は、特に末期癌を患っているような患者さんにとっては、生命を維持する上で大きな負担となったりはしませんか？

　科学に関しては無知と言えるほどの知識しかない者の、愚問かも知れません。
　「動物のサイズと心臓の鼓動回数」について書いていたのはこの本。面白い本です。

書籍版 Kindle版

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0421-06:00-6）

2015/04/20

【07:00】

　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0420-06:00-1）

　「豚皮揚げを食べる会 in 静岡」ですが，募集人数に達しましたので，募集終了とさせていただきます。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0420-06:00-8）

　「ニキビとニキビ跡」についての質問メールです。皆様，いかがでしょうか。

　読者の皆様にお伺いしたいことがあります。
　当方34歳女昔のニキビ跡が加齢によって目立ち始めました。若かったころは、ニキビ跡ができても何とか肌の張りで跳ね返していたのですが，ここ1年ほど、やる気をなくした毛穴たちが目出ち始めました。

　現在の状況:

◆	糖質制限:スタンダード～プチを5年目
◆	目立つ場所:鼻、おでこ、鼻周りと、一般的にTゾーンと呼ばれる部分。
◆	化粧:ポイントメイクのみ。
◆	化粧落とし:白色ワセリン
◆	基礎化粧品:白色ワセリンのみ

　糖質制限を初めて、炭水化物の種類によってニキビの出方が違うことがわかりました。

◆	米:好発(お付き合いでたまに食べたおちゃわん1杯で翌日顎に2-3個できます)
◆	パン:やや発(食べた2日後くらいに顎に2-3発)
◆	パスタ:パンよりはましだが、やや発

　要は糖質がニキビの引き金のようです。
　MEC食を実践されている方、糖質制限を始めてお肌が変わったよという方、よろしくお願いいたします。
　何をどのくらい召し上がっていらっしゃるかも併せて教えていただけると幸いです。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0420-06:00-2）

　「糖質制限でガン細胞を兵糧攻め」についてのメールです。

　私は福田一典先生のこちらの「中鎖脂肪ケトン食療法」を良く見させて頂いているのですが、確かに糖新生のことには触れておらず「兵糧攻め」と言うには難があるように思っていました。
　ただ、ケトン体のアセト酢酸とβヒドロキシ酪酸にはそれ自体に抗がん作用があるとのことですので、そちらの方からの攻撃との合わせ技で効果は上がるのではないかとも思います。（福田一典先生のブログ『「漢方がん治療」を考える』も参考にさせてもらっています）

　因みにもし私が今、癌を発症したならば、ケトン食にプラスして「高濃度ビタミンC（VC）療法」も行いたいと思います。VCの構造がグルコースに似ているので癌細胞のGLUT4がVCを取り込んでしまい、抗酸化作用で自滅するらしいのですが、であるならば糖質制限・ケトン食との合わせ技とすればケトンの攻撃力を倍増させると思うのですが、如何でしょうか？

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0420-06:00-3）

　「糖質制限でガン細胞を兵糧攻め」についてのメールです。

　ただの素人です。
　がん細胞がミトコンドリアでの代謝を抑えている理由について、銀座東京クリニックの福田一典先生は、がん細胞のミトコンドリアには機能異常があり、酸素をつかったエネルギー産生において活性酸素が発生しやすい状況になっているため、と言われています。
　つまり、ミトコンドリアが使えないのではなく、使ってしまうと大量の活性酸素が発生するため、それによってがん細胞自身がダメージを受けるということなのだそうです。なので、がん細胞はやむなくブドウ糖を使うことを選択している、という事だと思います。

　また、糖質制限によるがん抑制効果についてですが、ブドウ糖を減らすことでがんのエネルギー源を遮断する（実際には完全に遮断できないわけですが）以外にも、ケトン体そのもののがん抑制作用もあるようなので、がん患者が糖質制限をする意味がないわけではないと思います。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0420-06:00-4）

　「糖質制限でガン細胞を兵糧攻め」についてのメールです。

　ガンの兵糧攻に関して、「福田一典先生」が丁寧に解説なさっておりました。
　　　　　⇒【420)頭頚部がんとケトン食】

　ガンが進行すると身体が衰弱するのは、解糖系の亢進により、乳酸の産生が増加するのが原因ではないかと推測しております。
　近藤誠氏の本によりますと、免疫系は、「癌細胞は生体の細胞の一部とみなしているので」これは働かないと仮説を立ていますが、どうなんでしょうか？

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0420-06:00-5）

　「糖質制限でガン細胞を兵糧攻め」についてのメールです。

　内科医です。
　糖質、癌の糧・・・の記事を読んでずっと気になっていましたが、今朝のメール紹介で多くの先生や読者の方々から私と同じような疑問を持っていたことを知り少しほっとしました。
　また、夏井先生自身も糖質が絶対糧であるという考えを素直に考え直すという姿勢にも敬服しました。
　私の友人も現在癌を患っているのが数人おりまして、極力糖質制限するようにとアドバイスをしていたのですが、少々とまどっています。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0420-06:00-6）

　こんなメールも頂きました。

　門脇病院長、年貢の納め時です
　　　　　⇒【医学部教授「巨額副収入」】

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0420-06:00-7）

　「糖質制限でガン細胞を兵糧攻め」についてのメールです。

　ガンは「遺伝子異常による病気」ではなく、「ミトコンドリアの異常による病気」、つまり代謝病である、という面白い本があります。

１）	Cancer as a Metabolic Disease: On the Origin, Management, and Prevention of Cancer (2012) by Thomas Seyfried
２）	Tipping Over the Truth: The Metabolic Theory of Cancer (2014) by Travis Christofferson
３）	ガンの８０％は予防できるーミトコンドリアがガンの謎を解く！（2014）崎谷博征

　１）の著者はボストン大学の生物学者で、「ガン細胞は酸素があっても解糖を行う」ことを発見したワールブルグのお弟子さんです。
　２）は、１）の（一般読者を対象にした）解説本です。
　３）の著者は、１）の説に基づいてガンの予防＆治療を実践している医師です。
　上記の本にケトン食を利用したガンの予防＆治療法についも書いてあります。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0420-06:00-9）

　こんな質問もいただきました。

　先生は、医師・執筆業・ピアニストと、様々な分野で活躍されております。

◆	医療では湿潤療法や糖質制限で、今や「時の人｣。
◆	執筆業では、次々とベストセラーを上梓。当サイトでも、著書に匹敵する内容の論評や書評を多数掲載している。
◆	ピアニスト。１１日の豚皮揚げの会で、初めて先生の演奏を聴いたのですが、やはり凄みがありました。「ピアノとは迫力があり且つ躍動感のある楽器｣という事を、先生の演奏で初めて認識させられました。

　先生ご自身では、どの分野を一番得意と思われているのでしょうか？
　大抵の人々は、得意とするものが一つでもあれば御の字です。先生は得意分野を多数持たれ、しかも「器用貧乏｣に留まっていない事にはいつも驚かされております。

　私は「できること」が極端に少ないです。スポーツは全くダメ，ピアノ以外の趣味はなし，旅行に行きたいとも思わないし，美味しいものを食べたいとも思わない（茨城県の石岡にいた時は，4年半，夕食は同じものを食べていました）。仕事で必要な本以外は手に取りません。
　だから，早朝起きて，パソコンを開いてサイト更新記事を書き，病院に行って仕事をし，帰宅後もずっとパソコンを開いてメールの返事を書き，次の本の原稿を書き，疲れたら寝る・・・という生活をほぼ毎日，繰り返しているだけです。休日も祝日も連休中も同じです（休日はたまに散歩するくらい）。それ以外のことは全くしません。365日，同じことの繰り返しなので，家族に呆れられています。
　私に何か才能があるとすれば，毎日同じことをずっと続けていける能力でしょうか。ピアノサイトの頃から19年間，ほぼ毎日ホームページを更新し，毎日3例ずつ治療例を発表し続けています。
　50代終わりになってもピアノで超難しい曲に挑戦するのは，たった一つしかない趣味がピアノなので，それが下手になったら趣味がひとつも無くなってしまうからです。だから，人前で弾く機会があれば，その1ヶ月くらい前から死に物狂いで「ホロヴィッツの星条旗」を練習します。

　私が敬愛する作曲家セザール・フランクは弟子たちに「極めて少ないことを極めてよく書け」と教えたそうです。フランクを心の師とする私は師の教えに従い，自分ができる数少ないこと（医学，ピアノ，文章書き）だけを「よく書く」ようにしているだけです。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0420-06:00-10）

2015/04/18

【07:00】

　「糖質制限：食事を教えて下さい」に［うどん屋チェーン店のモツ鍋］を追加しました。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0418-06:00-6）

　「糖質制限でガン細胞を兵糧攻め」についてのメールです。

　内科医です。
　糖質制限でガン細胞を兵糧攻めができる」というのは本当なのだろうか、ですが私もそう思っております

　仕事がら数多くの癌患者さんを診療してきました。
　特に癌患者さんは末期になるとやせ細って独特の「がん顔貌」となってきます。思うに増殖したがん細胞がエネルギーとなる「糖質」を全身からかき集めているような状況ではないかと思っています。
　肝臓からの糖新生では足りなくなり、脂肪、筋肉などからも一斉に最後の手段としての糖新生が行われ、それをがん細胞が食い尽くしているような気がします。そのため全身の脂肪、筋肉も糖新生に動員されて消耗されてしまうのではないかと考えてしまいます。
　要は兵糧攻めにあった者（癌細胞）が、足りない食料を求めてあちこちから略奪に走り、そのため土地（全身の各組織）は荒れ地となってしまうパターンではないかと想像しています
　肝硬変の末期も同様に考えると「肝臓でできなくなってしまった糖新生を他の部位で補おうとするために各組織が消耗されてやせ細ってしまう」のかもしれません。

　糖質制限は予防になるかもしれませんが、一旦暴走し始めたガン細胞には直接的な効果が無いのではなかろうかと漠然と思っている今日このごろです
　私の思い違いであればよいなあと思っていますが誰か反論していただけませんか？

　追伸：その昔、癌専門病院の院長に「なんで末期になると、患者さんはあんなにやせ細ってしまうのでしょうか？」と質問したことがあります。
　院長いわく「それはじゃなあ、がん細胞からある種のインターロイキンが放出されて、そのためにやせてしまうんだよ」としたり顔で説明されていたことがありましたが今思うといい加減な返事だなあと思ってしまいます

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0418-06:00-1）

　「糖質制限でガン細胞を兵糧攻め」についてのメールです。

　先生の今日のコメントは、確かに納得させられました。私も、厳しい糖質制限によってがんを兵糧攻めにできると思っていましたが、確かにゼロにすることはできないですから、最低限のブドウ糖は血中に確保されますね。
　しかし、がんの治療法として、小食や絶食が有効である理由としては、糖質制限によるがんのえさ補給を減らすことではないかと思っています。しかし、食事を減らすのは、正常細胞の働きも弱めるので、糖質制限が最も有効ではないかと考えています。

　先生も書かれているように、日本人は糖質の過剰摂取だと思っていて、それが、がんのみならず、色々な病気の原因になっているのだろうと思っています。
　私は、医者でも何でもなく、専門知識も持ち合わせていないのですが、アクチュアリーという応用数学を用いる専門家でして、論理的に物事を考えて実証データで確認して問題解決を図る仕事をしているのですが、糖質の過剰摂取の弊害は、論理的にも実証データ的にも明らかではないかと思っています。

　私のブログです。
　　　　　⇒【優しく生きたい】

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0418-06:00-2）

　「糖質制限でガン細胞を兵糧攻め」についてのメールです。

　リハ医兼神経内科医です。ガンと糖質について、私も疑問に思うことがありますのでメールしました。

　江部先生の「糖質制限食パーフェクトガイド」p199「ガン細胞はケトン体を使えない」を読んでからずっと気になっていました。ガン細胞のミトコンドリアにはβ-OHBDH(β-hydroxybutyrate dehydrogenase)とSCOT(succcinyl-CoA: 3-ketoacid CoA transferase)の片方または両方に不備があり、TCAサイクルを回せないためケトン体を利用できないというくだりです。
　ワールブルグ効果として知られていますが、あのしぶといガン細胞がそんなひ弱な面を持っているんだ…　でも、PETで描出されにくい肝臓・前立腺ガンや高分化型肺ガンなどではブドウ糖以外も使っていそうです。

　ガン細胞がブドウ糖しか本当に利用できないのか調べていて「ガンは抗ガン剤などのストレスに対抗するために、糖代謝をペントースリン酸回路へ一時的にう回させて抗ガン剤を効かなくさせる作用（解毒作用）を獲得しつつ、ガン自身のエネルギー源であるＡＴＰをも確保できるように巧妙に代謝系を利用し、生き延びるようとするあざとい仕組みを持っている（平成26年3月17日科学技術振興機構　慶應義塾大学医学部）」という発表を見かけましたが、結局出発点はブドウ糖らしいです。

　出所が良くわからないのではっきりしませんが、ガン細胞はミトコンドリアの機能を落としておくことでアポトーシスを防いでいるという説もあるそうです。

　やっぱり物事はそう単純ではないと思います。なんでガン細胞が好き好んで解糖系しか使わないのか、わけがありそうです。何か企んでいそう…　ガン細胞だっていろいろあるでしょうし。

　知りたいけれど、周囲にこんな話題に付き合ってくれる人がいません。ちょうど先生が記事にしてくださったので、うれしくてメールしました。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0418-06:00-3）

　「糖質制限でガン細胞を兵糧攻め」についてのメールです。

　私も先生と同様、糖質制限によってガンの発生を抑えたり成長を遅らせる事は出来ても、すでにある程度大きくなっているガンに対しては糖質制限の効果は余り期待できないのではないかと思います。

　私はスーパー糖質制限を始めて4年目になりますが、一昨年末に胆嚢炎と言う診断で、胆嚢と癒着していた上行結腸を開腹手術で摘出したところ、病理検査の結果で3センチ程度の胆嚢のガンが大腸に浸潤していたステージⅢｂと言う判定が出て、大変驚きました。

