[397] 植皮の上には？？？ 投稿者：きんぎょ 投稿日：2002/10/29(Tue)45

分層植皮（特に範囲の広い網状植皮）の手術終了時のドレッシングは，皆さんどうなさってますか？ソフラチュールをひいてガーゼというのが昔からのやり方でしょうが，やはり男らしくサランラップでしょうか？
正常皮膚が周囲に残っていれば，メフィックス・シルキーポアといった巾広テープの類を直接貼る方法を行っていますが，他に良い方法ありますでしょうか？

• 游星@いな科 ＞ 「男なら」に一票。 (2002/10/29(Tue)19:55)
  
  
• ku- ＞ 私も、興味あります！きんぎょサンと同様の処置なので・・・・。一次創なら、閉鎖したほうが治りが良い気がするのですが・・・けっこうガーゼがくっついて、剥がす時、痛みを伴ないますもんね・・・ (2002/10/29(Tue)06:59)
  
  
• 夏井＠管理人 ＞ tie-overしなくていいのであれば，mesh graftの上からフィブリン糊を霧状に散布し，フィブリンが固まった後はガーゼなどというのが効果的です。もちろん，ガーゼでなくラップすれば完璧じゃないでしょうか。 (2002/10/30(Wed)48:14)
  
  
• TOrtho ＞ フィブリン糊は血液製剤ですし若干抵抗をおぼえるのですが？ (2002/11/07(Thu))
  
  
• きんぎょ ＞ フィブリン糊を植皮に使って査定された事があって，それからはあまり使ってません．多分再審査請求をしたと思いますが，どうなったかしら？ (2002/11/10(Sun)46:33)

[395] はなまるマーケット 投稿者：ひろゆ＠素人 投稿日：2002/10/29(Tue)30:35

[391] アカギレケアについて 投稿者：特養なーす 投稿日：2002/10/28(Mon)41:21

ワセリンのかわりに市販品のメン○ームやメン○レータムでも良いのでしょうか。サリチル酸やメントールが入ってるようですが。

• トリヤベ＠ラップ大学 ＞ これって、結構高いんですね。サリチル酸やメントールは食品添加物のようなものです。レストランで出された料理にいきなり茶色いソースをかけたらシェフが怒って包丁が飛んでくるかもしれません。まず素材を味わってからでもよろしいのではないでしょうか。 (2002/10/28(Mon)44)
  
  
• 夏井＠管理人 ＞ 以前，消毒薬が含まれる市販の軟膏，というのをまとめて書いてみようと思ったことがありましたが，調べてみるとあるわ，あるわ。やはり「消毒＝薬」なんですね，日本人にとっては。 (2002/10/29(Tue)48:59)
  
  
• ゆきこ ＞ 白色ワセリンですが、どこの薬局でも売っていると思います。私は、５０ｇ４００円もしないぐらいで購入しました（５０ｇってかなりある）。ところで、指に紙でスパッと切ったような傷が出来てしまい、痛くて痛くて・・・そこで、ワセリンをその傷に塗りこんでみました。そうすると、５分もたたないうちに痛みが「ピッタッ」と止まり・・・ちょっと感動。ワセリンて、すぐれもの・・・乾燥肌にも唇にも傷にも。使いすぎると害はあるのでしょうか？ (2002/10/29(Tue)35:19)
  
  
• あさ ＞ はじめまして。医療関係とは全く関係ないものですが、いつも楽しく読ませていただいています。白色ワセリンは、かかっている皮膚科で処方でいただきました。２０ｇくらいをプラスチックケースに入れてお薬みたいでした。 (2002/10/29(Tue)57)
  
  
• あさ ＞ 続きです。その前は、精製ワセリン（？）とかいうのももらいましたが、どちらがよかったのか・・もらったのはどちらも随分前なのですが、古くなるとやっぱりまずいのでしょうか。それよりほんとはこういうものって保険ではいただけないものなのですか。子どもの頃からアトピー体質で、今はおさまっていますが、お守りのようにプロトピック軟膏とワセリンを持ち歩いています。ついでに買い過ぎた靴擦れブロックの再利用を心待ちにしているところです。（すみません、色変えますね） (2002/10/29(Tue)56:58)
  
  
• ねこ ＞ ついでながら、メンソ○ータムなどのメントールの入った軟膏は、カサカサ肌にはキツイのではないでしょうか。アロマテラピーではミント（＝主成分はメントール）は脂性肌のかたが皮膚をさっぱりさせるときによく使うのですが・・・（メントール入りのリップクリーム、かえって唇が荒れませんか？） (2002/10/29(Tue)19:31)
  
  
• 特養なーす ＞ なるほど・・近所のディスカウントドラッグストアでメン○ームが白色ワセリンより安かったもので・・・ワセリン昨日から使ってます。いい感じです。 (2002/10/29(Tue)40)

[390] 無題 投稿者：浪花の看護師 投稿日：2002/10/28(Mon)03:10

鳥谷部先生、大変申し訳ありません。
388の記事ですが、書き込みをした後で何だか自分が非常に生意気なことを書いてしまったように思えて削除してしまいました。
あらためて書き込みさせていただきます。

夏井先生、こちらのサイトは素晴らしいです！
私が感動したのは、第一に患者さんのために一生懸命治療なさろうとしている方々の集まりだということです。
医療は医師や看護師の地位や名誉のためにあるもんじゃないですもんね。

私は夏井先生の閉鎖療法、鳥谷部先生のラップ療法が一大ムーブメントになっていることを実感しています。
いろんなところで先生方の治療法にヒントを得たと思える医師がたくさん出てきています。
とあるメーリングリストでも術後のガーゼ交換について、閉鎖療法にすることについて大反響があり、かなりの同調が得られたということでした。

先生方は人を動かすパワーをお持ちですし、医師として人としての魅力にあふれていると感じています。
もっともっとメジャーになっていただきたいと熱望しています。

[389] ３８３のつづきですが 投稿者：Ｎｓ宝井 投稿日：2002/10/26(Sat)29:11

オムツかぶれにはどんな処置をしていますか？発赤程度から表皮剥離・びらん形成まで色々なケースがあると思いますが。。以前、テガダームやディオを使ったところ、Dr・上司からあまりいい顔をされず、結局、アズノール・ボチガーゼになりました。実際施行していることやみなさんの考えを教えてください。

[385] フィブラストスプレー 投稿者：ku- 投稿日：2002/10/26(Sat)30:33

はじめまして。創傷を勉強している看護師です。 フィブラストスプレーについてお聞きします。
フィブラストスプレーは増殖期に使用するものだと思っていました。炎症期（壊死組織はありませんでした）にも臨床では使用していました。調べたところ、炎症期には好中球やマクロファージの遊走を高めるとありました。しかし、創は黄色の血流の悪い肉芽がもこもこと、上がってきました。これは、不良肉芽が上がってきてしまったのだと判断したのですが、フィブラストスプレーを使用してこのような状況になったという文献をご存知でしたら、教えて下さい。また、この体験から、私はフィブラストスプレーを使用するのは、やっぱり増殖期の肉芽に！と思ったのですが、皆さんの意見はどうでしょうか

