[163]日常の疑問 投稿者/アイアイ 投稿日/2003年03月14日(金)
前から不思議に思っていたことを、質問させて下さい。私が今まで勤めていた病院では、酸素投与の際の加湿器の水は滅菌蒸留水を使っていました。滅菌である必要は、あるのでしょうか?人工呼吸器の加湿器も同じ。そして、もう一つ。気切患者さんの吸引チューブの保管って、どうされているんでしょうか?1回ごとに滅菌チューブを使っているところもあれば、滅菌の万能つぼにオスバン水を入れ、滅菌セッシも入れて、チューブを入れておくところもありました。1回ごとの使い捨てにこしたことはないのですが、コストのこともあり....。でも、入れ物は滅菌にしたところで、たとえ中は消毒液と言えども、時間を追うごとに不潔になると思うんですが。どうやって保管するのが、一番清潔なんでしょうか?
[167]長くてすみません。その2 投稿者/アイアイ 投稿日/2003年03月17日(月)
Dこれからは、ムラしてはいけない!という外科医師の指示でイソジン消毒は傷の周りだけにとどめ、傷にはゲーベン、そしてガーゼをあてる。感染を起こさないようにゲーベンで抗菌対応、それでもダメになったところは、最終的にデブリでさようなら....。とまあ、こんな流れです。ジョクソウケア用品はオプサイトとディオアクティブくらいです。(軟膏は何種類かあるみたいです)どうすれば、良かったのかな〜を、考えてみました。けれど、やっぱり出てくるガーゼ...。ガーゼを一枚あててその上からラップ...。やっぱり、どうやって処置していくのが良いのかわかりません。同じテーマのことを何回もしつこく聞いてすみませんが、お願いします。
[177]おサルさんのおしり 投稿者/アイアイ 投稿日/2003年03月25日(火)
経管栄養を導入してある程度のカロリーを確立できるまで、ものすごい下痢で肛門を中心におサルさんのお尻のように真っ赤に腫れ上がっている患者さんがいらっしゃいます。基本的には、整腸剤や止しゃ薬で下痢を抑えながら保清、アズノ-ル塗布で対応しています。今日、その患者さんの御家族がドライヤーでブーンとお尻を乾かしているのをみてふと考えたのですが....。こういう時も、キレイにお尻を洗った後、アズノ-ルをたっぷり塗ってラップでもあてておけば良くなるのかな......。なんて。”新しい創傷治療”とは思いっきりかけ離れていますが、アドバイスなどありましたらよろしくお願い致します。それから、私事ですが、小さい病院の半分幽霊化したジョクソウ対策委員のメンバーになりました。スキンケア全般を任せてもらえるということなので、夏井先生をはじめ皆さんのアドバイスを頂きながらしっかり一から勉強していくつもりでおります。よろしくお願い致します!
[178]何だ!この新商品の巻、そしていつもの日常の疑問 投稿者/アイアイ 投稿日/2003年03月27日(木)
こんばんは!先日、私が以前勤めていた病院で今も働く後輩から、スキンケアに関する資料を送ってもらいました。すると、そこには聞きなれないでもスゴそうな新商品(なのかな?)の資料も入っていました。その名は(書いちゃっていいのか?)フィブラストスプレー。ラップ療法以外に浮気をするつもりはありませんが、効果のある商品なんでしょうか?ずいぶん高価なものらしいので、私が勤める病院で使うということはまずありえないと思いますが。
それから、日常の疑問なのですが、各種坐薬を患者さんの肛門に挿入するとき、ゼリーまたはオイルを使っています。または、というのは以前勤めていた病院で初めはキシロカインゼリーを使っていましたが、ショック症状が出た患者さんがいたか何かで(院内の出来事ではなく、全国区で)坐薬挿入時は以後オリーブオイルを使用することになりました。そして、現在の病院ではゼリーを使用しています。で、いろいろ考え出したらキリがないのですが、じゃあバルンカテーテル入れるときは、ゼリー。挿管する時はゼリー。まあこれは、麻酔薬としての役割が大きいからいいのかな?つまり、坐薬を入れるのにわざわざ麻酔薬であるゼリーを使わなくても、滑りが良くなればいいんだからオイルでいいんだよ、ってことなんでしょうか?みなさんの病院では、どのようにされていますか?教えていただければありがたいのですが。
[165]デリケートな部分なんですけど。。。 投稿者/梨花 投稿日/2003年03月16日(日)
久しぶりに投稿させていただきます。
今私の病棟に入院している患者さんで、バルーンカテーテル挿入中の男性のペニスの処置で難儀しています。
オムツ着用で、尿からカンジダが出ており、ペニス・陰嚢・ソケイ部に強い疼痛・掻痒感を伴う白い発疹と発赤・腫脹がみられます。
カンジダによるものであろうと現在は陰部洗浄後ピオクタニンブルーを塗布(陰部が素晴らしく奇妙な色になってます)してますが、ペニスはいわゆる「ズルムケ」の状態で真っ赤になり少しの体動でオムツが擦れただけで強い疼痛があり、皮膚の形成を促す為?にバリケアパウダーを塗布し始めました。
勿論?!陰部の状態は改善していません。
世の男性は目を覆いたくなるような無残な状態です(涙)。
過去ログで亀頭部の潰瘍にアズノール&ラップが効くと書いてあったのですがこういう症例では如何なものでしょうか?