　これによって、糖質制限では残念ながらある程度のサイズになったガンの進行を防ぐ事は出来ないと思いましたが、逆に手術によって見える部分は全て取り除いて相手は顕微鏡サイズになったのをポジティブに考えて、再発予防のために新たに免疫療法を受けると共に、もっとストイックな糖質制限を行って現在に至っています。

　毎日5000個発生するガン細胞を退治しているのは自分の免疫細胞と言われていますが、私の考えでは、糖質制限によって腸内環境を始めとして全体定的に体調が良くなり、そのため免疫力が上がって活性化した免疫細胞が再発しようとするガン細胞を潰してくれるのではないかと期待しています。

◆	【がん対策推進企業アクション】
◆	【腸内環境がとっても大切】

　とても予後の悪い胆嚢ガンでもとりあえず術後1年4ヶ月経過していますが、今のところ定期的なフォローでも異常がないどころか、血液検査の数値も全て基準値範囲内でとりあえず絶好調な状態が続いています。

　もちろんこのままこの状態が続くことを祈りながら過ごしています。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0418-06:00-5）

　「口内炎」についてのメールです。

　歯科、皮膚科の諸先生方をはじめ、皆様にアドバイスをいただき、ありがとうございます。
●薬の副作用について。
　薬局からの説明書には口内炎を副作用にあげているものはなかったので、ネットで調べましたら、タケルダ錠と、ニコランジルにも口内炎がありました。次の診察時にはその事を言ってみます。多くの種類の薬を飲んでいることも、影響があると思います。言い方が極端かもしれませんが、心臓の先生は心臓が、歯科の先生は歯が治ることだけ、を考えておられると思います。多くの薬を飲んで心臓が良くなったとしても、痛みや体調不良で日々の暮らしの質が悪くなったら、本末転倒というか、私の望むところではありません。そういうことも相談してみます。

●塗り薬について
　食事の前にもケナログかワセリン塗布というアドバイスを、試しています。

●唾液分泌について
　夜は口が渇かないよう、以前からマスクをしています。耳の下を揉んで唾液を出すというのを実践してみます。

　口内炎がある程度治ったら、また、報告させて頂きます。ありがとうございました。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0418-06:00-4）

2015/04/17

【07:00】

　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0417-06:00-1）

【「野菜たっぷりちゃんぽん」の“ちゃんぽん麺なし”バージョン　「野菜たっぷり食べるスープ」が販売開始】
　ついに，麺なしちゃんぽんが全国のリンガーハットで食べられるようになったようです。絶対に食べに行くぞ！
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0417-06:00-2）

　「豚皮揚げを食べる会 in 東京」に参加された方からのメールです。

　先日は豚皮揚げを食べる会in東京、大変楽しく参加させて頂きました、ありがとうございました。
　幹事のまどかさん、ポークおじさんもお会いできて嬉しかったです。
　会場の下北沢は初めて、お会いする方々も初めての初めてづくしで、行く電車の中では不安になったりもしましたが…なんてことはない、すっかり楽しくてしっかり２次会まで参加しました。
　初めまして、でも糖質制限というワードでどこまでもつながることが出来とても感動です。
　またぜひぜひ参加したいです！！

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#）

　「口内炎」についてのメ..ールです。

　口の中の乾燥、つまり唾液の分泌が少ないことからとは考えられないでしょうか？
　この3年ほど、遠方の実家で一人暮らしの88歳の母の軽度認知障害と口内炎と「闘って」いる素人の経験からですが、市販の○○○ﾗBB+を服用しても、ケナログを塗っても、なかなか治らなかった口内炎が、最近はあまり気にならなくなったようです。
　入れ歯に付きにくいガムを噛む、耳の下から顎の辺りをさすって唾液腺を刺激する、加湿器で部屋の乾燥を防ぐ（冬）、殺菌効果があるというココナッツオイルを舐める、水分補給をこまめにする、歯と入れ歯を清潔に保つ（もちろん歯みがき粉は使わないで）・・・などをしてもらうようにしましたら、「口の中が荒れて入れ歯に当たって痛い」という母の訴えは少なくなりました。
　どれが効いているかはわかりません。
　もちろん、ご飯は食べないで、牛肉とチーズ、玉子を食べるように言っています。野菜は言わなくても食べているので。

　年を取ると唾液量が減るそうです。
　福岡ミライクリニックの今井先生という方が鼻呼吸の本を何冊か出していらっしゃいますが、これも参考になるかもしれません。
　「あいうべ体操」で口の回りと舌の付け根の筋肉を鍛え、就寝時は口テープで乾燥？口呼吸？を防ぐ。お金はかからないしすぐにできるので、試してみてはいかがでしょうか。
　舌が上顎に付いている状態が舌の正しい位置だそうです。

　母の処方薬はシロスタゾールとビタミンB12くらいなので、薬との関係はよくわかりません。
　唾液には脳の神経伝達物質の材料になる物質が含まれていると脳神経外科の先生がおっしゃっていました。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0417-06:00-4）

　私の思い違いかもしれないが，「ガン細胞の主たるエネルギー源はブドウ糖なので，糖質制限でガン細胞を兵糧攻めができる」というのは本当なのだろうかと疑問を持っている。
　なぜなら，動物の体は血糖を一定値に保とうとする機能が備わっていて，とりわけ，低血糖にならないように5種類ものホルモンを備えているからだ。だから低血糖状態になると速やかに肝臓で糖新生が起こり，血糖値は正常値に戻るわけだ。だから，糖質ゼロの食事でも血糖値は100mg/dl前後に保たれているわけだ。
　この血糖は主に脳が消費するが，ガンが体内にあれば，ガン細胞（主にブドウ糖をエネルギー源とする）もブドウ糖を取り込むはずだ。そして，ガン細胞がブドウ糖を消費して血糖値が下がれば，自動的に糖新生が起こり，血糖値は正常に戻り，それをまたガン細胞が消費する，ということの繰り返しになっているのではないだろうか。
　つまり，糖質制限中もガンは成長することになる。もちろん，大量に糖質を摂取したり，高カロリー輸液したりする場合よりは成長は遅くなるだろうが，肝臓での糖新生が続く限り，ガンは血中のブドウ糖を利用してゆっくりと成長を続けるはずだ。
　たとえ血中ケトン値を高める食事をして脳がケトン体を使うように仕向けたとしても，肝心の血糖値が一定値以下にならない以上，「脳はケトン体，ガンはブドウ糖」という使い分けが起こるだけではないだろうか。

　もちろん，糖質制限をすることはガンの発生そのものを減らせるだろう。糖質摂取後の高血糖で分泌されるインスリンは細胞分裂を促進させるホルモンであり，細胞分裂が多ければ多いほど，異常細胞が作られる可能性が高くなるからだ。
　また，糖質制限で高血圧やら高脂血症やら肝機能障害やらを正常化させることは，体を健康に保つために重要であり，場合によってはガンを発生させにくい体になるかもしれない。
　しかしそれでも，いったんガンができてしまったら，糖質制限で血糖値が上がらないようにしてガンに余計な栄養を与えないようにすることくらいはできても，それ以上の効果（ガン縮小など）は期待できないのかもしれない。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0417-06:00-5）

【史上最大の噴火は世界をこれだけ変えた】
　この本を読むとわかりますが，1812年から15年にかけて数回噴火したタンボラ山は紀元1年以後では最大規模の火山噴火です。その直前のアイスランドのラーキ火山噴火，浅間山噴火などもあり，おまけにダルトン極小期と重なったこともあり，地球の平均気温は2℃近く下がりました。これは東京（平均気温15.4℃）が宇都宮（平均気温13.8℃）にいきなり移動したようなものです。
　しかし，ホモサピエンスが体験した火山噴火となると，7万3000年前のトバ大噴火はタンボラ山噴火をはるかに凌ぐ規模でした。
　ちなみに，現時点で最もやばそうなのがアメリカのイエローストーン国立公園。これは60万年ごとに巨大噴火を繰り返していて，前回の噴火から64万年を経過しています。地下にはすでに大量のマグマが溜まっていることが確認されていて，いつ巨大噴火しても不思議ないという研究者も多いようです。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0417-06:00-6）

【遺体は溶かす方がエコ、でも…な「液体火葬」って何？】
　私が死んだらこの方法で処理してもらってもいいな。人間も他の生物も「死んだら生ゴミ」ですから（20年ほど前に父親の最後を看取って以来，こう考えるようになりました），遺体の処理はなるべく安上がりで環境負荷がなるべく小さい方法がいいです。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0417-06:00-7）

2015/04/16

【07:00】

　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0416-06:00-1）

　「豚皮揚げを食べる会 in 東京」に参加された方からのメールです。

　先生、幹事さん、林さん、そして参加された皆様ありがとうございました。
　今回のミッション＠東京・・・この会への参加＆娘の公演・・・無事完遂！昨日福岡に帰って参りました。
　素敵なピアノを聞きながら，一列に並んで、見るか見られるか究極の選択をしたトイレの話に大笑いし，果物好きセイゲニストの苦悩を語り合い，大学の後輩にも出会えたし、バレエの話、留学の話，時間を忘れてあんなにたくさんおしゃべりしたのに。
　血糖測定器をネットで買う話をもうちょっと詳しくできなかったことや，宝塚の話をしてない！とか心残りもたくさんあって・・・。
　いつかまた皆さんにお会いできることを楽しみにしています。本当にありがとうございました！

　夏井先生、幹事のまどか様、二次会引継ぎ幹事様、ポークおじ様には本当にお世話になりました。
　つくづく実感しましたが、人間見た目が10割です。もともとの造作はさて置き、見た目には内面もちゃんと丸出しになるもんだなぁと感心しました。
　今後、デブで不細工で不健康そう（ここ重要）なのに糖質制限を非難する輩の発言は放置することにします。
　開始前は4時間初対面の相手と会話なんて出来るんだろうか？と思っていましたが，皆様、自分の頭で考えて生活している方々なのでまったく問題ありませんでした。

　なので、迷っている方はぜひ、静岡の会に参加してください！
　行かないなんてもったいないです。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0416-06:00-2）

　「口内炎」についてのメールです。

　歯科医です。
　タケルダ配合錠（アスピリン）には副作用として口内炎が記載されてますね。薬はあくまでも体本来の働きを阻害させることによって症状を消すための物であるという認識が必要なのではないでしょうか。
　そもそもそれだけ多くの薬を服用していれば、相互作用なんて誰も知らないわけで、むしろ口内炎はあくまで表に出ている症状で、他にも不顕性の症状があると考えるべきだと思います。
　同じような作用の薬は減らして経過を見てくれる医師に相談されるのがよろしいかと。
　それからケナログが口内炎（粘膜欠損）を治療というのは創傷にステロイド塗るのと同じですね。ステロイドなので痛みは消えるでしょうが。保護するのであればワセリンですよね。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0416-06:00-3）

　「匂いに関する相談」についてのメールです。

　【オナラのメカニズム～人体の不思議～】
　この記事を紹介します
　要は、腸内細菌が腐敗型・・・臭いオナラ
　本来、腸に届く前に消化吸収されるべきタンパク質なのに...しかし、善玉菌の多くが、糖質をエサとしているわけですから、エサが無くては衰えてしまう
　つまり、善玉自体が腸で生きていない事には、臭い物質が腸で産生され、臭いおならとか、体内に吸収され汗とかな臭い体臭となるのではないでしょうか？
　したがって、体臭や臭いおなら対策は、善玉菌の供給か、善玉菌を維持すべくエサの供給でしか無いように思われます。
　対処療法ではなく、原因となる元から断つべきでしょうね

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0416-06:00-4）

　「口内炎」についてのメ..ールです。

　歯科医です。
　口内炎ができてしまった患者さんには、特別な疾患が原因でなければよく栄養をとってしっかり睡眠と休養をとるように指導して終わりです。風邪をひいていたり過労だったり抵抗力や免疫力が落ちている方が多いです。これからは「歯磨剤の中止」も指導項目に入れようと思っています。
　以前「医者なんだから何か薬を出せ」と迫ってきた患者さんがいらっしゃいましたが、指導のみで済ませたところ翌日「おたくが薬を出さないから口内炎がひどくなった」と電話がありました。よくよく話を聞いてみると、自分で薬屋で含咀剤（リステリン）を買ってきて使っていたそうです。ひどくなるのは当たり前ですね…。
　それ以来、薬を求めてくる患者さんにはケナログを処方してます。薬効を期待してではなく、患者さんの満足のためです。除痛するためならワセリンで十分です。
　歯科医の方の「唾液が最高の歯磨剤」というお考えには賛成です。糖質OFFの、理想的な口腔内環境（理想的な口内フローラ：細菌叢）が確立してしまえば、歯磨きという概念すら必要ありません。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0416-06:00-5）

　「ペットフードについての疑問」についてのメールです。

　歯科医です。
　ご存知のように我が家では猫を飼っています。今いる子は昨年秋に産まれた子たちで、この子たちの前にも約２０年間で十数匹の猫と暮らしてきました。猫特有の感染症で亡くなった子もおりましたが、がんや糖尿病など人間と同じ疾患にかかる子も多かったです。子猫の時からずっとドライフードを与えており、それが災いしたのだと思います。ドライフードはドライにする（固める）ために相当な割合で穀物を使っているわけで、たとえ糖尿病療法食のフードといっても炭水化物を大量に使っている点ではほかのドライフードと50歩100歩です。糖尿病にかかった子は数時間おきに耳から採血し血糖値を測り、インスリンを打つ、という人間と同じ苦痛を味わわせてしまいました。量を誤ると低血糖でふらふらになりあわててシロップを飲ませたり、本当にかわいそうでした。そして私も疲労困憊でした。

　ドライフードは飼い主の手間を省くためのファストフード、ジャンクフードです。メーカーのいうようにタウリンが入っているとかビタミンがどうとかあるのでしょうが、それ以前に炭水化物の塊です。嗜好性が高いので、途中からなかなか肉食への切り替えも難しいです。

　今までの経験と反省もふまえ、今いる子は最初から肉食です。スーパーで肉を買ってきて仕込んでます。仕込みに小一時間かかりますが、苦にはなりません。
　人間も動物も、食に関して正しい知識を持たず、手抜きをしたら慢性疾患に一直線だと思います。

　獣医さんのご意見もお伺いしたいです。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0416-06:00-6）