• トリヤベ＠ラップ大学 ＞ 私の考えを述べます。黄色の血流の悪い肉芽がもこもこと。不良肉芽が上がってきてしまった＞＞良性肉芽が形成されたのに、処置やケアに問題があって圧迫により壊死を生じたと考えます。不良肉芽＝処置者の自作自演です。 (2002/10/26(Sat)39:55)
  
  
• トリヤベ＠ラップ大学 ＞ 一般の創傷と褥瘡は違いがありません。あるとすれば、圧迫循環障害と消毒の有無です。 (2002/10/26(Sat)58:34)
  
  
• EMT ＞ 「処置者の自作自演」肝に命じなければいけない言葉だなあ・・・。 (2002/10/26(Sat)47)
  
  
• GON ＞ この薬を作ったことはチャレンジだったでしょうね。いろんな意味でデリケートなサイトカインを単品で医薬品にしてしもたんやから。だからですよ、それ以下のものではないけど、それ以上のものでは絶対にない。創傷部位の空間にも、それぞれの部分がそれぞれのタイミングでいろんな難しい名前のついたタンパク質がちょろちょろしよるわけですよ、薬を使って人間が制御できるレベルではないですよね、今の科学では、まだ。　画期的な新薬ではあるから、使い方を決めてかからないほうがええんとちゃいますやろか？　と勝手なボヤキですみません。 (2002/10/27(Sun)00:02)
  
  
• 游星@いな科 ＞ GONさまの意見に賛成です． (2002/10/27(Sun)14)
  
  
• ku- ＞ 本当にＧＯＮさんの意見のとおりですね。その後も、たくさん調べました。しかし、考えれば、考えるほどわからなくなりました。不良肉芽の定義って？？と思って調べましたが、定義ってほどのものは、見つかりませんでした。さらに、サイトカインまで、調べましたが、余計わからなくなってしまいました。 (2002/10/29(Tue)46:50)

[384] キズのその後。 投稿者：あや 投稿日：2002/10/25(Fri)04:01

キズ治療開始３日め！になりました。
経過報告をさせてください。
靴ずれブロックは１日１回貼り変えています。
２枚めをとりはがしてみると３日前のカサブタだった箇所の カサブタがきれいにはがれました。早いものですね。
下はピンクのうすい皮膚ができていました。
じくじくのところは周りから徐々に皮膚ができてきています。
まだもう少しかかりそうです。
ピンクの薄い皮膚のところは まだ湿潤環境を保つべきなのですか？
毎日、治り具合を確認するのが楽しみです。
皮膚の色が正常な色に戻るのに 何か有効な方法もしくは軟膏はあるのでしょうか？

• 夏井＠管理人 ＞ 「ピンクの薄い皮膚のところ」ですが，ここは上皮化していますので湿潤環境を保つ必要はありません。上皮化していない部分だけに，小さく切った「靴ずれ用ブロック」を貼るようにしましょう。 (2002/10/25(Fri)26:06)
  
  
• 夏井＠管理人 ＞ 「皮膚の色が正常な色に戻るのに何か有効な方法」ですが，今後3ヶ月くらい，直射日光を避けるようにしてください。これがベストです。 (2002/10/25(Fri)26:36)
  
  
• 浪花の看護師 ＞ 初めて参加させていただきます。上記の件ですが、Micropore（茶色）等を貼るのがいいんでしょうか？ (2002/10/26(Sat)40:58)
  
  
• 夏井＠管理人 ＞ 一番いいのは遮光効果のあるクリームです。茶色の絆創膏（マイクロポアなど）を貼る場合は，何枚か重ねる必要がありそうですが，この絆創膏にどの程度，紫外線を遮る効果があるのかというデータは見たことがありません。 (2002/10/26(Sat)46)
  
  
• 浪花の看護師 ＞ 夏井先生、ありがとうございます。私か娘が怪我をした時に使用します。 (2002/10/26(Sat)28)

[383] 亜鉛華軟膏（サトウザルベ） 投稿者：特養なーす 投稿日：2002/10/25(Fri)00:04

意識障害や麻痺のある高齢者のわきの下のただれなどにサトウザルベを塗るよう先輩から指導されているのですが、オリーブ油でふき取る時、浸軟した表皮がはがれてとても痛そうです。（アズノールを塗ってガーゼをはさんでおいたらよくなりましたが）亜鉛華軟膏はアトピーのサイトで人気のようですが、有効な利用法をご存知でしたら教えていただきたいのです。

[382] またまたズレタ質問かもしれませんが 投稿者：Ｎｓ宝井 投稿日：2002/10/25(Fri)22:29

皮膚への消毒の有害性はよく理解できました。消毒液につけたチューブorアルコール綿で拭いたチューブを気管内へ入れ､吸引することはどうなんでしょう？気管粘膜に消毒液はかなり有害ですよね。前の病院では、気管内は決して無菌状態ではなく、清潔操作であればOKということで、無菌手袋で摂子を使わず気切部から吸引してました（勿論、滅菌チューブ使用ですが）。消毒液の有害性という点から吸引チューブについて、と、気切部吸引について、みなさんはどのように考えているのか教えてください。
んー、やっぱりずれてるかな。。。すみません。。

[381] 消毒 投稿者：２１世紀外科医 投稿日：2002/10/25(Fri)50:59

消毒という言葉！誰がいつ言い出したのか、知っている方！教えて下さい。訳し方が不適切だったのでしょうかね？　皮膚にいるのは毒ではなくて細菌ですよね。それでいて毒を消すと漢字で書いて、何の不思議もなく使われている！これこそが、なんか非常に不思議なのですが......。毒を消す.......？？？

[380] 破れた水疱は？ 投稿者：KAZI 投稿日：2002/10/25(Fri)38:52

こんにちは。関西の方で外科をやってます。最近このＨＰを見つけてから、まだ日が浅いですが外来で実践しています。
以前から疑問だったのですが、II度の熱傷や褥瘡の水疱が破れたとき皆さんはその表皮は除去しますか？除去した方がいいという説もいればしないほうがいいという説もあるようなのですが。あとハイドロジェルの使う量ですが、正常な皮膚には使わないようにといわれていますが、被覆材で覆ってしまうとどうしても正常皮膚にも流れていきます。やはり使うのはたれていかない程度の少量にすべきなのでしょうか…？初歩的な質問ですいません。

• ２１世紀外科医 ＞ 私的には、創傷被覆材を使用するのであれば、極力、浮いた表皮は切除してそれから被覆材を貼っています。残しておくと感染したりするので。逆に創傷被覆材を使用する気がないのであればなにか、適切な軟膏を使用して、表皮も除去しないで、その表皮自体が被覆材の換わりになるように大事にしています。私はハイドロジェルは、（グラニュゲルやイントラサイトゲルのことでしょうが）、壊死物質の除去に主に使っています。（バイオロジカルデブリードメント）その時に正常な皮膚についていても何も問題ないような気がします。ゲルの上にフィルム材を貼り、その上に漏れて来る時にはガーゼをあてています。熱傷の時にはむしろハイドロコロイド系の被覆材を使っているのですが、私の印象としてはそちらのほうがよいようです。 (2002/10/25(Fri)42:43)
  