離床に消極的で、リハビリを進めるのもなかなか・・・といった方なので、とりあえず疼痛を緩和し(勿論陰部を治し)リハビリへ意欲的に取り組めるようにしたいのです。
写真も無く文章だけで伝わりにくいかとは思いますが、なんとか良い方法やご意見があれば知恵をお貸しください。
どうかよろしくお願いします!!
いつも難題しか提起しなくて申し訳ありません。
[170]尿素含有クリームは、「乾燥剤」なのかもしれない。 投稿者/トリヤベ@ラップ療法 [HOME] 投稿日/2003年03月21日(金)
保湿剤とは:皮膚乾燥症(ドライスキン)には保湿剤の外用が有効ですが、問題は「保湿剤」の概念が混乱していることです。
尿素含有クリーム(ウ○パ○ルなど):これは実は「乾燥剤」なのかもしれません。尿素は浸透圧作用により水を吸収します(高校レベルの化学)。水は 皮膚→尿素 の方向に移動しそうです。ナメクジに塩をかけるのと同じ理屈です。皮膚はナメクジ、尿素は塩に相当します。尿素含有クリームを塗ると刺激がある>ヒリヒリするのはこのためかもしれません。
http://www1.neweb.ne.jp/wb/decubitus/sub9.htm
素人のなんとも大胆な仮説/思いつきです。
専門家・素人を問わず、ご批判を求めます。
[175] 「ジャイアン」 投稿者/游星@いな科 投稿日/2003年03月25日(火)
やっぱり誰もおんなじようなこと,考えるんですね.
付け加えるなら「ジャイアンのリサイタル」っていうのもありますね.超ド音痴な歌を空地にみんな集めて無理やり聞かせるアレですが,これもどこかの誰かと似てますな.
[173]はじめして 投稿者/高谷 投稿日/2003年03月22日(土)
大阪の高谷と申します。
昨年より、夏井先生のサイトで勉強させていただきながら閉鎖療法に取り組んでおります。
早速、質問なのですが、例えば、サイト内の『実際の治療例』の指の外傷のところに提示されてある『電動鋸で作業中,示指』の写真の2枚目のところなのですが、勤務先の病院ではデュオアクティブを使用していたのですが、どうしても写真のようにふやけた例が多く、途中でデュオアクティブを中止した例があるのですが、デュオアクティブでは過湿潤をコントロールするのは難しいのでしょうか?