【http://irorio.jp/sophokles/20150415/221425/】
　太陽系内の惑星（例：火星），衛星（例：エンケラドス，エウロパ），系外惑星には宇宙人はおろか，生命体はいないと思っています。理由はこれ。この条件が重なることはまず無いですから。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0416-06:00-7）

2015/04/15

【07:00】

　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#）

　「湿潤治療：京都府」，「熱傷湿潤治療：京都府」，「粉瘤治療：京都府」，「湿潤治療の講演：京都府」に，京都市中京区の京都逓信病院・外科／安藤善郎先生を追加しました。これまで神戸逓信病院で熱心に活動を続けられていた先生です。
　京都は人口の割には湿潤治療をしている先生が少ないので助かります。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0415-06:00-6）

　「口内炎」についてのメールです。

　皮膚科医です。私はケナログを処方する時「毎食前後に外用」としています。
　その心は、ケナログの作用は糜燗を膜で覆って保護する事にあるのではと考え、食前に塗るのは食事中、食べ物の刺激から糜燗を保護するためです。
　ただ食前に塗ったものは食事中に取れてしまうと考え、食後は口をすすいで再度外用して次の食事まで糜燗を保護し治癒が促進されるのを期待しています。
　これで患者さんが治らないと戻ってこられた事はないのですが、普通の塗り方より治り方が速かったかどうかも検証ができていないので、一度お試しいただき結果をお教えいただけら幸いです。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0415-06:00-2）

　「口内炎」についてのメールです。

　歯科医です。
　口内炎ですが教科書にはビタミンB群の不足で起こると書いてあります。ビタミンB群を多く含む食品やサプリメントでよくなることがあります。薬剤服用によってビタミンB群の不足が起きるかは判りません。
　日常の歯科診療においては口内炎や歯肉炎が薬剤によって起きている印象はよくありますので、担当の医師に依頼して薬剤を変えていただくことがあります。
　医師が薬剤の副作用ではないと言われたら患者も歯科医師もお手上げです。
　それでも納得がいかない場合は、薬剤の効能書きを調べて副作用の欄に口内炎があれば変えていただけるかもしれません。

　医師は口内炎や歯肉炎には無頓着です。
　夏井先生も述べておられますが、歯磨剤の合成界面活性剤は口内炎の原因になります。私は30年以上歯磨剤は使っていません。大昔の地産地消の時代や文明と隔絶した地域の人たちは歯磨きしなくても虫歯にならずきれいな歯並びだったことは「食生活と身体の退化」に大変詳しく書かれています。
　では歯磨剤を使わないで何を使うか？唾液です。唾液には人体を守る為いろんな酵素、殺菌物質、免疫物質などが含まれています。唾液が最高の歯磨剤です。ただし研磨剤を含んでいないので茶シブなどが付着して薄汚れてきたら歯磨剤で落として歯を白くするのはいいでしょう。

　少し話がそれますが時々患者さんから「毎日歯磨きしているのになぜむし歯になるんだろう」とつぶやかれますが、歯垢は歯磨剤では溶けないし取れないのです。歯磨剤のコマーシャルは全て誇大広告です。歯ブラシが当たったところだけが物理的に歯垢が取れるのです。
　歯科医師がいない世界でむし歯になることは致命的です。昔は虫歯のためによく人が死んでいたようです。ですからむし歯になる食べ物は人の生存にとって不必要な危険な食べ物と言えます。むし歯は炭水化物特に砂糖で引き起こされます。たんぱく質や脂質では出来ません。糖質制限が理にかなっていることはこのことを考えれば当然です。
　歯科医師として言わせていただければ糖質制限したからむし歯や歯周病が減ったのではなく、むし歯や歯周病という本来人にとって致命的な病を引き起こすから糖質を制限するべきだと言う思いです。横道にそれて失礼しました。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0415-06:00-3）

　「豚皮揚げを食べる会 in 東京」に参加された方からのメールです。

　ピアノ演奏もまどかさんというパートナーがいて、楽しそうに演奏されていて、とてもよかったです。
　アルコールが少し入っているというのがまたいいんでしょうね。お酒を楽しく飲める人がうらやましいです。

　実は、食べ物リストを見て乾きものが多いなという印象でしたので、地元だし、豆腐を持って行って手軽に冷奴をつくろうか、とも思ったのですが、持ち込み式のパーティーでは残ることも多いし、今回は様子見、手ぶらで参加しました。
　おからコロッケにとてもとても感動しました。作った人の労力もさることながら、ご本人とお話をして、その温かさを感じ、ひときわおいしかったです。
　糖質制限ではないけど、イナゴの佃煮も初めて食べました。未来の主役になりそうな”昆虫食”ですね。

　自己紹介を聞いて、何人かお話をしたいという方もいましたができない方もいました。ちょっと残念。
　ポークおじさんは皮揚げのパッケージのような風貌と、優しそうな笑った目、あんまりやせてほしくないなあ・・・

　次回もぜひ参加希望。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0415-06:00-4）

　「シャンプーレス」についてのメールです。

　産婦人科医@27年目です。
　鼻の能力は普通です。分娩室も手術室もシャンプーの匂いはしませんねえ。羊水自体の匂いはありますが。
　羊水とシャンプー、子宮とシャンプーは有名な都市伝説です。情報元は助産師か産婦人科医がそのように言っているのを、誰かが聞いた、ということになっています。ダヴとかメジャーなブランドの香りがして泡立つんだそうです。その先の話としては、だから安全なものを使用しましょう！と自然系（？？）商品がでてきます。

>助産婦や産婦人科医が出産や手術の時に
>シャンプーの匂いがすると言っているのを見た時です。

　実際に目にした、という方は貴重です。

　バリエーションとしては

◆	パーマ、カラーリングで羊水／胎児に悪影響
◆	タンポンで子宮に毒性物質が貯まる
◆	紙と高分子吸収体でできたナプキンは、子宮に害がある／冷えの原因になる

　とかが、体に優しい（！）商品の宣伝とともに女性雑誌によく載っています。

　やはり商品を売るために流されたガセネタ・都市伝説だったようです。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0415-06:00-5）

　「匂いに関する相談」についてのメールです。

　シャンプーレスと匂い、その他に関して、私のコメントです。みなさまの何かのご参考になれば。

　当方、背中下ぐらいまでのロングヘアでシャンプーレスです。乾かすのにちょっと時間がかかるのが難点ですが、それ以外に不便は感じていません。
　洗髪前によく頭皮をブラッシングして、という方もおられるけれども、私はそれをすると余計なフケが出て気になるので、シャワーを浴びながら指の腹でそっとマッサージするだけです。
　たまに食べたものによってか、髪の匂いが気になることもありますが、そういう時には練り香水を使っています。指にちょっとつけて、髪の毛をいじって香りを移します。

　ボディソープも不使用です。体臭が気になったことはありません。たまに好きで香水をつけています。
　香水は、肌に向かって直接吹いてしまうとどうしても付きすぎになりきつく感じますので、目の前の空間、腰の高さくらいにシュッと一吹きし、その霧の中で優雅に一回転すると、ふんわりと香りをまとうことができます。
　もう少しかなと思ったら、もう一回同じことを繰り返します。
　体臭が気になるけれども香水はきつくて、と思っている方はぜひこの方法をお試しください。Miss Universe JapanのNational DirectorだったInes Ligronさんに教わりました。

　個人的には、ある程度動物本来の匂いがあった方が、香水のポテンシャルをぐんと引き出せると思っています。
　お化粧は普段はしませんが、気合いを入れたいときにアイメイクはばっちりします。メイク落としには白色ワセリンを使っています。当たり前ですが、とてもよく落ちます。洗顔剤も使わず、乾燥知らずです。

　糖質制限やシャンプーレスなど、せっかく面白いこと、いいことをしているのだから、そのよさを最大限に表現したいですね！

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0415-06:00-7）

2015/04/14

【07:00】

　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#）

　これまでに十数回，「豚皮揚げを食べる会」を開催していますが，「初対面同士なのに話が異様に合う」，「しゃべってもしゃべっても話題が尽きない」，「4時間では全然時間が足りない」という声ばかりです。そして，会場全体がハイテンションです。4時間通して全員が立ってしゃべっていて，椅子に座る人はごく数人。これほどハイテンションの立食パーティーはないと思います。
　その理由は，「周囲に糖質制限をしている人がいない／糖質制限に理解のある人がいない／家族のだれも理解してくれない」という人が集まっているからです。みんな，日常的に不満を感じていて，誰かにぶちまけたいんだけど，そういう場がない。
　しかし，この会場に一歩入ると，「炭水化物を食べなくても大丈夫な理由」を説明する必要もなければ，「日本人は昔からコメを食べていたのではないか」なんていう質問に反論する必要はありません。並んでいる料理は全て糖質オフか低糖質のものばかりだし，お酒も糖質ゼロのものしか並んでいません。余計なことを考える必要はなく，日頃思っているけど胸に閉まっていたことを話すだけです。すると，周りの誰もがそれに耳を傾け，アドバイスしてくれます。これで糖質セイゲニストがハイテンションにならないわけがありません。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0414-06:00-2）

　「匂いに関する相談」についてのメールです。

　江部先生、夏井先生の本とHPを参考に糖質制限を行っています。
　大便やおならは、実は糖質制限開始前から、協同乳業のLKM512という乳酸菌入りのヨーグルトを摂取していたので、糖質制限開始しても、量が減ったり臭くなったりしませんでした。協同乳業でLKM512を研究しているLKM博士のブログを「おなら」で検索すると、LKM博士ご自身の記事が出てきますので、ご参考まで。

　糖質制限開始してからは、市販の砂糖入りのヨーグルトは取れないので、通信販売で種菌を買い求め、牛乳に入れてヨーグルトメーカーで発酵させて自家製ヨーグルトとして摂取しています。
　通信販売では、顆粒タイプの乳酸菌も売っていますよ。

　なお、私はただのLKM愛好者で、協同乳業の関係者ではありません。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0414-06:00-3）

　「豚皮揚げを食べる会 in 東京」に参加された方からのメールです。

　先日は豚皮揚げを食べる会に参加させていただきありがとうございました。
　みなさま初めて会う方々ばかりでしたが、気さくな先生のお人柄を慕って集まった人ばかりで，とても楽しい時間を過ごす事ができました。二次会に参加しなかったのが心残りです。
　湿潤療法や糖質制限でいろいろ家族の間で苦労されている方も多く、また頑張って広めているかたもいたり、仲間がいるんだということに勇気づけられました。

　先生や幹事の方のピアノにはびっくりしました。私も趣味ピアノと書きましたが足元にもおよばず、間近で美味しいお酒を飲みながら聴く演奏に、贅沢な時間がながれていくばかりでした。

　夏井先生をはじめお話した方々に感謝いたします。ありがとうございました。
　この活動が広がり、将来、子供たちの教育や給食などで自然に受け入れらるようになることを望みます。
　「幹事のまどかさん」からのメール。
　皆さま
　土曜日は豚皮揚げを食べる会in東京にご参加くださいまして、どうもありがとうございました！
　キッチンの件など幹事として至らないこともたくさんでしたが、みなさんがものすごい団結力でもってどんどんお手伝いくださったお陰で、万事OKのとても楽しい会になりました。本当にありがとうございます。

　みなさんの明るさとパワーに私もとても元気をもらいました。
　さすが夏井先生のもとに集まるみなさま、よりよい方向へのパラダイムシフトを恐れない、柔軟で愉快な方ばっかりでした。

　そ美味しいお料理の数々、どんどん飲めてしまうお酒、一次会だけでも開場から5時間あったのに、あっという間でした。

　二次会では途中で失礼してしまい申し訳ありませんでしたが、次は一参加者として参戦、今度は皆さまともっとたくさんおしゃべりができるといいなと思っております。
　みなさまとの再会を楽しみにしております。

　Facebookで会の様子をアップしておりますので、よろしければ覗いてみてください。後ほどその投稿だけ全体公開にしますので、Facebookでお友達にならずとも記事が見られるかと思います。

　夏井先生
　ピアノ魂に火がつきましたので、定期的な練習を再開しようと思います！　あと、なんと本にサインをいただき忘れるという大失態、次回早々に豚皮会に参加して、今度こそサインをいただこうと思います。

　ポークおじさん
　美味しい豚皮揚げをたくさん作ってくださって、どうもありがとうごございます。豚皮揚げへの情熱、とても素敵です☆　またどうぞよろしくお願いいたします。
　林さん＠ポークおじさんからのメール。

　先日は豚皮揚げる会お疲れ様でした。感謝申し上げます。
　今回も大人数でしたが、やはり人数が多ければ多いほど楽しいですね。初対面であれだけ皆様が仲良くなれるのも珍しいかと思います。
　色々な方々に出会えることが私にとってもプラスになり今後の人生の糧になってきます。来月も宜しくお願い致します！

　また、弊社のショッピングサイトで少し違うバージョン（豚皮の肩バージョン）とサイズ別で販売しましたので、もしお手数でなければHPでご紹介して頂けますと幸いです。
　　　　　⇒【Yahoo!ショッピング】

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0414-06:00-4）

　「シャンプーレス」についてのメールです。

　産婦人科をしています。
　シャンプーレス歴は７年でコナ耳です。シャンプーレスだと洗いたてでもべたつきが気になっていましたが，我慢できる範囲での冷水で洗うようにしたところ、洗い上がりはさらさらになりました。
　ただ夜に洗うと次の日の昼過ぎには髪がべたべたしてきます。朝シャンは嫌なのですが、今は仕方なく朝に洗っています。
　でもシャンプー使用に戻る気は全くありません。私は髪が細く、昔はコシがなくて地肌がみえていましたが，シャンプーレスにしてから髪の張りとボリュームが増えました。数年ぶりに会った知人に驚かれています。クエン酸を試してみようかと思います。

　それにしてもシャンプーの香りの子宮とはすごいですね。１０年以上産婦人科医をしていますが自身でそのような経験はありませんし、周囲でも聞いたことはありません。
　数えきれないぐらい羊水も浴びていますし、そこそこ子宮の手術もしましたが，残念ながらそんないい匂いはしたとがありません。私の嗅覚に致命的な問題があるのかもしれませんね。