  
• 島袋 ＞ 治りが悪くなりそうなケースやDDB、III度の熱傷はこれまで外科紹介してたので．．．経験が少ないのですが．．．当院の一症例です。「自院」で不適切な処置をしてしまい、水疱が破れたケースですが、やや黒ずんで乾燥してしまった部分を含めて（除去できる部分は除去して）テガソーブライト（薄いハイドロコロイド）で覆ってみました。3日後はがして見ると、皮膚を残したところ、除去したところとも同等にきれいになっていました。破れた皮膚はハイドロコロイドにくっついたまま一緒にはがれました。僕は無理やりはがさなくても結局上皮化には支障ないのではという印象を持っています（あくまでも感染の恐れのないSDBの場合ですが）。 (2002/10/25(Fri)25:16)
  
  
• 島袋 ＞ あとハイドロジェルを深い潰瘍、じょくそうに使っていますが余分なジェルは舌圧子ですりきってます。ほっといてもいいんでしょうがなんとなく創の周りを浸軟しないかなぁ、と心配なので。 (2002/10/25(Fri)32:44)
  
  
• トリヤベ＠ラップ大学 ＞ 火曜日の当直のあさ、工作機械で指をはさんだ患者が来ました。ラッキー！とばかりソーブサン（サンプルでもらって引き出しに入れておいた）をもって外科外来へ（小生内科医）。Ns様は縫合の用意をしてお待ちでしたが、慌てず騒がず。幸い傷は浅そう。 (2002/10/25(Fri)04)
  
  
• トリヤベ＠ラップ大学 ＞ 流しで石鹸で手を洗っていただいて（機械油で汚れていた）ソーブサンをちぎって貼りつける。ガーゼで押さえると止血するのだなあ、と感動。その上からテガダームを巻きつけると完全に止血。トキソイドを筋注して、再来は内科受診ですよ。 (2002/10/25(Fri)22:53)
  
  
• トリヤベ＠ラップ大学 ＞ 今日来ました(金）。皮膚は白くふやけていましたけど、傷はきれいでした。この間消毒なし。石鹸で洗うだけ。患者「ほんとにこれで治るんですか」。医者（不安を隠しながらにこやかに）「もちろんですよ。縫ったのより早くきれいに治りますよ」。オプサイトフレキシフィックスを貼りなおしました。来週月曜日が楽しみです。 (2002/10/25(Fri)29:32)
  
  
• KAZI ＞ 先日同じように機械ではさんだ人が来ました。アルギン酸塩がないのでこのときは洗浄をしてアクトシン軟膏を塗りフィルム材で被覆しました。 (2002/10/25(Fri)03:23)
  
  
• KAZI ＞ 翌日からハイドロサイト＋オプサイトに変更し、週２回だけ来てもらい１週間後かなりキズがきれいになっていました。爪の周囲がかなり挫滅されていたのに１週間でここまでになるとはかなりの感動です。恐らくもう１週間で治りそうな予感…。 (2002/10/25(Fri)10)

[379] 消毒用綿球の入った万能壷内の細菌 投稿者：Ｎｓ高橋 投稿日：2002/10/25(Fri)32:39

私は看護研究で万能壷内の消毒用綿球ははたして清潔といえるのかどうかを調べています。今後培養していく予定なのですが、何か参考になるご意見、情報、文献などあれば教えていただきたいのですが。

• syo@実験屋 ＞ 過去に夏井先生が「注射の前のアルコール消毒は必要か？」で、ちょこっと触れられてますよ。 (2002/10/25(Fri)42:21)
  
  
• ２１世紀外科医 ＞ イソジンなどであればその中で生きていける細菌はおそらくないのでは？と思います。興味はありますが、培養して何か菌が検出された場合には、使用しないという目的なのでしょうか？消毒という概念自体が、否定的になっている私の頭では、消毒する綿球に細菌がいようがいまいが、消毒される皮膚の方に、細菌がいっぱいいるのであまり大した問題にならないような気がするのですが.....。辛口の意見で申し訳ありません。 (2002/10/25(Fri)48:03)
  
  
• 夏井＠管理人 ＞ 10％ポビドンヨード製剤中で生存できる菌がいます。Burkholderia cepacia という菌です。この菌は製剤中に16ヶ月生存していて，菌体周囲にバイオフィルムを作っていたそうです。また緑膿菌にもポビドンヨード耐性菌がいます。「ポビドンヨード製剤の使用上の留意点」Infection Control 2002 vol.1. 11 No.4をご覧下さい。 (2002/10/25(Fri)42:01)
  
  
• 夏井＠管理人 ＞ 要するに，消毒薬を浴びせられりゃ，細菌だって生きていこうとするわけで消毒薬への対抗策を考えるか，丈夫な細菌が生き残る。でも，人体の細胞はそういう対策（消毒薬への耐性獲得）を取れないから，すぐに死んじゃう。 (2002/10/25(Fri)44:43)
  
  
• Ｎｓ高橋 ＞ ありがとーございます。わが病院でははずかしながら万能壷に綿球＆消毒液を注ぎ足し、一週間したらすべて交換するというシステムになってまして、それをなんとか中止したくて研究してるのです。消毒行為の意味の無さを十分知りましたので、今後はそちらに関しても研究していきたいと思います (2002/10/26(Sat)34:48)

[378] 失礼な質問かもしれませんが。。 投稿者：Ｎｓ宝井 投稿日：2002/10/25(Fri)29:07

今日､皮膚科クリニックの面接に行ってきました。その際「じょくそうは何で消毒するのか」と聞かれ、びっくりして「じょくそうは消毒しません！」と言ったところ、困った顔をされてしまいました。その後、何も聞けないままなのですが、どんな返答を期待していたのでしょう？？以前、表皮剥離にはヒビテン消毒をしていたことがあるのですが、その先生にとっての正解は「ヒビテン」だったのでしょうか？ヒビテン消毒について教えてください。

• 夏井＠管理人 ＞ もちろん私は，イソジンだろうとヒビテンだろうと，「傷」と名の付くものに使うべきではないと考えております。上記の皮膚科の先生は，褥瘡治療で消毒は必要不可欠な行為だと考えていらっしゃるのでしょう。ま，私に言わせりゃ「人力車医者」ですな。 (2002/10/25(Fri)35)
  
  
• syo@実験屋 ＞ 因みに、ヒビテンは眼・粘膜部位への使用が禁止されています。粘膜部位への使用が禁止されている物を「傷」に使う人の気が知れないのですが・・・きっと、「傷に使うなと書いてないから」「昔から使っているから」と言う答えが返ってきそうですね。 (2002/10/25(Fri)37:31)
  