ちなみに、デュオアクティブに18G針でぷつぷつ穴を開けて(カットバンのように)過湿潤をコントロールしようと試みましたがうまくいきませんでした。
また、褥瘡治療に関しても、鳥谷部先生のラップ療法で良好な結果を得ることが出来ましたが、こと、足に関して、どうしても過湿潤になる患者さん(特に滲出液の多い人)がおられて足のみラップを断念したことも何度かありました。
以上の経験から手や足などの角質層の多いところに閉鎖療法で上手く創をコントロールすることが出来ない例がありました。
こういう場合にどのように対処すればよいのかご教授願えれば有難く存じます。
[171]腎不全か創治癒か。栄養の悩み。 投稿者/内科のりーちゃん 投稿日/2003年03月21日(金)
うの先生、腎不全の方のその後はいかがですか。私のほうは糖尿病性腎症からの腎不全ありで、心筋梗塞、脳梗塞で去年の10月に入院された方が入院後1ヶ月ごろからできた足趾の壊疽がやっと治って昨日退院されました。治療開始から事態の進行が無くあきらめかけたところで今年に入って急に良くなりました。どうやら隠れて間食したのが良かったようです。進行が無く、ではなく悪化しなかったのは良いことだったんでしょう。蛋白制限をはずして一気に治りました。ただし腎不全は進行しました。退院できてちょっとほっとしつつ後を思うと憂鬱です。
[172]慢性湿疹が数日で治った! 投稿者/harasho [HOME] 投稿日/2003年03月22日(土)
3月20日の更新記録にある上記のページをみて、ちょっとお知らせまで。既に話題になっているかもしれませんが、アトピー性皮膚炎の治療に「ラップ療法?」らしきものが勧められています。エスエスエルヘルスケアジャパンと言う会社の、その名もWetWrapsです。http://www.sslhealthcare.jp/を見て下さい。慢性湿疹の治療とつながるところがあると思います。
[159]教えて下さい。 投稿者/アイアイ 投稿日/2003年03月13日(木)
はじめまして。先月に行われた夏井先生のセミナーに参加し、目からウロコで自分もスキンケアの達人になりたいな〜と淡い思いを持っている、今年6年目の看護師です。これまでベッド数1000床程度の病院勤めが主でしたが、結婚、出産、子育て中ということもあり、楽そうな内科の個人病院で働くことにしましたが、なかなか大変です。(まあ、楽して稼ごうというのがそもそもダメなのですが)何が大変って、これまで自分が常識だと思っていたことがそうでなかったり、何が正しくて何が間違っているのかが分からなくなってきました。非常に恥ずかしいのですが、初心に戻っていろいろ勉強していきたいと思いますので、皆さんのアドバイスをよろしくお願いします。それでは、早速、本題に入ります。
つい最近、ある総合病院から、錐体外路障害を来たす神経疾患のため10年くらい前から寝たきりで、しかもCT上原発不明の骨、肺転移のある患者さんが転院してきました。詳しい経過は分からないのですが、仙骨部に4センチ×7センチ、深さは1センチくらいのジョクソソウがあり、全体的に赤色で辺縁からは赤色肉芽が盛ってきています。DEDIGNでいうなら、皮下組織までの損傷で、ガーゼ交換は1日1回、大きさは28センチ、局所の炎症所見は....。ないように思うのですが、ユーパスタを使っているということは、感染しているのでしょうか....。良性肉芽は50パーセント以下、壊死組織無し、ポケットはありません。前院にはスキンケア専門ナースが関わっており、処置は以下のとおりです。@イソジン消毒A生食洗浄Bユーパスタ、プロスタンディン軟膏を隔日にガーゼに塗布し、患部に貼る。
夏井先生のセミナーに参加して以来、用法はちょっと違っているかもしれませんが、いろいろやってみました。陰部の皮むけ(専門用語がわからなーい!)、バルンカテーテル挿入部の潰瘍、にアズノ-ル軟膏を塗布し、ラップで巻いてみたところ、時間を追うごとに改善しているのが分かりました。今までなら、イソジンで消毒し、ガーゼをくるっと巻いておしまいだったのに....。今回の患者さんもラップ療法で対応できるのでは???と思いました。ただ、今の状況で、どんなふうにラップ療法をすすめていったらよいのか分かりません。それともラップ療法の適応ではありませんか??分かりにくい状況説明で申し訳ありません。栄養状態も悪く、除圧や処置だけでは改善は難しいと思いますが、カロリーは1日800キロカロリーと決まっておりどうしようもありません。
家人は、改善傾向にあることを大変喜んでおられましたし、転院してきてあっという間に悪化した、なんてことにはしたくありません。勉強不足で申し訳ありませんが、是非アドバイスを頂きたいと思います。