　それにしても助産師さんは直接子宮に触れることはほとんどないのに，どうやって子宮の匂いが分かるのでしょうか、不思議です。
　私も「助産婦や産婦人科医が出産や手術の時にシャンプーの匂いがすると言っている」というのは生物学的，解剖学的，生理学的に考えて，ありえないと思います。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0414-06:00-5）

　「口内炎」についての質問メールです。

　66歳の男性です。約一年前、急性心筋梗塞で緊急にステント留置の手術をしました。術後は定期的に検査し、心臓は今のところ順調ですが、口内炎がしょっちゅう出来ます。以前から疲れたりしたらよく出来ていましたが、この頃は治ったと思ったらすぐ次のが出る、という状態で、日常生活にも差し支えています。出そうな気配があったら緑茶でうがいしたり、出てしまったらアフタッチを貼ったりケナログという軟膏を塗ったりしますが、日にちが経たないと治りません。
　現在、心筋梗塞の薬を何種類も飲んでいます。その相乗的な副作用ではと思い医師に尋ねましたが、副作用ではない、といわれます。薬は、タケルダ配合錠、プラビックス錠75mg、カルベジロール錠2.5mg、クレストール錠2.5mg、ニコランジル錠5mg、エナラプリルマレイン酸塩錠2.5mg、フォリアミン錠です。副作用は考えられないでしょうか。
　また、口内炎のいい治療法は無いでしょうか。それと、歯科医院にも行っているのですが、口内炎発症時は良くない気がしますが、どうでしょうか？

　皆様，いかがでしょうか？
　私はなかなか治らない口内炎・口角炎の患者さんには「普通の歯磨きを使っているのなら，合成界面活性剤の入っていない歯磨きに変えてみたら？」とアドバイスしています。たまに，これだけで治っちゃう患者さんがいます。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0414-06:00-6）

　「匂いに関する相談」についてのメールです。

　体臭に関しては如実に食べ物の影響が出ます。
　肉を食べれば皮脂から肉の匂いがしますし、魚を食べると魚のにおいがします。自分でもわかりますし、よく妻からも指摘されてました。特に加工製品などで、人工香料が入っているものは匂いが出やすかったように思います。
　また、色々試した中で体臭を抑えるのに効果があった食べ物はリンゴでした。食物繊維で腸内環境が整えられるのか、はたまたリンゴの消臭効果がある成分が含まれてるのかはわかりませんが。
　あくまで私の体験談(n=1)として、参考にしていただければと思います。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0414-06:00-7）

　「シャンプーレスと耳垢」についてのメールです。

　私も飴状の耳垢でシャンプーレスに失敗したクチです。
　洗髪方法をいろいろ試し、糖質制限で幾分軽くなったものの、どうしても髪のべたつきが抑えられず、今は2～3日に一度軽くシャンプーを使う洗髪に落ち着いています。
　クエン酸リンスも試したことがあるのですが、毎回使うたびに希釈しないといけないので、面倒くさくなり定着しませんでした。

　また、自宅近くの銭湯が超軟水化システムを導入しており、そこで洗髪するとリンス無しでもとてもサラサラな状態になります。福島、長野等の自然水を水道に使用している地域でも同様の傾向を示します。

　上記から判断するに、皮脂+水道水の成分で「チョーク粉と油脂を足したようなベタベタした白い粉」なると思われます。体質的にある程度皮脂が分泌される我々と、東京の水ではシャンプーレスはかなり難易度が高いということですかね・・・

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0414-06:00-8）

2015/04/13

【07:00】

　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。うち1例は小指挫創の1年後の状態，1例は足背熱傷の6ヶ月後の状態です。いずれも，別件で当科を受診された際，撮影させていただきました。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0413-06:00-1）

　「湿潤治療医師リスト：東京都」と「熱傷湿潤治療医師リスト：東京都」に，新宿区の国立国際医療センター血液内科／糸井覚先生を追加しました。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0413-06:00-12）

　「ヴェサリウスのファブリカ」がKindle本になっています。私は速攻で購入しましたが，『ファブリカ』の原著をそのまま電子書籍化したもので，ラテン語の本文と解剖図が掲載されています。ページ数は60ページで，『ファヴリカ』の一部を収めたものですが，原著自体を目にすることはほぼ不可能ですから，これは貴重です。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0413-06:00-2）

　「〇〇大学付属病院皮膚科のアホ医者とのバトル」という長文メールをいただきました。

　今回はアホな〇〇大学皮膚科とのバトル？です
　まだ夏井先生から直接教えを請う以前のころの症例です。まだ湿潤療法を始めたばかりで夏井先生のHPをみながら見よう見まねで行っていた頃です。

　進行大腸癌術後の方です
　2007年03月16日
　たまたま何かの用で当院受診されました。右腕に包帯が巻かれているのを見て、開けてビックリ。大きな皮膚潰瘍が形成されていました。
　話では何やら点滴処置をしたらこうなったそうですが内容は不明とのこと（普通抗がん剤の血管外漏出と考えたくなるのですが）。
　右腕前腕点滴後に潰瘍あり悪臭あり、周囲腫脹発赤を認め，中枢側はポケット形成の可能性あり。カデックスが充填されていました

　とにかくこちらで処置をやらせてくれと頼み込み処置を始めました。カデックスを取り除いて水洗いを行い、ラップ処置をしました

　07/03/17
　翌日には周囲の皮膚にしわが見えるようになってきて、ご本人も楽だそうです。熱感はほぼ消失。中枢側は肘の近くまで発赤、浮腫状となっており、皮下トンネルが肘まで通じている可能性あり。
　露出部分のサイズは77x27mm

　07/03/23
　悪臭はしなくなりました。浸出液は少し減ったかもしれないとのことです。きれいな肉芽が見えてきました

　3/27
　浸出液は減ってきているようです。中枢側の壊死組織は気になったので自分でとってしまったそうです。
　明日、〇〇大学受診の予定だそうです。〇〇大学にはカデックスを毎日使用しているとウソを言っているそうです。

　3/30
　中枢側は〇〇で切開されてしまいました。内部は肉芽が盛り上がっており、個人的には切開の必要性は無かったと思われます。再びカデックスを充填されていたので除去後、ラップしました。大学でスラフも除去されてしまったようです。ご本人の話では「ピンセットでスラフや肉芽も剥ぎとっていったそうです」

　このように1～2週に一度大学病院皮膚科外来通院を続け、その都度イゾジンで消毒され，カデックスをつめられ包帯でグルグル巻きにされていました。その帰りに当院に来院してカデックスを取り除いて、お湯で洗って穴あきラップ＋吸湿シート保護を行うということを延々と繰り返しておりました。

　4月17日　だいぶ良くなってきたと思ったら

　4月19日大学病院皮膚科受診したらまたもイソジン消毒され、ピンセットで治りかけの部分まで剥ぎ取られて戻ってきました

　5月7日　あと一息　この頃は大学病院からはプロスタグランディン軟膏が処方されていました（当然無視！）

　6月9日　上皮化完了！機能障害もありません

　大学病院では何を思ったのか「写真をとっていた」そうです。きっと大学病院は「自分たちの治療がうまくいった」と信じているのでしょう。まさか一内科開業医が処置しているなんて考えてもいなかったでしょう。その後も大学病院で消毒＋カデックスによる治療が行われていたと思うと歯がゆいものがあります（今は少しは変わったと思いたいですが）
　当院で行ったのはお湯で洗い流して穴あきラップ＋吸湿シートによる保護のみです

　大学病院では美容的観点からその後、形成手術を勧められたそうですが，ご本人が「手術をしてもいいけれど、そのために入院しなければならない。そうすると自分の自由な時間が取られてしまうので断りました」と言われていたのが印象的でした。
　その後間もなく肝転移が見つかり亡くなられました

　これも大病院で行われていた「ムダな、かつ間違った治療」の一例です。きっと他にもこのように大病院には通っているが実際の診療は他でやっている、というケースが有ると思われます。

　蛇足ですが、この患者さんの奥様、娘さん、お孫さんは当院の外来に通院しております。3代にわたって診察できるのは開業医の楽しみでもあります

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0413-06:00-17）

　「匂いに関する相談」についてのメールです。

　シャンプーでもシャンプーレスでも、今時は、髪は男も女も毎日洗うものだと思います。
　黄砂、花粉、大気汚染...。帰宅すると頭に何か乗っかっているようで、気持ち悪いです。

　私もダンナも、10代の頃から毎日シャンプー派ですし、今は40代でシャンプーレスで朝と夜の2回洗います。
　シャンプーレスだと1日2回洗っても、油っぽいと感じます。そのため二人とも髪も短くしましたし、すすぎは念入りです。シャンプーを使っていた時は、匂いでごまかせてたので、すすぎもテキトーでラクでしたが。自分のためだけでなく、臭いは関わる人への最低限のマナーだと思うからです。

　でも私がシャンプーをやめたのは、助産婦や産婦人科医が出産や手術の時にシャンプーの匂いがすると言っているのを見た時です。子宮とシャンプーの関係を考えて恐くなりました。

　お母様の言うことは、真実と思います。家族だから言ってくれているのです。他人はお母様以上に不快に思っているはずです。他人だから言えないのです。言いたくても。
　家族の忠告は周囲の人の本当の気持ちです。大事にしなくてはと思います。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0413-06:00-3）

　「匂いに関する相談」についてのメールです。

　相談主です。励ましや提案の返答有難うございます。自分自身でも調べてみたのですが、やはり洗い流すか、足して隠すか、体質から匂いを変えるかですよねぇ…

　食べ物でお腹の中から匂いを…というのに関しては、オリゴ糖と果物(甘夏とか八朔とか柑橘の苦酸っぱいの！)を足してみようと思います。乳酸菌はビフィズミンを常用していますが、効果はあまり感じられません。洗い流すのは…実家限定で朝シャンする程度で…
　匂いを足す分には、石鹸レス開始前に買ったヘアオイルが残ってたり、気まぐれで買い集めたアロマオイルが何本かあったり、練り香水の半端物を貰ったのが押入れから見つかったりしたので、香料を買い足す前に在庫処分から頑張ろうと思います。
　柔軟剤の匂いのキツいのや、香水の如何にもな香りが苦手で「できれば香水以外」と指定させていただきました。アロマオイルも香りが強いとダメだったり、相性が合わなかったりで気に入る匂いに出会う前から諦めたりしていたので、香の道は険しそうです…

　また、母の話だと「シャンプー剤が一般化する前の時代はネムの樹の皮や葉を煮詰めて煮出した汁に髪を浸して洗っていたが、髪はサラサラで、ほんのりネムの樹の匂いがした」とのことでした。簡単に再現出来る環境に居ないのが悔やまれます…
　私の知識の範囲内で「植物の汁で体を」というと、真っ先に思い浮かぶのが柚子湯と菖蒲湯です。ネムの樹の話のおかげで今まで「もったいない」と思いつつ捨てていた柑橘の皮が宝物に見えてきたのです。煮出してフレグランスウォーターにしたり入浴剤にしたり、クエン酸を足して自家製リンスにしたり、色々試してみようと思います！(…が、これを母に言うと馬鹿にされました)
　洗髪の歴史についてはこのサイトが良くまとまっていますが，江戸時代から昭和30年ころまで，女性は月に1～2度，髪を洗うだけでした。
　この本にもあるように，19世紀後半，アメリカの石鹸メーカーが製品を売るために「体を洗わないと不潔で臭う。体をせっけんで洗うと美しくなれる」と繰り返し繰り返し宣伝し，それまで体を洗う習慣のなかったアメリカ人に「体臭というものはあってはならない恥ずかしいものだ」という意識を刷り込むことに成功したんですね。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0413-06:00-4）

　「シャンプーレスと耳垢」についてのメールです。

　シャンプーレスに失敗している方へ。もしも、髪をブラッシングしたり頭を掻いたりした時に「チョーク粉と油脂を足したようなベタベタした白い粉」のようなものが出てきて、髪や頭皮のベタつきが取れない。という方がいましたら、断念する前にクエン酸希釈液に頭を浸して洗うのを試して頂きたいと思います。
　私の場合はこの「白い粉」に１年ほど悩まされ、湯沸しポットの洗浄用に使ったクエン酸希釈液で「白い粉」にまみれたヘアブラシを洗ったらスルっと綺麗になったので思い立って、今やクエン酸は欠かせないものとなりました。

　ここからは推測でしかないですが、水道水の浄化の過程で塩素で殺菌した後に中和剤を入れている場合や水の硬度がもともと高い場合、水道水に含まれる石灰質が髪や頭皮の皮脂にくっついてベタベタの白い粉になっているのではないかと思っています。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0413-06:00-5）

　こんなメールを頂きました。誰か測ってみませんか？
　先生がおっしゃるように米たべなければいいだけの話ですが、食べたい人もいるでしょうから、
　　　　　⇒【科学者が発表した「お米のカロリーが50％以下になる調理法」はコレだ / 米をココナッツオイルと炊く！】

　これでどれくらい血糖変動するのかだれか実験して欲しいですね
　自分でやるか

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0413-06:00-8）

　「死に場所難民」についてのメールです。

　先生がちらとお書きになっていた２０２５年問題、少し前に国会中継を聞いていたら厚労大臣に質問をしている議員さんがいらっしゃいました。「死に場所難民」と呼ぶのだそうです。
　昔むかしの、比叡山や高野山の徳の高い偉いお坊さまは、死期を悟ると自ら五穀断ち、十穀断ち、断食と食のコントロールをして、往生されていたのでそうです。覚悟ができていて、ジタバタしなければ、それがいちばん身体的にも楽な亡くなり方なのかもしれません。
　マザーテレサの「死を待つ人々の家」～ドクターを置かず、人生の最後を看取るための施設～の日本版があったらなあと思います、増加が予想される空き家を有効活用することでハード面はカバーできるでしょう。
　でも、そんな無慈悲に思えることを自身や家族は受け入れられるか、日本のお上が許すか、運営やボランティアに関わる人たちにも相当しんどそうだ。

　亡くなり方は選べないけど生き方は選べる。
　不慮の事故で死なないように気をつけよう、病気予防で糖質を摂りすぎないように気をつけよう。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0413-06:00-9）