  
• 游星@いな科 ＞ ヒビテン軟膏である「オ○ナインH軟膏」の効能は「にきび、吹出物、はたけ、やけど（かるいもの）、ひび、しもやけ、あかぎれ、きず、水虫（じゅくじゅくしていないもの）、たむし、いんきん、しらくも」です。そうですね、O塚製薬さん!? (2002/10/25(Fri)19)
  
  
• syo@実験屋 ＞ グルコン酸クロルヘキシジン(ヒビテンの有効成分)には即時型アレルギー性が知られているのですが・・・○塚製薬は知らないのかな？(笑) (2002/10/25(Fri)01)
  
  
• syo@実験屋 ＞ 創傷部位、特に褥瘡なんかに広範囲で使用したりしたら経皮吸収良さそうですねぇ。で、ある日突然使えなくなる日が来ると・・・でも、他の消毒薬に替えちゃうんでしょうねぇ・・・ (2002/10/25(Fri)27:05)
  
  
• 夏井＠管理人 ＞ いずれにしても，消毒薬なんてものは人体に使わないのが一番，ってことです。 (2002/10/25(Fri)46:18)
  
  
• トリヤベ＠ラップ大学 ＞ Ｎｓ宝井 様のように消毒の害を理解している方を相手にこんな質問をする医者は、ホントに失礼な方だと思います。 (2002/10/25(Fri)57:59)
  
  
• トリヤベ＠ラップ大学 ＞ アレッ、質問の意味を取り違えているのは私の方ですか？ (2002/10/25(Fri)59:32)
  
  
• Ｎｓ宝井 ＞ 消毒の有害性を理解し適切な指示を出してくれるＤｒが増えてくれることを心から願っています。有害性がわかっているのに指示どおりに処置をしなければならない私達Ｎｓは本当につらいです。 (2002/10/25(Fri)47)
  
  
• Ｎｓ宝井 ＞ トリヤベ先生のユーモアさ大好きです。トリヤベ先生や夏井先生の側で働いてるＮｓさんは幸せですね。 (2002/10/25(Fri)26:26)
  
  
• トリヤベ＠ラップ大学 ＞ ありがたいお褒めのお言葉。なにしろウチの(ラップ大学）不名誉講師とやらは、ふたこと目には　サブー・・・　の連発ですから。 (2002/10/25(Fri)52:52)
  
  
• 游星@らっぷ大学いな科学講座主任不名誉客員講師補佐（急く腹科兼任） ＞ ん．なんか呼びましたか？　相手してもらえるうちが花なんですから，感謝してください． (2002/10/26(Sat) 00:22:52)

[377] 胃切後の絶飲食 投稿者：norichan@orthopaedics 投稿日：2002/10/25(Fri) 00:42:11

以前に合った話題ですが、すでに掲示板から消え去っているのでもう一度教えていただきたいのですが、術後何日頃から飲水、食事を開始されているのでしょうか？

• norichan@orthopaedics ＞ ↑「合った」は「あった」の誤変換です。 (2002/10/25(Fri) 00:44:06)
  
  
• ２１世紀外科医 ＞ 私的には、何日目という基準はありません。胃切除後は、おそらく、その直後に経口摂取を始めても物理的には問題ないでしょう。それですぐ漏れるのであれば、縫合不全ではなく不全縫合でしょうから。目安としては、腸管の運動が始ったと思われる、排ガス後からにしています。それが２日後であればそれからですし、３日後であればそれから。なかなか麻痺性のイレウスが改善していなければ排ガスまで待っていることもありますが、逆に4日目くらいから水分をとらせたり、蠕動運動を促進させる薬等を併用しながら様子を見ています。ドレーンの性状に注意しながら経過観察しますが、ポイントは、腸管麻痺の有無にあると思っております。従って術後何日頃から飲水、食事を開始されているのでしょうか？という答えにはなりませんが、排ガスを認めた後！それが何日目であろうと問題ありませんが、あまりにも遅い場合には薬を使いながら、水分摂取で蠕動をむしろ誘発させるようにしているということです。違う話ですが、経鼻胃管も術後はいれていません。咽頭の違和感が強いだけで、ほとんど意味がありません。昔は何の根拠もなく入れられていた様ですが。 (2002/10/25(Fri)38:35)
  
  
• 夏井＠管理人 ＞ 21世紀外科医先生，極めて論理的な回答ですね。私もこれが正しいと思います。経鼻胃管ですが，私が研修医の頃，外科科長が胆石にかかり開腹で胆嚢摘出したことがあります。当然のように経鼻胃管を入れましたが，術後覚醒した科長は「痛くてたまらない！　俺が責任を取るから速く抜け！」といって抜かせました。もちろんそれで何もおきません。その後，この外科では胆嚢摘出術では経鼻胃管を入れないようになりましたね。 (2002/10/25(Fri)01:01)
  
  
• Ｎｓ宝井 ＞ オペ後の経鼻胃管挿入の目的は、消化管の減圧と胃内貯留物の排出ですよね。それが、ほとんど意味がないということですか？？外科勤務の時､一生懸命スタッフ教育してきたのに、その根拠が間違ってたということでしょうか？ (2002/10/25(Fri)52:39)
  
  
• 夏井＠管理人 ＞ このサイトや掲示板をはじめてご覧になった方は，そのトンデモナイ内容に驚かれると思います。このサイトの基本姿勢は「これはこうするものだ」とか「教科書にはこう書いてある」とか「先輩がこうするように教えてくれた」というような【医学の常識】を，それは本当に必要なのか，本質的に何のためにしている行為なのか，という視点で洗い直そうと言うものです。合言葉は「教科書は間違っていることがある」ですね。 (2002/10/25(Fri)34:57)
  
  
• 夏井＠管理人 ＞ ですから，このサイトや掲示板に書かれているのは「正解」でなく，正解を得るための考え方のヒントとお考え下さい。経鼻胃管にしても，それを入れないのが正解だというのではなく，入れないという考えもあり，それを実践している人がいることを知る方が重要です。そしてその上で，経鼻胃管の意味について自分なりにもう一度，考えてみてください。 (2002/10/25(Fri)35:31)
  
  
• Ｎｓ宝井 ＞ 夏井先生ありがとうございます。このサイトを見始めてまだ数ヶ月ですが、本当に色々考えることができました。みなさんも同じだと思います。このサイトに出会えて本当に良かったです。 (2002/10/25(Fri)56:25)
  
  
• ２１世紀外科医 ＞ 全例に必要がないとは、いいません。しかし、教科書に書いてあったことは、実はあまり根拠のないことです。理論的に頭で考えて良いであろうことを、実践していたわけで、何の根拠もないです。実際にやっていて必要のないものはやらずに、患者の苦痛を取り除く！自分が同じ立場だったらどうしてほしいかな〜と常に考えるように頑張っています。頭の堅い、柔軟性のない医者にはなりたくないです。術後の経鼻胃管だってやられたい人はいないでしょ！必要もないですし！もしも、必要があるならばそれから入れても遅くないですよ！吻合部に触って危ないからなどと原始的なことをいう人もいますが、透視という便利な機械を知っていれば問題なくいれられます。むしろ、入れたままで、咽頭痛、また、チューブ先端による胃内部の潰瘍！（いわゆる胃内部の褥瘡でしょうか）のほうがこわいですよ！ (2002/10/25(Fri)00:35)
  