[168]毛髪の分解について 投稿者/taka 投稿日/2003年03月19日(水)
初めて投稿させて頂きます。
手術室にて、男の看護師やってる石丸というものです。
現在手術室で除毛を進めていまして、基本的には除毛もしないという私の考えなんですが(切開部位のみ最小に行う)実際毛髪が、体腔内に入った場合感染の原因には、ならないと思っているのですが、どのように分解されるのか、分解の時間は、どれくらいなのかまた、整形外科の手術などの場合、骨の中に入っても問題はないのか?などお聞きしたく投稿致しました。
場違いな質問でしょうが教えて頂けないでしょうかよろしくお願い致します。
[162]糖尿病壊疽の薬浴について 投稿者/内科のりーちゃん 投稿日/2003年03月14日(金)
4月の内科学会で2日目に糖尿病足の治療についてポスターを出すことになり積極的に各地のセミナー、フォーラムに足を運び質問して勉強しています。この間の環境感染学会で「米国と日本の創処置の違い」というフォーラムで演者が傷は消毒せず洗浄するのが良いが「例外」に感染創は消毒するとおっしゃいました。さらに洗浄の後イソジンをつけて最近注目されているイソジンの肉芽促進効果(!)をねらうとか。時間が無く消毒回数まで突っ込めませんでした。昨日は地方の感染フォーラムでやはり傷に消毒はダメという話しがありましたが「糖尿病壊疽のようなどんどんくさってくる創は消毒」でイソジン消毒を薄めて使いましょう、とおっしゃいました。科学的デブリが目的かと質問すると否との事。薬浴回数については「多い方がいいでしょう」…フォーラムのタイトルは「エビデンスのある対策」でした。ちょっと納得がいかないです。
トリヤベ先生、ポスターに「ラップ」と言う単語を使わせてもらってよろしいでしょうか?
うの先生、サーフロ外筒ドレーンの写真使ってもよろしいでしょうか?
[160]左下腿パックリ!おばあちゃんの巻 投稿者/アイアイ 投稿日/2003年03月13日(木)
続いてすみません。もう一人、処置方法に???という患者さんがいます。入院当日の夜、段差につまづいて左下腿をかなり深く、カルテには筋膜がのぞくくらい?ざっくり皮膚が剥がれかけていて、13針ナート、イソジン消毒後ソフラチュ-ルを貼って厚めのガーゼをあて、包帯グルグル......。浸出液(だかなんだか分かりませんが)は減ってきているようです。当初は、院長自らが消毒を行い、創の具合をみていたようですが、ここ数日は看護師がやっているようです。そこで、処置の方法を変えて見てもバレない状況ができたので、夏井先生流を試してみたいのです。微温湯でキレイに洗い流し、そのあとは?オプサイト貼っていればいいですが?具体的な処置方法、アドバイス頂けたらと思います。
[166]救急のABC 投稿者/某科医@静岡 投稿日/2003年03月17日(月)
久しぶりなのに、お遊びの書き込みです(笑)
>そういえば,「救急蘇生のABC」というのがありますが,これも
>Another Doctor
>Behind the Curtain
>Call Nurse
>というのが真の意味です。
僕が聞いたバージョンはA〜Eまでありまして
というものですが、どうでしょう?
[161]壊死部分について 投稿者/NAO 投稿日/2003年03月14日(金)
以前の掲示板のときに、褥瘡処置でご教授いただいいたものです、又、教えていただきたく、質問させてください。 患者さんは全身状態が悪く、心不全、DIC、と状態が悪くなっていてレベルがV−200〜300くらいです、1週間前に仙骨に褥瘡NPUAPV度で、徐々に損傷部分が黒色壊死化してきています、イントラサイトジェル使用していて、2日前に壊死部分が肉芽と離れたため、主治医へデブリをお願いしたところ状態が悪いので…と断られました、(発熱、貧血あり) 自分としては全身状態悪化でも、処置(デブリ)することは可能だと判断していますが、しがない看護師でして勉強不足のところも隠せません、このようなときなどは、そのまま様子を見ていたほうが良いのか、又、医者を動かす動機付け等がありましたら、お教え願えないでしょうか?
[156]内服薬は? 投稿者/かわせ@内科 投稿日/2003年03月13日(木)
皆さん、初めまして。
内科医にもかかわらず褥創根絶に走り回っています。
ここのログを一通り拝見したのですが、被覆材やラップ療法についてというタイトルがほとんどなので一つ質問させてください(といっても大したことはないのですが)。
皆さんは褥相対策として内服薬は何か処方されていますか?