　こんなメールも頂きました。

　脳外科の田中佳先生が火傷に「お湯」と。
　なるほどと思いました。
　火傷した時に、冷すと確かに痛い。
　私は捻挫なども冷すのではなく温めるのが正しいと思っています。
　なのに火傷は冷すということの矛盾に今まで気がつきませんでした。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0413-06:00-10）

　「糖質制限と花粉症」というメールです。

　糖質制限の成果を検証すべく杉花粉のメッカ？ともいえる吉野山へ花見に行きました。
　杉林（吉野山は桜の周りを吉野杉が取り囲んでいます）なのですが鼻水、目のかゆみは出ませんでした。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0413-06:00-16）

　「プラスモイスト，すげぇ！」というメールです。

　当方、片腕上腕部一面に刺青を彫っておりまして、先日色を入れ直しに再施術しましたところ、施術後の肌が…猛烈に痒い、かゆい、カユイ！！！そして地味に痛い…
　ステロイド、ワセリン、痔の薬(局所麻酔成分含有)、あらゆるものを塗布してもカユく、2日間悶絶しておりましたが、やっと手に入れたプラスモイストを貼った「瞬間」、痒みと痛みから解放されました！
　開発者の夏井先生&瑞光メディカル様に感謝！
　※ただ、幾分値がはる(*_*)ですが、効果を鑑みたら妥当かな？？

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0413-06:00-11）

　「豚皮揚げを食べる会 in 東京」に参加された方からのメールです。ちなみに今回はカナダ，福岡県，新潟県など，遠方から参加された方もいらっしゃいました。

　今回は夏井先生のすてきなピアノに耳を傾けながらワインをいただくという、とても贅沢な時間を過ごさせていただきました。
　立場も年代も違う方々が、それぞれのスタンスで楽しく糖質制限されているのが印象的でした。
　皆様のパワフルで刺激的な会話は時間を忘れるほど楽しかったです。人見知りの私が二次会まで参加したことに、家族が驚いております。
　幹事のまどかさんは女性の私も憧れるほど素敵な方で、私も内面も外見ももっと磨かなきゃと決意を新たにいたしました。
　今回のような触発される出会いの場を提供してくださった夏井先生、ポークおじさん、幹事のまどかさん、本当にありがとうございました。

　昨年の埼玉での会に続き二回目でしたが、前回にも増してとても楽しい時間を過ごせました。なお飛び入りで参加した二次会で、成り行きで幹事役を仰せつかった者です。
　1年ほど前に参加した埼玉での同会では、会の段取りも適当になんとなく進行するという印象でしたが、回数を重ねておられるためか、先生の進行役も板について、よりスムーズに進行していると思いました。
　ありきたりですが、職場や家庭では理解されない糖質制限の実践が、同会参加者では当然のこととして認知されていて、どの方とも糖質制限がらみの身の上を語り合うことができるのが、同会参加の楽しさの要因だと思います。
　夏井先生のHPや著作から多くのインスピレーションを受けていますが、私としては脂質・脂肪酸の健康面に対する捉え方が真逆になったことがもっとも大きいです。同会では酔ったせいもあり、あまり小難しい話をすることはできませんでしたが、二次会後の三次会では少しだけ脂質の話題も上がりました。
　参加できて本当によかったです。またの機会があったときはよろしくお願いします。

　楽しい会をありがとうございました！！
　みなさんステキな方ばかりで、初対面でこんなに盛り上がれるとは、びっくりです。夏井先生と美人幹事さんに感謝です！
　もっと色々お話ししたかったのですが、あっという間に時間が過ぎてしまい、残念無念でした。二次会でも話し足りないって、不思議ですねえ。
　途中参加の夫も（人見知りなんですが）楽しく過ごせたそうで、本当にありがとうございました。

　豚皮会に参加したかたは、病気を治して元気になった方ばかりで，健康の大切さ、楽しさを体験してテンションが高くて面白かったです。
　ありがとうございました。

　昨日の豚皮の会、夏井先生、林様、をはじめ皆様お疲れ様でした。
　お酒の力もあったのですが、いろいろな方とお会い出来、時間を忘れて楽しむことができました。また、いろいろな持込料理、おいしくいただきました。
　こんな機会を頂、ただただ感謝です。ありがとうございました。
　予定してなかったのですが、二次会に参加して良かったです。
　寝坊して、始発には乗り遅れました。それでも6時には電車に乗ってましたが（笑）
　酒が残っているのにこんなに元気な自分に改めて驚いています。
　地元新潟県で開催できるようにがんばります。

　とても楽しい会で、ぽつんとしている方もおらず大賑わいで、幹事冥利に尽きるとはこのことだと思いました☆
　手違いで会場の火が使えず、豚肉（鶏肉）のようなお豆腐をもってきてくださったかたには、大変失礼してしまいましたが。。。

　先生の華麗なる演奏の数々を聞けたのも嬉しかったです。Apre un reveやIrish tuneの編曲は涙ものでしたし、バラ1やスケ2などの大道もすらすら弾かれているところにびっくり感激でした！　楽譜もどうもありがとうございます。さっそく弾いてみます。

　あんなに面白い集まりは久しぶりでしたので、また、他の地域の会にも参加してみようかなと思っております。先生ともまたいろいろお話できたらなと思います。

　「豚皮揚げを食べる会in東京」に参加させていただき、楽しく充実したひと時を過ごさせていただきました。
　糖質制限との出会いによる多大な恩恵、自らの体験、日ごろの苦労話など初対面の方々と時を忘れて語り合えあえた至福の時間でした。
　このような時間はまだ非日常ですが、遠からずパラダイムシフトが起き、日常的に語り合えるときが来るように思います。
　ご多忙の中、このような貴重な機会を作っていただいていることに心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

　４月１１日の豚皮についてブログをアップさせて頂きました。
　　　　　⇒【豚皮揚げ・ホントに美味しい】

　「in　石和温泉｣の時にも参加したのですが、今回の会合の盛り上がりは、「in 石和温泉｣とは比べ物にならないくらいの熱気でした。その熱気の中で、各界で活躍されている方々の貴重なお話を伺うことができたのは、代え難いものがあったと思います。
　また、先生の卓越したピアノ演奏をBGMに、皆様の美味しい持ち込み料理を堪能できるとは、まさに至福のひと時。（ピアノは繊細な楽器だと思っておりましたが、先生の演奏を間近で聴くと「かなりアタッキーな楽器｣であると感じました）
　あっという間でしたが、有意義な４時間でした。ありがとうございました。
　ちなみに，会場は下北沢の「アレイホール」でした。「幹事のまどかさん」が以前からよく使っていらっしゃるとのことでしたが，なんと，素晴らしいスタインウェイのグランドピアノが備えられていて自由に弾けたのです！「ピアノ弾けます」情報を事前に頂いていたので，先週初めからピアノを練習し（とは言っても，外来に置いてある安物デジタルピアノを一日30分～1時間ほど練習した程度だけどね），何とか音のデカさとゴマカシ系テクニックでヨタヨタしながらも持ちこたえて最後まで辿り着いた（弾いた本人がそういう演奏であったことを一番自覚している），という程度の演奏でございましたが，ピアノはとても弾きやすくて響きが良く，いくら強音を鳴らしてもまだまだ余力があることが指先にバシバシと伝わってきて，心地よかったです。特に，スタインウェイでホロヴィッツ編曲『星条旗よ永遠なれ』，スクリアビンの『炎にむかって』が弾けたのは嬉しかったです。
　スタインウェイを弾くのは30年ぶりでしょうか。良いピアノはヘボピアニストを「当社比30％増しの演奏能力」に錯覚させてくれます。
　そういうわけで，上記の「幹事のまどかさん」のメールにある「バラ1（ショパンのバラード第1番のこと）やスケ2（ショパンのスケルツォ第1番）をスラスラと弾いた」というのはちょっと盛り過ぎ！
　ちなみに，「幹事のまどかさん」もピアノを演奏されましたが，こちらの方はベートーヴェンの「ピアノソナタ第31番第1楽章とフィナーレ」，ラフマニノフ「前奏曲ト長調」などをきちんと正確に演奏されていて，音もきれいで，実に見事でした。私（＝大風呂敷系・ハッタリ系ピアノ弾き）が及びもつかない，正統派のピアノ弾きでした。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0413-06:00-6）

　ちなみに，「豚皮揚げを食べる会 in 東京」で集まった持ち込みの料理などは次の通り。

◆	酒こうじ焼酎　4合瓶を2本
◆	酒粕焼酎
◆	おからコロッケ
◆	安butうま赤ワイン
◆	ミックスナッツ 500g
◆	ピスタチオ 300g
◆	糖質オフの島豆腐チップス
◆	糖質オフのバゲットと豚肉のリエット
◆	「パリパリこいわし旨塩味」を15袋ほど
◆	本格焼酎「古八幡」
◆	自家製チャーシュー
◆	焼酎蔓無源氏 1升
◆	ミニ鶏つくね，スモークポーク，カマンベールチーズ，ペカンナッツなど
◆	自家製ローストビーフ 500g
◆	「燻製　豆腐皮（トウフピー）」を10袋
◆	タコとセロリのマリネ
◆	濃い塩アーモンド
◆	丸干しいか４パック600ｇ
◆	「クックパッド」のおからサラダ
◆	いなご甘露煮45g
◆	ローストビーフ
◆	馬タンの燻製
◆	冷凍えだまめ400g
◆	乾き物を3種類くらい
◆	オリーブ
◆	低糖質パン
◆	和民系列の居酒屋で飲める芋焼酎

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0413-06:00-7）

　書店で見かけた面白そうな本。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0413-06:00-13）

【過去100年で「美しい」とされてきた流行スタイルをまとめたムービー：イラン編】
　流行とか風習とか習慣とかって所詮はこの程度のものではないか，と気付かせてくれる秀逸な動画。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0413-06:00-14）

2015/04/11

【07:00】

　「おすすめの本です」というメール。

　『農家が教えるどぶろくのつくり方』
　動機/ 人体を生態系として分析なされる視点からして、「腸内細菌叢」の活性化もご見識に関連するのかなあ?と思いつきました次第です。
　麹の特殊な環境におけるコロニーの拡張と支配は、先生の著作における黄色ぶどう球菌(悪!)の害の拡張と近似なのかなあ?　　　発酵と腐敗・化膿の対極・・・世界観
　併行複式発酵方式による、酵母との成果としての、「どぶろく」のインプットは、(なんとなく)からだの調子がよくなった!関連で、吹き出物のアウトプットを解消につながるのかなあ?
　初期のクラゲって、脳はなくとも、始めに「腸」が出来て、立派な生物なのだなあ。
　現代の飲酒は、ことわざの「酒は百薬の長・・・・」のそれとは異次元で、「(引用)・・・麹は・・・酵素の力が強い。この酵素は市販されている。・・・酵母は、もろみの栄養分を細胞内に濃縮して、・・・。酵母の細胞壁には、抗アレルギー作用や免役機能を高めるという・・・酒が古来より百薬の長といわれてきたのは、麹や酵母に人を健康にする力がそなわっていることを経験的に知っていたからでは・・・ただし、現在市販されている酒類からは、これらの微生物は完全に殺菌もしくは取り除かれている・・・」
　古くは、神社のお祓いにおいて、「祓えたまい、浄めたまえ・・・」の浄化というのも、製麹→アルコールによる、不浄(出産時の拭き清め?)の浄化が、妊婦や赤ちゃんの死亡率を下げたり、神秘的な効果を、神頼みの神秘的力として、伝えているのかなあ?(センセイの著作中、西洋での感染についてフと思い出しました次第です)

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0411-06:00-1）

　「薬が飲まれずに残っている」についてのメールです。

　続きです
　少し異なるのですが，認知症の患者さんで〇〇大学でアリセプト１０ｍｇを処方され、易怒性がひどくなり、その旨を訴えたら今度はデパケンを追加処方されたところ大人しくなりすぎてしまい、ご家族が困り果てて当院にケアマネから紹介された方です（コウノメソッドをやっていると駆け込み寺的需要が多いのです）
　まあアリセプトとデパケンを中止にして、ちょいちょいと調整したら元気になりました。以来、当院で診察しております

　で、大学病院の方なのですが、ご家族が大学病院と完全に手を切るのは不安だとのことで（前立腺がんなどで泌尿器科などにも受診している），認知症の外来通院は続けているそうです。認知症の処方箋をもらって来ますが、それはそのまま捨てているそうです
　大学病院の先生は自分の処方で患者さんが良くなっていると思って満足していると思われますが、こうやって「間違った」治療法が他の患者さんにも行われていると思うとフクザツな心境です

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0411-06:00-2）

　「匂いに関する相談」についてのメールです。

実家に帰る度に実母から「アンタの匂いは人前に出せるもんじゃない。３日に1回くらいはシャンプーして、肉臭いから糖質も食べなさい」とお叱りを受けてしまいます。

　これについては次の記事が参考になるかもしれません。実の母親だから臭いに敏感なのは仕方ないのかもしれませんね。

家族の体臭は他人のよりも臭い
　mabu曰く、 ”New Scientistの記事や毎日新聞社の記事によると、ウェイン州立大学の研究チームが、家族はお互いの体臭に敏感で赤の他人の体臭よりも嫌いであるという調査結果を発表したそうです。この調査は25組の家族を対象に行われ、3晩着用したTシャツのにおいの識別度を調べたそうで、聞いただけでもくさそうな実験です。
　調査の結果によると、母親が子どものにおいを、子どもが父親のにおいを特に嫌い、異性のきょうだいの間では嫌悪がみられたが同姓のきょうだいの間ではみられなかったそうで、研究チームは「近親相姦を防ぐメカニズムではないか」と分析しているとか。
　 /.Jにも娘から「パパくさい」と言われているお父さんがいるかもしれませんが、これで納得！？”
　ほ乳類において匂いが近親忌避に重要な役割を果たしているのはマウスの実験などで分かっているが、人間もそうらしい。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0411-06:00-3）

　「シャンプーレスと耳垢」についてのメールです。

　私は、シャンプーレスです。
　当初は、髪のベタつきが気になって２日と持ちませんでした。しかし、EMW活性液を併用するようにしてからは、髪のベタつきは、無くなりました。今では、湯シャンだけでも大丈夫になりましたが、べたつきが気になった時は、今でも、EMW活性液を併用しています。
　コスパな類似品が、アマゾンから購入できるので紹介しときます（飲めるよ）
　わてのは、￥300/2L ですけどね。自家製みたいなもんだから...(^^;;