  
• Ｎｓ宝井 ＞ どんな処置（ケア）をするにしても、まず根拠（理由）を把握してからやるように、とスタッフ教育をしてきました。結局その根拠も指示を出したＤｒの考え方に従っただけのことで、いろんな考え方のＤｒがいるわけだから、何が一番正しいか決めることはできないんですね。その根拠もひとつの考え方でしかないと。頭が堅く柔軟性がないＮｓになるとこでした。 (2002/10/26(Sat) 00:38:44)

[376] ヒビ、アカギレ、カサカサ、カイーカイー・・・ 投稿者：トリヤベ＠ラップ大学 投稿日：2002/10/23(Wed) 51:21

[375] フィブラストスプレー 投稿者：２１世紀外科医 投稿日：2002/10/23(Wed)48:38

手ごたえを教えて下さい。フィブラストスプレーを褥瘡や、皮膚潰瘍に使用した経験がありますが、思ったほど効果がない（上にはフィルム材を使用して湿潤環境にしていますが）と感じていました。軟膏類を使用してもフィブラストスプレーを使用しても同じかな？と思っているのですが、劇的に効いた症例などがありましたら、お教え下さい。患者の年齢が高すぎるためか？いまひとつ期待したような成果が上がっていませんでした。若いひとであれば良く効くのか？また、微量元素などの補充（栄養面で）なども併用しましたが........。

[374] かさぶた中なのですが。 投稿者：あや 投稿日：2002/10/23(Wed) 00:57:02

教えてください。
先週、交通事故で両肘周辺を擦りむきました。
病院での処置は消毒、ゲンタシン軟膏、ガーゼでした。
傷口をきれいになおすためにはどうしたらいいのか毎日考えていて、事故後一週間めにこのページを知りました。
現在、一部かさぶたで、一部じくじく状態です。
今からじくじく状態は、靴ずれ用のもので対処しようと思っていますが、問題はかさぶたです。
自分ではがしてラップや靴ずれブロックを使い湿潤環境で再度治すことはできますか？
とにかくきれいに治したいのです。
このページを知るのが遅かったのがショックです。
ちなみに、ときどき私の勤務先の薬局で靴ずれブロックをまとめ買いするお客様がいるのですがもしかしたら傷口を治すのに使っているのかもしれないと、今日思いました。
それから、アラントインの入った軟膏を塗って傷口を覆うというのは効果があるのでしょうか？

• T.Doc ＞ こんにちは　まずはこのHPのトップページ→その他→「家庭で出来る閉鎖療法」を参考にされたらいいと思います。 (2002/10/23(Wed)54:12)
  
  
• T.Doc ＞ アラントイン入り軟膏ってひょっとしたらブロメライン軟膏みたいなものかな？だとしたら効果ありとおもいます。 (2002/10/23(Wed)58:21)
  
  
• 夏井＠管理人 ＞ カサブタはそのままで結構です。軟膏を塗ってラップ（家庭用ラップでも，靴ずれ用品でも）しておけば，そのうち浮いてきます。 (2002/10/23(Wed)47:52)
  
  
• 夏井＠管理人 ＞ その後の治療経過，いかがでしょうか？ (2002/10/25(Fri)56)

[373] ハイドロサイトで完治 投稿者：桃子 投稿日：2002/10/22(Tue) 39:28

胸腔ドレナージカテーテルの摩擦で、皮膚剥離を起こした例をご報告させてください。絆創膏で固定された硬いカテーテルが動くことにより発生した、真皮に達する皮膚剥離を生食で洗浄後、ハイドロサイトを貼って４日間放置。５日目に除去したところ、非常に美しく上皮化完了していました。その日は嬉しくて、ルンルンしていました。

• 夏井＠管理人 ＞ 私もいまでも，傷がきれいに治るのを見ると嬉しくなります。恐らくこういう治療をしている医師，看護師の皆様は同じだろうと思いますが，処置のたびに傷が治っていく様子を見るの，楽しみですよね。 (2002/10/23(Wed)51:13)
  
  
• うの＠外科 ＞ 熱傷の水ぶくれもハイドロサイトでおおっておいて破れないようにしておくときれいに吸収します。結構嬉しいもんですね。 (2002/10/23(Wed)36:27)
  
  
• EMT ＞ 自分の傷でも、綺麗に直ると気持ちいいですね。古傷を見るにつけ「昔からこんな治療が一般的だったらなあ」と思います。 (2002/10/23(Wed)36)
  
  
• EMT ＞ 消毒＞瘡蓋を経て何とか治るのとでは傷跡の残り方が全然違います。 (2002/10/23(Wed)45)
  
  
• EMT ＞ おまけに治るのも早いわけで、何としても普及にがんばらなきゃ、と思いますね。 (2002/10/23(Wed)37)

[372] 市販の被覆材代用品 使用レポート 投稿者：INA 投稿日：2002/10/22(Tue)11

初めまして。３８歳の男性です。
先日、自転車で転倒し、左手の甲・右ひじ・右ひざにすり傷を作ってしまいました。スポーツ自転車での高速走行時の転倒のため、すり傷といっても結構深いです。
最初は自宅で昔ながらの（消毒＋ガーゼの）手当てをしていたのですが、なかなか治らないもので、何か良い方法はないかと探してるうちにこのサイトを見つけて、ちょうど「市販されている創傷被覆材として使えるもの」の記事がアップされた直後だったので、ものは試しと、さっそく使用してみました。（新鮮外傷への使用例としては最も早いうちのひとり？）

おかげさまで、１週間ほどで、ほぼ治ったも同然の状態になりました。以前同じような怪我をしたときよりもずっと早く、また跡もキレイに治ったようです。ありがとうございます。

ただ、１週間使用した実体験で、使った製品について、いくつかの注意点があることもわかりました。
閉鎖治療そのものの問題点ではなく、紹介されている市販製品の問題ですので、もっと適した被覆材を使えば問題にはならないことだと思われるのですが、素人が簡単に入手できる被覆材が限られている以上、これを使って自力での治療を試みる人は他にもいると思われますので、そういう方への注意として２点ほどレポートしたいと思います。

使用したのは、いずれもこのサイトで紹介されている
　BAND-AID マメ・靴ずれブロック レギュラーサイズ、および、Ｓサイズ
　Dr.Scholl 靴ずれ・まめ用ジェルプラスター 手指／足指用、および、かかと／足用 の４製品で、傷の位置や大きさにあわせて全製品をひととおり使用しました。

注意点１：これらの製品は粘着力が強く、貼り直しがきかないので注意しましょう！

これらの製品は、足のかかとのような、皮膚が固くてしかもはがれやすい場所を念頭において作っているためか、どれも粘着力が強力です。
また、全面に粘着力があります。つまり、傷口にもべったり粘着するということです。ですので、貼るときには絶対に、一発で成功させる必要があります。