私は、慢性胃炎の病名をつけてプロマック(亜鉛配合)と、補中益気湯or十全大補湯を使うようにしていますが、皆さんはいかがでしょうか?
そんなもの使わないよ、という方がほとんどなのでしょうか?
[155]新人です。よろしく御願いいたします。 投稿者/森 広 [HOME] 投稿日/2003年03月12日(水)
新しく参加させていただきます大阪堺市の浅香山病院歯科の森 広と申します。
病院の歯科医ですが、創傷に興味があり、どうぞよろしく御願い申し上げます。
わたしのホームページhttp://homepage1.nifty.com/milupon/でテクニカルチップス(Technical Tips)というところでパラレルクロス縫合という縫合法を発表しています。
よそしければ、ご感想をお聞かせください。
[154]感染創について 投稿者/pingu 投稿日/2003年03月11日(火)
仙骨部の褥瘡ですが、二人の医師の意向が合わず、ブロメライン軟膏プラスティエールと軟膏プラスガーゼが交互に行われる中だんだん深くなり、強い悪臭と大量の浸出液が出てきました。深さも5センチほどとなり骨まで掘れています。40度を超える発熱が続きMRSAが検出されバンコマイシンが開始されました。このようになってしまってからはどのような処置ができますでしょうか。エアマットは本当に2.3日前に入りました。
アドバイスありましたらよろしくお願い致します。
[146]咬傷の治療 投稿者/田舎の整形外科医 投稿日/2003年03月01日(土)
初めてメールさせていただきます。
とても基本的な質問ですがどなたかご教示ください。
外来で時々犬や猫に咬まれた患者さんが来院します。たいてい傷は小さいのですが、感染が心配になります。創を洗浄したほうが感染の可能性が少なくなるでしょうから、生食等で洗浄するのですが、創が小さいので、なかなか奥の方まで洗浄できません。創の状態によるのでしょうが、局所麻酔下に切開を加え洗浄するべきかいつも悩みます。積極的に切開を加えるべきでしょうか?それから、創の被服材は何を使用するべきなのでしょうか?当初アルギン酸、その後ハイドロサイトでよいのでしょうか?感染予防のためにはドレナージが大切だと思います。ガーゼでも良いのでしょうが、交換時痛そうです。アルギン酸やハイドロサイトではドレナージがやや不安なように思います。どなたか宜しくお願いいたします。
[152]指尖損傷にちょっと一工夫? 投稿者/某整形外科医 投稿日/2003年03月07日(金)
指尖部損傷の場合の被覆材の固定に苦労することはないでしょうか?ハイドロサイトなどの場合、片手で押さえておいてもう片手でオプサイトなどを貼るのは困難です。私はオプサイトフレキシフィックス10cmを幅1.5cmに切って、それに適当な大きさに切ったハイドロサイトを中央に貼り付けて掌側〜背側へ貼り、更に1.5cmのフレキシフィックスのみを尺側〜橈側に貼り、後に全周を覆うように適当な長さに切ったフレキシフィックスを貼っています。先がゴワゴワにならず綺麗に貼れ、長持ちします。既に皆さんもしてますかねー?よろしければ参考に。
[151]それから 投稿者/町の泌尿器科 投稿日/2003年03月07日(金)
おかげさまで現在のところ再出血もせず小康状態です。
しかし、CTをとると腫瘍と直腸は一塊となったままです。
話は変わりますが、更新履歴を見て思い出したのですが「水」の話ですが、我々がマクドナルドのハンバーガーを何気なく食べてますが、この裏ではたくさんの水が消費されているというのを昔聴いたことがあります。
この掲示板でこんな話はふさわしくないと思いますが、我々は自分達の便利な生活の裏で名も知らない世界の何処かの貧しい人々をもっと苦しめているのだと思います。
今、世界中でアメリカが嫌われていこうとしている原点はまさにここにあるのではないでしょうか?
[149]野蛮な処置 投稿者/kasu 投稿日/2003年03月06日(木)
一週間弱で腐って帰ってきた褥瘡が、新たな一週間で、劇的に改善しました。といってももちろん元通りには程遠いけど。でもかに味噌君とはほとんどおさらばしました。ピンクの肉芽も増えました。
うちにとって特別なことは何もしてません。イソジン製剤の使用を止め、ガーゼの貼付を止めただけです。
そしてかわりにエコツージェルとオプサイトフレキシフィックスで閉鎖療法をしただけです。
なにが野蛮な処置なのか??何故気づかない人がこんなに多いのでしょう?