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0411-06:00-4）

【おコメをたくさん食べる国ランキング、日本は世界で何番目だと思う？】
　トップ10の国名，中国，韓国，台湾，日本の順位を見るとわかりますが，（東南アジアでの）コメ多食はその国の経済の発展度と相関しています。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#）

2015/04/10

【06:00】

　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。うち1例は9ヶ月の大腿熱傷の12ヶ月後の状態。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0410-06:00-1）

　「匂いに関する相談」についてのメールです。

　石けんの香りの香水、私持っていますよ。「シャワーフレッシュオールドパルファム」アメリカ製で、（株）フィッツコーポレーションというところが販売元になってます。
　香りの種類もたくさんあり、個人的にはバラの香りなんかいいですよ。
　好きな香りを混ぜて、自分だけの香水をオリジナルで作ってくれるところもあります。シャネルの５番を着て寝てみたいですね。

　シャンプーや化粧品や衣類の柔軟剤、もろもろの既成の香りが混在しヘンな匂いになるから、日用品づかいをすべてやめるか無香料のものにして、香らせたいときには好きな香水をシュッと前腕内側にひとふり。そういうのも楽しいですよ。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0410-06:00-2）

　「薬が飲まれずに残っている」についてのメールです。

　内科医です。
　うちの患者さんで意外とある例が

「処方された薬を飲むとかえって調子が悪くなるが、そのことを先生に言うと怒られると思って黙って飲まないでいた」

　という例がしばしあります（多くは大学病院などで処方されたケースです。開業医では少ない、と思いたいですが　さて？）

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0410-06:00-3）

　「マメの治療」についての報告メールです。
　鍼灸マッサージ師です。いつも先生の刺激的なサイトを拝読させていただいております。
　この度は湿潤療法を用いたマメ（肉刺）の治療についてご報告いたしたく、メールをお送りいたしました。

　私自身がトライアスロンという競技をやっており、競技用の自転車に乗ります。自転車に乗っていると、どうしても転倒・落車が避けられません。今までも落車後の擦過傷に湿潤療法を加療し、痛みも少なくキレイに早く治る上に、競技やトレーニングに早く復帰することが出来ました。
　擦過傷を如何に早く治すか、ということが、私と湿潤療法の出会いでした。

　また、ランニングの際にマメ（肉刺）が出来ることも多々あります。その際も先生のサイトの中の記事を参考に治療を進めたところ、実に早く肉刺が治りました。その際のことをまとめてみましたので、よろしければご一読いただければと思います。
　　　　　⇒【マメを早く治すには】
　マメ（肉刺）は医学的に言えば「外傷性水疱」，つまり，機械的摩擦などでできる表皮内水疱のことです。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0410-06:00-4）

　「糖質制限と体臭」についてのメールです。

　天然素材あるいは、発酵製品の消臭剤が存在します。散布やら塗布したり、飲める物もあります。
　食品としては、納豆やヨーグルトが、効果あると考えます。また、フルボ酸サプリも良いと思います。直接噴霧するとすれば、ＥＭＷ（ＥＭ商品名）やフルボ酸，微生物活性液えひめＡＩ、米のとぎ汁活性液、ＥＭ活性液とかでの消臭効果で検索すれば、沢山でてきますよ。

　私の場合は、ＥＭＷを元菌とした培養活性液を作って分けてくださる方がいるので、これを活用しています。消臭効果ならびに、肌がつやつや効果もあります

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0410-06:00-5）

　「シャンプーレスと耳垢」というメールです。

　糖質制限をすることで余計な糖質や脂質が減り、その排出先の一つであるアポクリン腺も退化するのでしょうか。もともと湿性耳垢で腋臭症である自分はそのような変化はありませんでしたが。

　そこで気になっているのが、「シャンプーレスと耳垢」の関係についてです。というのも以前から何度もシャンプーレスを試しているのですが、どうしても髪のベタつきが気になってしまい2週間と持ちません。
　その内に余計な皮脂の分泌がなくなるというのも理解してはいるものの日に日にべたついて痒みの増す頭に堪えられません。
　成功している方々の報告を見ると自分が間違っているのかとも思うのですが、そもそも湿性耳垢で腋臭症の人間は皮脂の分泌が多いからシャンプーレスには向かないのではないかと考えました。
　シャンプーレスが出来ている方と失敗している方でそれぞれの耳垢を比較したら、湿性耳垢の失敗率が高くなるのでは、と予想しています。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0410-06:00-6）

2015/04/09

【06:00】

　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0409-06:00-1）

　「湿潤治療医師リスト：奈良県」，「熱傷湿潤治療医師リスト：奈良県」に，大和高田市のわだばやし皮膚科／和田林　幹央先生を追加しました。以前，外来見学に見えられたことのある先生です。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0409-06:00-2）

　「湿潤治療医師リスト：大阪府」，「熱傷湿潤治療医師リスト：大阪府」，「湿潤治療の講演医師リスト：」に，大阪市住之江区の友愛会病院整形外科／長濱史朗先生を追加しました。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0409-06:00-6）

　「匂いに関する相談」についてのメールです。

　臭いを消す、または変えるとなると、味も蓋もないですが、やっぱり洗うか新たにつけるかしかないと思います。そんなに気になるのなら、朝にも軽くシャワーを浴びるのはいかがでしょう。多少乾燥しますが、石鹸シャンプーレスなら、そんなに酷くはならないし、あとはワセリンでもつけていればいいのではないでしょうか。シャンプーは基本匂いつけだと思っていますので、代わりとなると、香料以外、もちろん香水も含みますが、思いつきません。アロマオイルなどもありますので、好みの物を見つけるのも、それはそれで楽しいと思います。

　私自身、臭覚が良すぎるため、仕事中、人との応対で吐きそうになることがありますが、それは鼻が効きすぎる自分が悪いのだと思っています。お母様の容赦ない言葉なので、傷つくのだとは思いますが、肉臭いなんて、お母様自身が敏感すぎるのではないでしょうか？人間は生き物なので、ある程度の臭いは仕方ないはずです。赤ちゃんの汗臭い匂いなども、大好きで、というお母さんたちがいっぱいいます。要するに好き好きということだと思います。
　ふと思ったのですが，「石鹸の香りのスプレー」があったら便利かも。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0409-06:00-3）

　「日本ハム中田翔選手も糖質制限」というメールです。

　日本ハムファイターズの主砲・中田翔選手が炭水化物を最小限に抑えるダイエットを、という記事がYahoo!のトップページにありました。どの程度の制限かは記事からは読み取れませんが、少なくとも効果は抜群のようです。
　ソースが東スポというのがアレですが(^-^;)
　　　　　⇒【あの中田が小食化！１４キロ減量でキレキレ】
　高校時代の中田翔選手はどう見てもヤンキーそのもので，当時の言動・行動・態度は「ホームランが打てる不良」でした。しかし，日ハムに入団していつの間にか「有無を言わさぬ実績を持ち，同僚からもファンからも尊敬されるプロ野球選手」に変身しました。しかもまだ25歳！
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0409-06:00-4）

【年475億円分の薬が飲まれずに残っている!?医師が「治療自体が崩壊する」と危惧】
　次のどのパターンが多いのか，気になります。

◆	患者が薬を飲まなかったため，病気が悪化・重篤化した
◆	患者は薬を指導通りに飲まなかったが，症状は変化なし
◆	患者は指導通りに薬を飲まなかったが，症状は改善した

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0409-06:00-5）

2015/04/08

【06:00】

　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。うち1例は4歳の顔面挫創の1年4ヶ月後の状態，もう1例は66歳の前胸部ケロイドの6ヶ月後の状態。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0408-06:00-1）

　「匂いに関する相談」メールです。

　先生のサイトに出会ったのが一昨年の６月、シャンプーとボディーソープはその翌月に止め、糖質制限をその年の９月から継続していますが…
　実家に帰る度に実母から「アンタの匂いは人前に出せるもんじゃない。３日に1回くらいはシャンプーして、肉臭いから糖質も食べなさい」とお叱りを受けてしまいます。

　糖質制限の程度は「主食・イモ類・南瓜」を禁止(週１回の甘やかしデイを設けていますが、毎回食後に頭痛と無気力感に襲われ後悔します)、野菜と肉類は量気にせず、果物は気が向いた時に食べるという程度で、お菓子類は糖質量をチェックしながらちょっぴり食べています。具体的な計算はしていませんが、普段の糖質量が30～50g/day、甘やかして100g/day程度になると思います。

　洗髪の方は水道水に石灰質が含まれるのか毎回のクエン酸処理が欠かせませんので、ミヨシの「無添加せっけん専用リンス」３プッシュをお湯で希釈したタライに頭を浸して頭皮を擦る感じで洗っています。すすぎはほとんどしていません。
　髪の長さは鎖骨にかかるくらい、毛は細めで、髪質はややパサパサ寄りのサラサラ。一度「3日に1回シャンプー」をしようとしたのですが、さらにパサパサ(というかゴワゴワ？)の髪になって頭に痒みが出てきたので２回目で断念しました。

　もちろん、「体臭はコメの匂いがするのが当たり前」「髪の毛はシャンプー剤等の香りがして当たり前」の世界の住人からして「普通ではない匂い」と判断されるのは仕方なしとは思うのですが、余りにも酷く叱られるものですから、何か良い対策方法(できれば香水以外で)などありましたら知恵を拝借したく思います。よろしくお願いします。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0408-06:00-2）

【産学連携【銀座ラ・トゥール×帝京大学】　～共同開発の「糖質制限食品」4月7日発売～】
　詳しい情報はこちらかな。それにしても，帝京大学経済学部が乗り出すとはちょっとびっくり。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0408-06:00-3）

【｢糖化｣で進む老化､コンビニで対策できる？】
　私らからするとまだ歯切れが悪い内容ですが，経済誌で糖質制限が普通に取り上げられるようになりましたね。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0408-06:00-4）

2015/04/07

【06:00】

　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。1例は3歳の腰部・下肢熱傷の1年6ヶ月後，もう1例は爪甲剥離の5ヶ月後の状態です。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0407-06:00-1）

　「豚皮上げ：奈良オフ会」についてのメールです。

　先日は、先生のおかげで、奈良豚皮オフ会に参加でき、とても楽しい時間を過ごすことができました。
　幹事の〇〇さん（同じ高校の卒業生と分かりました!）をはじめ、多くの皆様とたっぷりお話でき、そんなに初対面の人が得意でない私も、すぐに打ち解けてお話しすることができました。
　場所も、元興寺小子坊（県指定文化財!）という特別感あふれる会場で、ご住職には飲みすぎと娘さんのチェックが入りながらも陽気におしゃべりして頂きました。
　おいしいお料理がたくさん並び、酎ハイやらワインやら沢山頂きましたが、糖質制限のおかげで二日酔いもなく、すっきりと月曜日の仕事に取り組めております。
　また今朝は、大阪・玉造（たまつくり）の大豆パンの「ダイズインターナショナル」の奥さんがお持ち帰り用に下さった大豆パンを、おいしく頂きました。

　これからもハッピーな糖質制限生活（と湿潤治療）を周囲の看護師さん・患者さん等々に広める活動を続けていきたいと、改めて思っております。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0407-06:00-2）

　「アメリカ産食肉中の薬品」についてのメールです。

　トンプソン真理子と申します。（『小麦は「毒」?: 小麦のグルテンがあなたの健康をむしばんでいる』を書いた）
　先生が、アメリカの牛の抗生剤などの処方のの実態を知りたいと仰っていると聞きましたので、早速適当にそのことについて書いた英文記事を探して、適当に訳して送らせてもらいます。

　ちなみにうちも、肉牛牧場をやっていますが、大部分の商業的牧場とは違って、牧草１００％、自由放牧で薬も一切なし、そんなグラスフェッドビーフを作って販売しています。（販売は口コミのみです）
　でも悲しいかな、アメリカの99%は以下のような商業的牧場です。しかし、実態はつかみにくいのが現状です。

　以前こんな記事も書きました。
●もしあなたの買って食べている食品が
●タイムラインの写真

以下，Keep Hormones and Antibiotics Off the Menuの訳文

　肉は基本的に自然食品のように思われるかもしれませんが、牛肉、豚肉、鶏肉、七面鳥肉、その他私たちのテーブルを飾る肉は大体ホルモンや他の食欲の失せるような物質を施された動物からきています。

　現在、食用動物へは６つの異なるステロイドホルモン剤がFDAによって使用を許されています。これらは天然ホルモンであるエストラジオール（卵胞ホルモンの一種）、プロゲステロン（女性ホルモンの一つ）、テストステロン(男性の性ホルモン）、そして人工ホルモンであるトレンボロン、アセテート、プロゲスティン・酢酸メレンゲストロール、ゼラノール、それらのすべてが動物を早く成長させ、より脂肪の少ない食肉を作ります。乳牛はミルクの生産量を増やすために、牛の遺伝子組み換え型成長ホルモン（rBGH）をしばしば打たれています。ちなみにアメリカでは家禽類へのホルモン剤の使用は禁止されています（しかし、だからといって鶏農家がホルモンフリーの鶏を市場に出すのをやめてはいるわけではありません！）

　抗生物質もまた、食肉用の家畜には日常的に使われています。これらの抗生剤は、工業的な肥育場で見られる不衛生な生活環境から家畜を守るために使われるケースもあれば、体重増加や他の治療効果を無効にするために使われるケースもあります。例えば、rBGHを打たれている乳牛は、時々乳房感染を発症することがあるので、抗生剤による治療が必要になってきます。

　アメリカ内で売られている全抗生物質の実に８０％が、家畜に使われているという驚くべき事実―。この恐ろしいほどの使用の蔓延は、抗生物質が効かない「スーパーバクテリア」を作り出しています。環境研究会によると、検査されたサンプル肉（豚肉、牛肉、鶏肉、七面鳥肉）の８７％が、少なくとも一種類の抗生物質耐性菌に汚染されていることが報告されています。