私の場合、傷のひとつは右ひじのため、左手一本で貼らねばなりませんでした。（私はひとり暮らしなので自分で貼るしかありません）
左手で貼ると、よく狙ったつもりでも案外うまく貼れないのはご存知の通り。じゅうぶん注意していたのですが……狙いがはずれて、傷口をうまく覆えなかった（一部外に出てしまった）ことが２回ありました。で、これでは閉鎖にならないや、貼り直しだ、と思わず途中まで剥がしてしまいました。そうしたら、もう全部剥がすしかありません。
ですが！　一度貼ってしまったこれらの製品は、傷口にも強力な接着力でついています。それを剥がす時の痛みときたら……赤剥けの傷口にガムテープを貼ってびーっと剥がすことを想像していただければよろしいかと。あまりの痛さに思わず声をあげ、せっかくきれいなピンク色になっていた傷口はまたしても血だらけ。そこの部分だけ治りが遅れてしまいました。
「傷の部位へは使用しないでください」という注意書きには、注意するだけの理由があるんだよなあ、さすがに……と深く納得してしまいました。
もともと傷口用にできてないものを傷口に使う際には、やはりそれなりの問題が起こるということですね。

てなわけで、貼りにくい位置の場合、できるだけ誰かに貼ってもらいましょう。
また、その場合でも、じゅうぶん気をつけて貼ってもらってください。
普通のバンソウコウと雰囲気が似てるため、つい気軽にひょいと貼ってしまいそうになるのですが、貼りそこなうと大変痛い目に会う（笑）、ということを念頭に、細心の注意をして貼ってください。

なお、貼って時間が経過すれば、傷口からの浸出液や汗でゆるみますので、普通の貼り直し時は全然問題ありません。
ただし、傷口そのものは良くても、傷口の周囲に剥げかけた皮膚なんかがあった場合、剥がすときにびーっとムケてしまうことがありますのでこれも注意。

さらに……これはあまり起こりませんが、傷がおおむね治ってきて、薄皮ができて浸出液がぐっと減った場合、浸出液が少ないと、時間がたっても強く粘着したままになって、剥がす時にせっかくできた薄皮を剥がしてしまいそうになることもあります。（まあ、この心配はさほどありませんが）

注意点２：皮膚の弱い方はカブレることがありますので注意。
私はもともと皮膚が弱くて、通気性が良いことをうたっているバンソウコウ等でも、１日貼っただけで肌が赤くなってカユくなってしまいます。（もちろん、皮膚の場所にもよりますが）
そんな皮膚に、通気性が無い（？）ものをべったりと、２日も貼りっぱなしにしておいたものですから……傷口の周囲の皮膚がすっかりカブレて、赤いぽつぽつができて、かゆくなってしまいました。
これがガーゼ＋サージカルテープでしたら、貼りなおす際にテープの位置をずらして、同じ場所に連続して貼らないようにできるのですが、今回使用した製品の場合、デザイン上（Dr Schollの指用を除いて）傷口をしっかり密封しようと思った場合、周囲の皮膚もやはり覆って（べったり貼って）しまわざるを得ません。

がまんして使っていたのですが、特にひじのほうは、傷の周囲の皮膚がもう真っ赤になってしまい、さらに傷の中にまで赤いぽつぽつが？（それまではなめらかだった傷の表面が、ぽつぽつができてざらざらの感触になった）時点でいったん使用をあきらめ、少し皮膚が回復するまでは単なるガーゼ使用（消毒はせずにガーゼを当てておくだけ）に切り替えざるを得ませんでした。

というわけで、これらの製品はやはり、かかとなどの皮膚のカタイ所用に作られている感じですので、皮膚の弱い方や、皮膚の柔らかい場所に貼る際には注意が必要です。
なお、２〜３日貼りっぱなしにせず、毎日取り替えて、取り替え時にしばらく空気に触れさせておくと少しばかり良いようです。
（これらの製品は高いですので、毎日取り替えとなるとイタイのですが……）

以上、長々と申し訳ありませんでしたが、このサイトを見て自力治療を試みる人が、私と同じ失敗をしないように、と思って書きこませていただきました。

繰り返しになりますが、上記のような注意点はあるものの、傷の治りは大変良くて、早くキレイに治りました。（せっかくだから撮影しておけば良かった、と後悔することしきりです）
自転車好きなので、１年に１回くらいは大きい怪我をしてしまうのですが、次に怪我したときも、また使うことでしょう。
できれば次までには、素人が入手できる被覆材がもっと増えて、より適したものを選べるようになっていればいいなあ……と思う今日この頃です。

• 夏井＠管理人 ＞ 勇気あるレポート，ありがとうございます。治ってよかったですね。ハイドロコロイドは一旦剥したら貼り直しが出来ない点に注意してください。もちろん，一旦剥したものでも，その上から「水を通さないフィルム」式の市販品を貼る，という使い方もできます。肌の弱い人には，やはりちょっと難しいかな？　それと汗っかきの人は，真夏の使用は避けたほうがいいかも・・・。そういう意味で，ポリウレタンの方が一般の人にも使いやすいんだけどな。 (2002/10/22(Tue)59:36)
  
  
• 夏井＠管理人 ＞ 靴ずれパッド（ハイドロコロイド）を使った外傷治療例の写真が寄せられました。近日中に大公開！ (2002/10/24(Thu)51:47)

[371] やけど 投稿者：かず 投稿日：2002/10/21(Mon)00:44

全身3度の熱傷患者さんの場合はどんな風にされてますか？私の病院では”もちろん”イソジン”ベタベタ塗ってゲーベンとアズノールをマーガリンみたく塗って”ソフラチュールを貼りガーゼで覆ってます。（皮膚移植はしてます）
それでもって週3回は入浴です。説明不足かもしれませんが他の病院の方法を知りたいです。また浴槽の消毒方法もしりたいです。私の病院は通常洗浄です。（バスマジックリンと熱湯でもって洗ってます）

[370] 褥瘡と薬剤師 投稿者：たまご 投稿日：2002/10/21(Mon)36:17

来春、１ヶ月間の病院実習に行く予定の薬剤師のたまごです。 （現・３年生です！）
「褥瘡対策実施減算」をふまえて病院内に褥瘡対策委員会ができ、薬剤師も参画していると聞いたのですが、治療においては使う薬剤のアドバイス等に職能を果たせると思うのですが、予防に関しては薬剤師が無意味のように感じます。実際はどうなんでしょうか？

• 夏井＠管理人 ＞ 私の病院では薬剤師さんは，褥瘡に使われる軟膏やスプレーについての基本的な知識をまとめて教育する役割です。確かに予防面での役割はちょっと影が薄いかな。あくまでも個人的な印象ですけどね。 (2002/10/21(Mon)23:42)
  
  
• 夏井＠管理人 ＞ また個人的な意見ですが，栄養管理師さんがさらに重要だと思います。栄養管理が十分にできていると褥瘡の状態は驚くほど改善しますし，経口摂取ができる様になるだけで，患者さんは本当に元気になります。 (2002/10/21(Mon)23:56)
  