私にでさえわかるのに。
でもこれで、悪化の原因のほとんどが、処置にあったと得心しました。
[150]俗説 投稿者/CHIMA [HOME] 投稿日/2003年03月06日(木)
擦過傷の治療で夏井先生のサイトに助けられた者です。
まじめな討論の場にこんなこと書き込むのも気が引けますが、久しぶりに風邪をひいてのどが痛いです。以前でしたら「アルコール消毒」といいつつ酒を飲む口実にしていたのですが消毒は意味がないとわかってしまった今、私はいったい何を口実にお酒を飲んだらいいのでしょう。
追伸 あれから7ヶ月。おかげさまで顔のキズはほとんどわからなくなりました。
[148]体位変換と褥瘡 投稿者/pingu 投稿日/2003年03月06日(木)
はじめまして、療養型と一般病棟の混合で働いている看護婦です。知識不足のため専門的なことはわかりませんが、私の病院では施設からや、他の病院では断られたような患者さんがたくさん入院しています。そのなかでも、今までなかったはずの褥瘡ができてしまい、Drの処置も一人は、洗浄、消毒、軟膏、ガーゼ
もう一方はテ○エー○などの閉鎖療法をしています、毎日のように処置が交互におこなわれているかんじであります。はっきりいって一向によくなりません。
最近は足背、踵部のかなり深部までの褥瘡ができたりしています。これは体位交換が悪いのでしょうか?
ターミナルの方が多く、栄養状態も悪いのも関係しているかもしれませんが、褥瘡を大きくして一緒に天国までもっていくと考えるととってもつらいです。足背や踵部の褥瘡を防ぐ良い体位変換をアドバイスしていただける方いらっしゃいましたらよろしくお願い致します。
[147]Re:消毒したフリ 投稿者/トリヤベ@ラップ療法 [HOME] 投稿日/2003年03月04日(火)
ある透析施設では、シャントカテーテルや腹膜透析のカテーテルの入り口部を「酸性水」で「消毒」しているそうです。感染がなく、しかもきれいになるそうです。
私の目には、酸性水=水道水 なのですが、無意識のうちに「消毒した気分」になれますし、患者、スタッフも「酸性水で消毒した」と思っていただければ結果オーライというわけです。
ただし、酸性水で医療器具の消毒をしてはいけません。「原理的にも実際にも全く無効」ということが判明していますし、感染のガイドライン(厚労省だったか)でもかたく禁じられています。
[143]ラップ療法とカビ 投稿者/金魚 投稿日/2003年02月28日(金)
ラップ療法をやっている患者で、褥瘡の周囲にカビが付いたことはないでしょうか?最近2例続けて周囲の皮疹からカビが検出され、皮膚科から「ラップは止めてほしいな」と言われてしまいました。1例はもともとカンジダがあって糜爛になったのかもしれない(臀裂)と思ったのですが、2例目は10日前にはなかった典型的な皮疹が、大転子部の潰瘍周囲に出ていました。ラップ療法はやはりカビの温床となり易いのか?また、合併した場合の治療は何を優先させるべきなのか?
昨今の抗真菌剤軟膏はよく効くので、ラップを併用してもいいんじゃないだろうかと、都合の良いように考えていますが。
[144]伝染性膿痂疹 投稿者/中村 守@外科医 投稿日/2003年03月01日(土)
Medical Tribune2月27日号に、「伝染性膿痂疹にはまず、消毒薬の塗布が第1選択で、症状によっては抗菌剤を投薬。」とのTopicsが書いてありました。
発表はESSEN大学の皮膚科のDr.とProf.です(Deutsche Medizinische Wochenschrift2002;127:1648_50)。
痂皮にはオリーブoilやサリチル酸軟膏を塗布。全身症状を認めない場合はフシジン酸による局所療法が第1選択になる。
皮膚を定期的に消毒液で洗浄し、下着や寝具を頻回に交換するとかかれています。
消毒も場合によっては効果があるようです。