　ホルモンや抗生物質だけでなく、他の薬も成長速度や肉質を上げるために家畜に与えられています。例えばラクトパミンという薬は、少ないエサで脂肪の少ないより多くの肉を作る目的で、豚や七面鳥、牛に与えられています。ラクトパミンはヒトへの使用は認められていませんが、と殺の数週間前に家畜に与えられていることから、薬物のいくらかはその施された家畜の肉に残っていると考えられます。

　あなたの食品は抗生物質や成長ホルモンフリーですか？　あなたの食べる肉に薬やホルモン、抗生物質耐性菌が入っていないようにする最も良い方法は、有機の肉の種類を飼うことです。それは法律で、そういう動物の肉を扱ってはいけないことになっていますから。家畜を放牧している地元の牧場もまた、より安全な肉の供給元になるかもしれません。ご自分の近くのお肉屋さんに、どんなお肉を仕入れているか、そのお肉はどこから来たのか、何かその薬関係で知っていることはあるかどうか効いてみて下さい。そんな薬を何も使っていない牧場のお肉は、たとえプレミアムなお値段でも買う価値はあると言えるでしょう。

　Hormones in Beefの訳

【牛へのホルモン剤】
　２００７年の政府の調査では、全乳牛の約１７％がrBGH（牛の遺伝子組み換え型成長ホルモン）を施されている。
　公衆衛生関連の獣対策のためのEU科学委員会 (SCVPH)によると、牛肉生産における６つの天然と人口の成長ホルモンがヒトへの健康に潜在的な危険性をはらんでいると見られている。
　自然ホルモン：エストラジオール、プロゲステロン、テストステロン
　人工ホルモン：ゼラノール，トレンボロン、メレンゲストロール

　牛にホルモンが注射されると、体内のホルモンレベルは７～２０倍に増加する。
　委員会は、これらのホルモンのどれも、一日摂取許容量を設定するべきではないとしている。（１gも摂っていいものではないから）
　委員会は、成長促進された家畜の肉における残留ホルモンは、ヒトのホルモンバランスを崩すか、成長過程に問題を起こすか、生殖システムを阻害するか、また乳がん、前立腺がん、大腸がんの発展にさえつながるのはないかと疑念を抱いている。
　子供や、妊娠中の女性、お腹で成長中の胎児が、このホルモン剤からのマイナスの健康効果を最も受けやすいと見られています。例えば、牛肉中の残留ホルモンは男の子の精子の生産数が減っている原因として、調査されています。ある研究では、乳牛におけるrBGHの使用は、ヒトの双子や三つ子の出生が増えていることと関連があるという結果が出ました。

　【環境への影響】
　成長促進ホルモンは、消費される肉に残留するだけではありません。それは、牛の糞尿として排出されるのです。科学者たちは、それが糞尿が土や地下水を汚染する形で環境へと漏れだすために、この残留ホルモンの環境への影響をますます懸念してきています。特にこの残留ホルモンに弱いのは水の生態系です。最近の研究では、このホルモンにさらされることで、魚の性別や生殖機能にかなりの影響があることが示されています。
　国際的な科学的懸念をよそに、世界貿易機関をバックに持つアメリカは牛への成長ホルモンを使い続けています。牛の生産にホルモン使用を許していないEUは、1988年以来ホルモンを使われた牛肉の輸入を禁止していますし、ホルモン使用されたUSビーフの輸入を全面的に禁止しています。この禁止は、世界貿易機関でのアメリカには辛いものなので、未だにアメリカとEUの間ではその妥当性において議論が勃発しています。

　【牛乳や乳製品におけるホルモン】
　商業的牧場は乳牛でミルクの生産を増やすために、実にいろいろな方法を使っています：選択的交配、（草の代わりに）穀物ベースのエサを与える牛を人工的なライトに長時間当てる、など。最も一般的で物議をかもしている方法の一つが、rBGH(牛の遺伝子組み換え型成長ホルモン)をちゅうしゃすることで、無理により多くのミルクの生産を牛に強いていることです。
　モンサントによってPosilacの登録商標で開発・製造されているこのrBGHは、科学者や農家、消費者からの強い反対にもかかわらず、１９９３年に認可されました。２００８年にはモンサントはこのPosilac事業部を３億ドルでイーライ・リリーに売りました。
　批評家によると、rBGHはきちんとテストされたことは一度もないということです。 FDAはモンサントによって行われた、３０匹のマウスにrBGHを与えて９０日間様子を見るという、たった一つの研究を元に認可をしたのです。研究は発表されませんでしたが、FDAは結果に特に問題はなかったとしました。カナダ保健省によるrBGHの審査では、９０日間の実験は、FDAによってもっと完全に精査されるべきだった問題が相当数あったとしています。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0407-06:00-3）

　「糖質制限と体臭」についてのメールです。

　私は齢46、セイゲニスト歴1年8か月です。
　現在は1日60～80gの糖質量かつ脂肪摂取量も少なくないため、ケトンモードは定値かなと思ってます。よって体臭（及び加齢臭）はかなり少ない状態です。(もともと鼻は良く利く方です。)
　開始当初は良く言われるケトン臭を感じてはいましたが、確か数ヶ月も続かなかったと思います。
　便等の臭いは確かに強烈なものがありましたけれど、それも同様で、今は特に問題ありません。

　が、しかし、決まった食事から外れた時には、なかなか酷い時もあります。臭いがきつくなるのは、これまで炭水化物の消化に適した腸内環境(細菌叢)だったものが、たんぱく質に適した環境に変わっていく過渡期にあるためと思っています。
　今は、たまの飲み会等で暴食してしまったときなどは、数時間後からガスが凄いことになったり、夏井先生ほどではないですが便が緩くなったりします。
　乳酸菌(私は新ビオフェルミンでした)を摂ると落ち着きやすいと思います。

> また稽古の際に途中で意識とは関係なく動けなくなるということがありました。

　通常からケトンを使える状態、体内ケトン量が少ない状態等で無酸素系の運動を激しく行った場合には、アシドーシス状態に陥ってるのかもしれません。もしくは脚攣りと同様かもしれません。
　ミネラル及びビタミンの摂取について、通常時からサプリメントで摂るようにしつつ、運動時はさらに多めとすると良いのではないでしょうか？

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0407-06:00-4）

　「糖質制限と耳垢」についての質問をいただきました。

　自分は糖質制限をするまでは、いわゆる湿性耳垢でした。
　しかし今では、乾性耳垢となってしまいました。(糖質制限で20㎏以上減量しましたが、未だにメタボな体系です。)
　湿性か乾性かは遺伝によると言われていますが、遺伝子が変異したとでもいうのでしょうか？不思議です。
　ただ実は、元々は乾性耳垢でした。それは私が太りだす以前、中学生の頃までは。

　また、体臭に絡むのですが、湿った耳垢の人は体質的に体臭が強い傾向があると言われています。これはアポクリン腺から分泌される汗が原因らしく、汗の多い人は体臭の原因とされるアポクリン腺の量が多いからだそうです。
　確かに糖質制限以前の私は、腋臭に近い状態ではありました。しかし現在は、1日着た下着を匂っても、全く感じないほど臭わなくなっています。

　ということでまとめますと、
　　　『糖質制限は過剰なアポクリン腺の分泌量を減らす効果がある』

　その可能性は高いと思うのですが、いかがでしょうか？

　皆様，いかがでしょうか？

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0407-06:00-5）

2015/04/06

【06:00】

　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0406-06:00-1）

　［実験：合成界面活性剤］に台所用洗剤［マイフレッシュ（原液）］を追加。さすがに洗剤だけあって強力です。
　なお，この「界面活性剤実験シリーズ」ですが，今回でデータ追加はしばらくお休みになります。まだ実験していない化粧品のサンプルなどがお手元にありましたら，病院の医局宛に送っていただければ実験しますよ。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0406-06:00-2）

【「ネアンデルタール人の笛」、動物の仕業だった】
　初期人類についての本などをよく読んでいますが，どうもネアンデルタール人については過大評価されている部分が多いのではないか，と思われます。そして，ネアンデルタール人フリークの研究者は，痕跡的な証拠を挙げては「彼らはこんなこともできた素晴らしい隣人だった」と褒め称える発表をしますが，後になって否定されることが少なくありません。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0406-06:00-3）

【小鳥が自ら腸を吸収し3日間飛び続けることが判明】
　生物のエネルギー源は脂肪であることがよくわかる記事。
　この記事を読むと，鳥類は「長距離を飛ぶという目的達成のために消化管を作り直す」という機能を最初から遺伝子の中に備えていたんじゃないかと思います。臓器を作り直すなんて無茶すぎ，と感じてしまいますが，鱗翅目や甲虫などの昆虫が，蛹の短い期間で，体のあらゆる臓器を溶かして新しい臓器に作り変えることを考えると，腸管を自己消化するなんてまだおとなしい部類に思えます。
　単なる山勘ですが，昆虫にしても鳥類にしても哺乳類にしても，形態や機能の変化（進化）は割と簡単に起こせるようになっているのかもしれません。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0406-06:00-4）

　「糖質制限と体臭」についてのメールです。

　私は糖質制限4年目（一日二食、主食抜き）に入りました。
　一年前から中国武術の長拳を週イチで練習しています。ジャンプしたり、スピーディーに動作したり、割とハードな運動量なんですか、今まで動けなくなることはなかったです。
　長拳を始める前は古流武術を嗜んでいましたが、そちらでもそういう症状は現れませんでした。
　むしろ回復が早くなったため、周囲の練習生がくたびれていても、自分だけ練習を続けていたりします。

　体臭については自分のことなので、よくわかりませんが、糖質制限によって、鼻詰まりが解消されたため、以前よりは嗅覚が働くようになった感じはあります。

　何かの参考になりましたら幸いです。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0406-06:00-5）

　「糖質制限と体臭」についてのメールです。

　３月から体臭と腸内環境についての話題が出ているようなのでメールさせていただきました。
　体臭については元々気になる方で、糖質制限を初めてからの違いは分かりません。
　ただ、腸内環境については、少し下痢気味で、きれいなバナナ型になることはほぼなくなりました、痛みとかは全然無いです。

　ただ、制限をして１ヶ月ぐらいしてから、少し落ち着いてきたみたいで、便の状態は変わらないのですが、制限を始めた当初とくらべて、ガスの排出の数はかなり減りました。腸内環境が糖が無い状態に適応するまで、少しかかるのかもしれないと個人的には思ってます。
　１年以上糖質制限をされている、先輩方のお話もぜひ聞きたいと思います。

　余談ですが、すごいだるい状態になるのは、私の場合、たんぱく質不足か、寝不足だと考えられるので、糖質制限で動けなくなったとかそういうことは今のところ無いと思われます。

　ちなみに基本的に肉食をすると便が臭くなるというのが一般論でありますが、かなり簡単に言うとその理由が「消化が悪いので腐敗してガスが貯まる」とのことらしいのですが、素人目から見てもこれ微妙におかしいと思うのですが（肉の消化は早いため）医学的にはどうなのでしょうか？
　糖質制限とウンコの変化は避けて通れません。「糖質制限アンケート」でも多数の回答が寄せられていますので，是非，お読みください。
　私の場合，糖質制限開始とともに便秘気味になりましたが，その後普通になり，現在は快調そのものです。ところが，よんどころない事情で糖質を食べるハメになると，その数十分後に猛烈な便意があり，決まって水様便が！　体が「なんかヤバイものが入ってきたぞ。すぐに追い出せ！」と反応しているようで面白いです。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0406-06:00-7）

　「アメリカ産食肉中の薬品」というメールです。

　以前からBSEや成長？ホルモン投与などが言われていましたが、どうも実態がよく分かりません。
　こういう記事を見るといかにも薬漬けな米国産を避けたくなることは確かです。
　どなたか，この問題についてご存じですか？

　関連した（？）話題で，電子書籍で読んだ下記の本によると，アメリカで収穫前の小麦にたっぷり噴霧される「ラウンドアップ」という除草剤（除草剤で小麦を死の直前まで追い込み，死ぬ前に子孫を残そうとして一気に種実を成熟させる性質を利用して，未熟な種実も一気に成熟させて収穫できるようにする魔法の除草剤！）とか，日本向に輸出する小麦にだけ使われる防カビ剤と防虫剤（小麦を積み込んだ熱帯航行中の船のコンテナ内は湿度90％，温度60℃になるため散布しないと途中で腐っちゃう）とか，香ばしいお話が満載です。
　ちなみに，どちらもアメリカ国内流通用では使用禁止だけど，海外輸出用としては使用OKらしいです。
　ちなみに，小麦の一番外側の部分から作られる小麦粉を「一番粉」といいますが，農薬や殺虫剤が直接付いて変色しているため，そのままでは食用にならないのですが，ラーメン用に鹹水で黄色に着色するとわからなくなり，これがラーメン用の一番粉として国内流通しているんだとか。
　この本の内容の真偽はさておき，グルテンフリーとかGI値がいくらとか論じるより，「コメ・コムギ・トウモロコシ・砂糖を含むものは全てアウト！」とするほうがクリアカットで危険性が少ないかもしれません。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0406-06:00-6）

　「豚皮上げ：奈良オフ会」の幹事さんからのメールです。

　なんと今回は〇〇さんの人脈とご住職のご厚意により、世界遺産の元興寺でオフ会を開催出来ました。ちょうど満開の桜で、花に彩られた古都の名刹という贅沢なロケーションでした。

　奈良オフ会は3回目ですが、豚皮会で会った方とその方達からの紹介で、これまでで最も多い28名もの方に参加いただきました。参加者の持参されたお料理は美味しいしフレンドリーな会話は楽しいしで、幹事だというのに本気で時間を忘れていました。
　少しずつネットワークが広がって、より楽しい糖質セイゲニストライフになってきました。これも豚皮会というきっかけを作ってくださった夏井先生と林さんのおかげです。改めてお礼申し上げます。

　今回も私はしつこくチーズケーキを持って行きましたが、ご好評いただいて嬉しかったので、お手数ですがレシピをHPに載せていただけたらと思います。
　　　　　⇒【ねこでも作れる糖質制限ベークドチーズケーキ】
　ネットで拾ったものにちょこっとアレンジを加えただけの、ちょー簡単なレシピです。皆さんにお好きなようにアレンジしてもらえたらとおもいます。

◆	プレーンタイプ：今回のはこれです。私はこれが好きです。
◆	ラードタイプ：ちょっと軽い感じになります。古いラードを使うと匂いがちょっと気になります。
◆	レモンタイプ：レモンピールのすりおろしとレモン汁を多めに加えました。レモンピールはすり下ろさずに刻んで入れても、ほろ苦くて美味しいです。
◆	ココナツタイプ：バター50ｇをココナツオイル50ｇに替えました。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0406-06:00-8）

2015/04/04

【07:00】

　雑誌「日経ヘルス5月号」に【「すり傷，切り傷，やけども”新陳代謝”ケアで治す】という取材記事が掲載されました。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0404-06:00-2）

　「空手家，糖質制限中」というメールです。

　糖質制限を始めてもうすぐ一ヶ月になります。
　体重は8キロ減りました。
　体重が減った点はよかったですが、体臭が強くなりました。空手の稽古の際の発汗に伴う体臭や、排便や放屁の際の臭いも自分でもわかるぐらいに強くなりました。
　食事は糖質は殆ど摂取していません。

　また稽古の際に途中で意識とは関係なく動けなくなるということがありました。これは今までにない経験です。糖質制限によるものかどうかは不明です。
　ただ健康診断で内臓脂肪はかなり減り、メタボが改善されました。
　ちょっと方向性を変えて、昼だけでも炭水化物を摂取してみようと思います。
　メタボ改善や体臭が酷くなったこと、空手の稽古の際に動けなくなった事は糖質制限と関係がありますか?