  
• GON ＞ なるほど。たしかに。　でもたまごさん、実際はどうか？よりもどうあるべきで、そのために必要な知識をインプットする練習をしようや！職能なんてなんぼでも広がるでえ〜！ (2002/10/22(Tue)44)
  
  
• りんご ＞ GONさんに、賛成。チーム医療の時代、やれる事は、いっぱいあります。どんどん、知識を吸収して、視野を広げて下さい。ジョクソウは、医師には、まだまだ興味薄い分野で、看護師さん主導なので、薬剤師も協力してできる事、山とありますよ。おもしろいよ！ (2002/10/22(Tue)12)
  
  
• たまご ＞ はい！　実りある実習をするために、いまから褥瘡について、それ以外のことについても勉強します！　ありがとうございます！ (2002/10/23(Wed)32:39)

[369] 夏井先生、ありがとうございました。 投稿者：GON 投稿日：2002/10/20(Sun)38:33

鹿屋市医師会館で会場まん中、前から2番目で目をまるくしておった者です。曽於郡の薬剤師です。10数年間の薬理屋生活のなかで、たくさん実験動物を扱ってきましたが、キズの治りが早いのにいつも関心し不思議に思っていました。荒っぽい縫合しようが・・・。消毒なんかしてないのに・・・。角膜上皮にいたっては見る見る修復されていきますよね。点眼液中の防腐剤は修復を遅延させたりしながら・・・。
ご講演を聴きながらやっぱり人間も治っていく力をもっているんだ！とうれしくなりました。　本当にご講演ありがとうございました。

• うーむ ＞ 鹿児島市のケアマネです。今夜初めてこのサイトを知り,感激しています。鹿屋で講演されたこともここで知りました。遠い所から来て下さったのですね。いつかテレビに出演されるご予定はありませんか。 (2002/10/21(Mon) 00:05:35)
  
  
• 夏井＠管理人 ＞ GONさんは2列目の方ですね。もちろん，覚えていますよ。人間の体が本来持っている治癒力を医者が邪魔しているというのは，創傷治療に関する限り事実だと思います。 (2002/10/21(Mon)26:27)

[368] [３６１]ひっついて．．のミニラ様へ 投稿者：田中＠ネオケミア 投稿日：2002/10/19(Sat)25:19

レスのタイミングを逃しましたので、ここで書き込みさせていただきます。
デュオアクティブのようなハイドロコロイド創傷被覆材は、疎水性原料が異物として認識され、かなりの炎症を惹起します。確か論文にもあったと思いますが、私が行ったラット熱傷潰瘍モデルでもデュオアクティブは炎症の程度が大きく、そのために肉芽形成が早いと推定されました。数年前に私の甥の左手甲の擦過傷（人工芝を敷いた滑り台でひどく擦り剥けました）をデュオアクティブで治療したところ、さすがに短期間で治癒しましたが、毛穴が大きくなり、傷痕全体がやや黒ずんで見えます。傷痕をできるだけ残さずに治療するためには、ハイドロコロイドは避け、テガダームやバイオクルーシブのようなフィルムドレッシングの方がよいと思います。もし、私の情報に間違いがあれば、皆様の訂正やご批判をお願いします。

[366] おむつかぶれによる、ただれについて 投稿者：りんご 投稿日：2002/10/18(Fri)44:38

　いつも、ＨＰで勉強させてもらってます。直接、臨床の場にたっていない薬剤師なんですが、褥瘡委員に選ばれた事を機会に、ささやかながら、消毒薬とガーゼを使用しない布教活動を、院内で行っています。院長、看護部長、褥瘡委員の医師と、このＨＰ、鳥谷部先生のラップ療法を紹介して回って、協力してもらえそうな症例をみつけては、主治医にお願いしています。病棟は、8病棟あるのですが、日常業務の間の活動、なかなかすすみません。消毒は、組織障害を起こして、直りが、悪くなりますよ。と・・・
　今日、看護師から、おむつかぶれによる、ただれに、イソ○ンゲルがよく効くから、組織障害だといっても、他の薬剤より、洗浄より良く治るんだから下さい。と、いわれてしまいました。悲しいかな、実際試してないので、それ以上いえませんでした。やはり、このような場合、普通の傷とは、別ものなのでしょうか？菌がいるので、消毒剤がはいってるので、良く治ると。洗浄が、一番だとおもうんですがね？

• りんご ＞ 洗浄して、皮膚炎の治療薬を塗るとかの方がいいのでは？真菌に感染していたから、効いたのかな。 (2002/10/18(Fri)59)
  
  
• 桃子 ＞ とにかく洗浄です！イソゲルなんてとんでもありません。出来れば１〜２回/日、入浴による洗浄が最も効果てきです。入浴による洗浄です。 (2002/10/18(Fri)49:24)
  
  
• 游星@いな科 ＞ ほとんどの「おむつかぶれ」は「カビ感染」だとカンジタ．．．．．．．．．う，さぶ． (2002/10/19(Sat)40:57)
  
  
• まり ＞ すごい、まさに経験でものをいっておられる看護師さんですね。なんでまたイソジン○ル？それをを塗ることを思いつかはった方もすごいですね。オムツただれなんて真っ赤で痛々しいところに・・・ (2002/10/19(Sat)53:32)
  
  
• まり ＞ 游星先生のそんなギャグがすきですよ。クスッ (2002/10/19(Sat)56:34)
  
  
• りんご ＞ ありがとうございます。再度、がんばってみます。 (2002/10/20(Sun) 36:33)
  
  
• 游星@急く腹科 ＞ ありがとうございます。再度、がんばってみます。 (2002/10/21(Mon)36:26)

[365] 頭皮の傷の処置について 投稿者：菅野 投稿日：2002/10/18(Fri)23:10

群馬県菅野です。
頭皮の傷の処置について面白い論文を見つけました。
思わず「こんな方法もあったんだ！」とアイデアに感心してしまいました。長文ですので、 興味のない方は飛ばしてください。

原文の紹介：Hock MO et al: Ann Emerg Med 2002; 40: 19-26
著者ら（救急医）の考案した方法（Hair apposition　technique）：この手技は3センチメートル以上の髪の長さがないとできない（剃毛してはできない）。方法はまず創縁の4〜5本の髪の毛を束ねる。次に相対する創縁の束同士を創の上でよじって創縁同士を密着させる。そしてこの部分に生体接着剤（商品名ではダーマボンドなど）を密着した創縁にたらす（つまりピンセットなどの代わりに髪の毛で傷を寄せながら、接着剤で固定する、このためある程度髪の毛の長さがないとできない）。
この方法の有効性を確かめるために、以下の検討を行った。
10センチメートル未満の頭皮の裂傷の子供と成人189例を次の二つの治療群に分けた。
1.　剃毛して普通に縫合（縫合群）
2.　Hair apposition technique（Hair群）
結果：ほとんどの患者さんで問題なく治っており、満足のいく状態だった（縫合群95.7％ｖｓHair群100％）。
瘢痕化は有意に縫合群で多かった。痛みはHair群で有意に少なかった。処置時間は縫合群15分、Hair群で5分であった。
「次に同じ傷を負った場合、今回と同じ処置で良いですか？」との質問に対して、良いと答えたのは縫合群では10％だったのに対して、Hair群では80％以上だった。

