グラフの横軸を延しました。

東京・全国ともに新規陽性者数は増加しています。陽性率も上昇し、R再生産数(簡易版)も 1.0 を上回っています。

第六波のピークからの減少は5〜6週を周期とする小さい山のある減少を繰返していますから、この増加もそのパターンの一つなのか、それともボトムを打ったのかはもうすこし様子を見ないとわかりません。ただ、この上昇の仕方はボトムを打つときの変化に似ているので少し心配です。

東京については発症日別の人数をグラフに描いています。この線は新規陽性者数に先行して変化するはずなのですが、第六波に関してはピークを打つまでは、たしかに先行していたのですが、その後は先行しておらず、さらに新規陽性者数を上回っています。第六波の途中で、これら二つの数値の集積の仕方に変化があったようです。