　皆様はこのような体験をお持ちですか？

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0404-06:00-1）

【訃報です】
　我が目を疑った記事です。なんと Daily Portal Z（DPZ）のライター，大塚幸江さんが急逝されたようです。まだ40代前半の若さだったと思いますが，いったい何が！
　私はかなり早い時期からDPZの熱心な読者でしたが，大塚さんはDPZ開始当時からのライターで，最近は「埼玉はうどん県」シリーズが面白かったり，激安居酒屋や激安衣料品のレポなどもありました。
　しかし，その軽妙な文章に時々，体調の不良や持病を持っていることなどが挟まれていましたので，もしかしたら健康面で不安を抱えながら仕事をなさっていたのかもしれません。それにしても40代前半は早すぎます。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0404-06:00-3）

2035/04/03

【06:00】

　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0403-06:00-1）

　［実験：合成界面活性剤］に［Bepanthen（タイの薬局で売っていた抗生剤入り軟膏）］を追加。たまたま，タイ旅行中に怪我をした方が，現地の薬局で購入し，帰国して当科を受診された際に頂いたものです。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0403-06:00-2）

　Dell XPS 13 Graphic Proを買っちゃいました。ベゼルが激狭のため「液晶は13インチなのに筐体は11インチ級」を店頭で見て，惚れ込んでしまいました。ちょっと重い（といっても1.18kg）が玉に瑕！　
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0403-06:00-5）

　「この病院でも湿潤治療をしていました」というメールです。

　先週の土曜日の夜、主人が自転車で転倒して顔の左半分を、アスファルトにぶつけたそうです。私は現場を見ていないのですが、顔からの出血が酷かったため、通りかかった人が救急車を呼んでくれたそうです。
　近所の病院に搬送されました。しかし傷も浅いため、縫合はせずにプラスモイストらしきものを、チョキチョキ切って、何箇所も貼り付けておわりでした。
　大阪市北区にある、加納総合病院です。湿潤治療をしている医師のリストには入っていないようですが、しっかり湿潤治療でした。
　月曜日に再診してもらった際も、プラスモイストらしきものを貼り替えて終わりました。そしてバンドエイドのキズパワーパッドのパッケージのコピーを貰ったそうです。もう通院しなくていいので、これを買って貼ってくださいと。

　近所の病院で、こんなにあっさり湿潤治療してもらえるなんて、びっくりしました。病院のホームページを見ても特に治療法の記載はありませんでした。お年寄りがいつもたくさん通院している大きな病院で、湿潤治療していると思うと嬉しくなりました。
　キズパワーパッドは高いので、プラスモイストを勧めてもらえると、もっと嬉しいのですが。

　自分が治療を受けた訳ではないので、ぼんやりした情報で申し訳ないのですが、ご報告させていただきました。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0403-06:00-3）

　かと思うと，こんなメールも頂きました。

　こちらのサイトに紹介されてる湿潤治療を行う病院、ある医師の事です。簡潔に言うと、医療従事者としての在り方が酷い医師が記載されてます。

　数ヶ月前に、低温火傷をしました。壊死する程酷くは無く、こちらのサイトに記載されている病院、医師に診察をお願いしました。
　当方、神経症もあり痛みに鋭く又、不安症もあります。血が怖いと感じます。形成ではなく、町医者の外科と言う所が気にかかりましたが、紹介されてる病院は近くに１つしか無くその病院に行きました。

　無論こちらの不安症なども、問診に記載しましたが...お構い無しに、説明などほぼ無くて

　　　医師...切るから
　　　当方...どの位切りますか？痛いのと血が苦手なので
　　　医師...血がでるまで、麻酔して
　　　当方...麻酔も痛いのでは？
　　　医師...当たり前

　詳しい説明もなく、質問にも片言で答えられてしまい、申し訳無いですがお断りしました。じゃ、プラスチベースとプラスモイストだけと言われ、それはこちらの意志でもあったので、説明が無い事以外は特に何も思いませんでした。中心部に不良肉芽がある為、そこを切りたいのだと、看護師さんが説明してくれました。
　次の診察にブロメラインを処方されましたが、使用方法は薬局で聞いて...と言われてしまい、ちょっと怖くて使えず、色んな方のblogなどを見て、自分で痛く無い程度に、切ったり針でつついたりで、大分黄色な所が取れて湿潤液も増えたのですが...
　次の週、使って無いと説明したら、医師、え？使って無いの？じゃいい...と数秒で診察室から出て行ってしまいました。

　病院に行っても、説明は無い、写真を毎回取り、プラスチベースを塗りプラスモイストを貼るだけ...一週間に一回も行く必要性に疑問を感じてたところ...
　看護師がプラスチベースを塗り忘れ、帰宅し、数時間後、張り替えをしようとみた時、傷が乾燥し凹み肌色の肉の様になっていて...
　さすがに酷いと思い、次の週、医師に告げた所、鼻で笑い、謝罪すら無いような医師でした。無論治療費も払いました。

　不信感から別の大きな病院に行った所、湿潤は賛成しかねるが、切る必要は無く１ヶ月半もあれば自然治癒すると言われました。しかし、プラスモイストがある病院がそこしか無かったので、結局診察に行き、別の病院に行った事、説明等をしたら
　医師...うちは新しい創傷治療だから、そことちがう。嫌なら別に別の病院行って、こっちはどっちでも良いから...

　サイトを見る限り、本来なら、切りたがったりしたいのは大病院の方ですよね？　いくら治療方法が違うと言えど...この程度なら治る。切らないと治らない。
　そこまで別れるものでしょうか？況してや、切りたがる湿潤治療の医師...その辺は個人的な疑問で、とるにならない話ですが...

　結局、自分で少しずつ不良肉芽をデブリードして取り...

　その病院に行ってするのは、写真を撮る...後は自宅でする事と同じなのに、毎週来るように言われる...あげく、乾燥したり...衛星的な部分でも、床に落ちたサジカルや...いいの？って程、適当。
　結局、自力で上皮化して、半分皮膚が出来ても、皮膚ですよね？と聞いても答えない...ただ毎週来るように...
　★臨床データ用かHP用の写真が欲しいのは、馬鹿でも解ります。角度に拘ってましたし...
　毎週、写真の為に数千円払うのもたまりません。
　当初、当方が神経質過ぎるのかと、途中から友人に付き添って貰いましたが、友人も呆れて、来る価値の無い病院だと言われました。
　一週間待たずに完全に上皮化したので、それ以降行ってません...酷い所はまたまだ書ききれませんが...

　長々と文章、ご迷惑だと思いますが、そういう病院がこちらのサイトに紹介記載されてる事お伝えしたかっただけです。
　いくら、新しい創傷治療をする医師でも、医師の在り方が古ければ意味が無いように感じます。医師は神だ、従えと言う考えを誇示したままの在り方は、好ましくありません。丁寧に真摯に患者に向き合う医師だけが紹介されるようお願いします。

　「医師リスト」は医者本人からの自薦，つまり「治療をしているので掲載してください」と連絡があった人のリストであり，あくまでも自己申告制です。自己申告なので本当に湿潤治療をしているのか，どの程度，治療を理解しているのかは不明です。ましてや人間性まではわかりません。
　近隣の医者で実際に顔を合わせたことがある医者や，外来見学に来た医者なら正確に湿潤治療をして人間性も信頼できることがわかりますが，会ったこともない医者のほうが圧倒的に多いのが実情です。

　また，最初期に連絡してきた医者はどれも誠実で真面目な医者でしたが，時代が下るほど，病院の宣伝として湿潤治療を掲げているものの，実は湿潤治療と真逆の治療をしている，という連中が出現するようになりました。この連中は「詐欺師が医師免許を持ち，湿潤治療に目をつけた」と思われますが，「詐欺師が政治家になった」のと同じで排除することは不可能です。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0403-06:00-4）

　「認知症ー久山研究とコウノメソッド」というメールです。

　老年精神医学雑誌26巻増刊-1,138-144頁, 2015 Mar
　『認知症のコホート研究― 久山町研究―』
　米を減らすとよい、と明記されている
　　　　　⇒【老年精神医学雑誌】

　名古屋のローカル経済誌に掲載されたコウノメソッドの記事です
　　　　　⇒【『時局』2015年4月号】

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0403-06:00-6）

2015/04/02

【06:00】

　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0402-06:00-1）

　［実験：合成界面活性剤］に［ピジョンマッサージクリーム］を追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0402-06:00-2）

【羽生　腹部に炎症…初の世界国別対抗戦出場決定もまた逆風】
　どうやら縫合糸膿瘍を起こしたようです。吸収糸と言っても完全吸収までには3ヶ月前後かかりますから，その間は常に縫合糸膿瘍の危険性はあります。ましてや，編み糸の吸収糸の場合には縫合糸膿瘍を作りやすいです。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0402-06:00-3）

　「治療指針作成謝礼」についてのメールです。

　昨日の朝日新聞の記事によれば製薬会社から治療指針を作成した医師に支払われる謝礼は糖尿病で￥8,525,406（さすがですね）もいただけるそうです。
　対してもしも夏井先生がやけどの治療指針を作成しても￥28,410しかいただけません。
　これはたぶん薬を使う治療指針でしょうから、夏井先生作成の治療指針は製薬メーカーにとっては価値が無いということになるのでしょうが。

　江部先生、夏井先生の対談本『医療のパラダイムシフトを加速する』が世に出て１年半ほどになりますが，もっと加速するためのエンジンを増やしていかなければならないのではと強く思います。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0402-06:00-4）

2015/04/01

【06:00】

　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0401-06:00-1）

　［実験：合成界面活性剤］に［ジョンソンベビー全身シャンプー液体タイプ］を追加。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#）

　「湿潤治療医師リスト：東京都」，「熱傷湿潤治療医師リスト：東京都」，「粉瘤治療医師リスト：東京都」に，豊島区の千川形成外科／山本慶輝先生を追加しました。これまで旭川日赤病院で熱心に湿潤治療をされてきた先生です。
（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0401-06:00-5）

　「ペットフードについての疑問」についてのメールです。

　歯科医です。
　我が家も犬を飼っておりまして，添加物山盛りの獣医推薦のドッグフードに疑問を抱き，変更するように妻に頼んでおいたところ，手作り無添加ドッグフードのお店犬のお肉屋さん「ランフリー」というところのドライフードに替えました。
　ところが1年ぐらいたつといきなり歯周病が急速に進行。犬なので歯磨きもいやがり、どうしたものかと思っていました。
　よくよくフードの成分を調べてみたところ，例えば人気NO1アンデスポークの成分を見てみると総合栄養価(100g 当り)たんぱく質16％脂質3％食物繊維4％灰分2 ％水分9％以下　と炭水化物は表示されてませんが，詳細をみるとなんと70％が炭水化物、水分除けば77%が糖質です。表示の材料は入っているのでしょうが、、犬のお肉屋さんじゃなくて犬の炭水化物屋さんでした。

　愛犬には本当に申し訳ないことをしたと思い、現在は鳥や豚の肉を焼いたりゆでたりして与えています。効果てきめんで口臭がなくなりました。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0401-06:00-4）

　「ジョンソンベビーローション」についてのメールです。

　私は合成界面活性剤実験をまじめに見ているほうです。
　昨日のジョンソンベビーローション、成分を見ると女性用の化粧品と違いはありません。合成界面活性剤、合成ポリマー、保存料が複数種類入っています。グリセリンとミネラルオイルという保湿成分も入っていてダブルの保湿効果だそうですが、これを新生児から肌に塗ってあげて、いい効果があるとは思いにくいです。（営業妨害やネガキャンをするつもりは決してないのですが）
　即効の害は出ないかもしれないけど、毎日赤ちゃんに塗り続けたら本来の肌機能を少しずつダメにさせてしまうように思います。

　口に入れるもの、肌に塗るものは、その商品の中にどんなものが入っているのかを知っていなくてはいけないし、その前に本当にその商品が必要かと考えなくてはいけないと思います。

　また紫外線対策の季節が来てしまいましたが、今度の夏は実験のつもりで、ＵＶケアーも全部やめてパウダーだけはたいて日傘と帽子で勝負してみます。
　どれだけＵＶ対策してもしなくても大して変わらなかったら、するだけ面倒だったとわかるし、しみがいっぱい増えてＵＶケアーが大事とわかっても、もう結婚してるし（笑）。

（この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-04.htm#0401-06:00-6）

◆	患者さんに笑ってもらうこと。治療を楽しんでもらうこと。
◆	子どもが「ここから帰りたくない」という外来にすること。親が「もういいかげんにしなさい。帰るよ」というと子どもが泣き出す外来にすること（私の外来ではこれが珍しくない）。
◆	この外来に来て得したなぁ，新しいことを覚えてよかったなぁ，とお得感を感じて帰ってもらうこと。


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