だいぶ前に「きれいな傷や局麻での皮膚及び皮下腫瘍切除後の縫合では、生体接着剤でも従来の縫合でも大きな差がない」という論文をいくつか読んだため、「子供の小さな傷では抜糸もいらず良いのでは？」と考え、ジョンソンエンドジョンソンからサンプルをもらって使ってみましたが、結構創縁を寄せるのが1人では難しく（自分の手で寄せると誰かに接着剤を付けてもらわなければならないし、何より、説明書どおり鑷子で寄せるためには、局所麻酔は絶対必要だし・・・）、なかなかうまくいきませんでした。
ところがこのHair apposition techniqueではそういった問題はなさそうです。
もちろんこの論文だけでは偶然、バイアスの可能性もあり、いくつかの追試を待ったほうが良いでしょうが、原文はぜひ読んでみたくなりました。

• うの＠外科 ＞ １９９１年ごろの医師会雑誌か何かに頭部の裂傷に対しての近傍の頭髪を３，４本よりあわせて傷を寄せる方法が紹介されていました。局麻が要らないため子供に有用で、私も何例かやりました。ただ若干緩む点が難点でありますけど、ほとんど問題なかったです。ところでこのボンドはかみの毛にくっついたら簡単に取れますか？ (2002/10/18(Fri)56:46)
  
  
• 菅野 ＞ 業者の説明書によると、傷に塗った分は10日後ぐらいに自然にはがれるとあります。 (2002/10/18(Fri)30:30)
  
  
• 菅野 ＞ ただ髪の毛に使用した場合のことは説明書には書いていないので、やはりこの論文の原文を読まないとわかりません。 (2002/10/18(Fri)31:35)
  
  
• 菅野 ＞ 今度原文を大学の図書館に連絡して届けてもらおうかなと思っています。 (2002/10/18(Fri)32:29)
  
  
• 菅野 ＞ 先生の言われるようにただ髪の毛を使って寄せただけでは緩んでしまうと思います。 (2002/10/18(Fri)33:19)
  
  
• 菅野 ＞ このため接着剤（アロン○ルファではなく、皮膚専用のもの）を使用したのだと思いますが、確かに髪の毛についた分は僕も気になりました。 (2002/10/18(Fri)35:16)
  
  
• 游星@急く腹科 ＞ なかなかスバラシイ方法ですね。でも、それならいっそ創の両側の髪の毛一本一本を普通の縫合のように結び合っても用をなすような気がしてきます。 (2002/10/18(Fri)45:41)
  
  
• 游星@急く腹科 ＞ っていうのは、うの@外科先生のおっしゃる方法の変法なんですかね。 (2002/10/18(Fri)46:55)
  
  
• うの＠外科 ＞ やってみてください。1本では結べないんですよ。2〜4本じゃないと (2002/10/18(Fri) 18:25)
  
  
• トリヤベ＠ラップ大学 ＞ 毛の無い方は怪我をしないほうがいいんですね。けががなくてよかった／怪我の功名。 (2002/10/18(Fri)32:04)
  
  
• まり ＞ おととい、息子がまた頭から流血しました。私が見た時には毛と血で固まって出血は止まっており、仕事中でしたのでそのままに家に帰らせました。私が家に帰ってからお風呂に入りシャンプーをしました。そのあとはまたほっておきました。幸い小さい傷でしたから（きれいでもないけど）治りました。 (2002/10/19(Sat)28:10)
  
  
• 游星@いな科 ＞ 治って何より． (2002/10/19(Sat)31:06)

[362] 変わりましたね 投稿者：ふーさん（隠れファン） 投稿日：2002/10/18(Fri) 00:49:15

　以前から興味を持って読ませていただいていましたが、ＨＰの構造がかわりましたね。以前読んだ内容でも、何か新しいものを見るようで、なかなか新鮮にあらためて拝見しております。
　あっ、２週間位前バイクで転倒してできた鼻のけが（軽い）、ほっといたらもうあとかたもなく直りました。（鼻なので、ラップはできませんでしたけど）ありがとうございます。

• 游星@急く腹科 ＞ 治れば官軍。 (2002/10/18(Fri)39:07)

[361] ひっついて．． 投稿者：ミニラ 投稿日：2002/10/17(Thu)42:59

こんばんは。このサイトを見つけてから毎日チェックしては勉強させていただいています。ありがとうございます。
ひとつ教えていただきたいのですが、今外来で見ている顔の擦過傷の女の子なのですが、早速デュオアクティブをはって洗顔もＯＫしました。傷はだいぶきれいになり、昨日外来に来たときに早速顔を洗ってもらったのですが、ハイドロコロイドの部分がべったりひっついてしまってうまくはがれませんでした。
ストーマにもハイドロコロイドのものがあるのですが、これを交換する時には少し残っていてもいいというのを読んだことがあり、また当院は被覆材はこれしかないので創の部分はさわらないようにしてできるだけ落とし、少し残したままデュオアクティブを貼りかえました。でも次交換するときはさらにたくさん残ってしまうのではないかと気にしています。こんな時皆さんはどうしておられるのですか？

• 桃子 ＞ 残ったデュオアクティブは水道水で洗浄、拭き取ります。 (2002/10/17(Thu)53:56)
  
  
• うの＠外科 ＞ 顔はＥＴがいいですね。濡らしたタオルやガーゼを暫くのせておいて、それから流してやるといいです。 (2002/10/18(Fri)28:33)
  
  
• うの＠外科 ＞ ストーマはそのままでも問題はないでしょうが、小腸瘻の場合は消化液により皮膚炎が強くなる事がありますので、全部外して入浴させててから拭くといいです。 (2002/10/18(Fri)30:36)
  
  
• 内科のりーちゃん ＞ 傷に少し残ったディオアクティヴは無理に取らなくてもどんどん残っていくことはありません。 (2002/10/18(Fri)45)
  
  
• ミニラ ＞ ありがとうございました。当院では幸いナースを始め多くの人が賛同してくれそうなので、皆で勉強しながら患者さんにも理解してもらえるようにチャレンジしていきたいと思ってます。 (2002/10/18(Fri)39:28)

[360] 驚いた 投稿者：ｈａｒｕｍｉ 投稿日：2002/10/17(Thu)52:35

ＨＰ見て驚きました　わが整形はＴＨＡ前には必死にイソジン
ハイポふき取りを実施しています　まったく誤っているではありませんか　目からうろこ　これはどう業務改善すべきか
確かに　Ｄｒの今までの常識を変えてもらうには並大抵のものでではありませんからね、

• Ｎｓ宝井 ＞ 私は「デクビにイソジン消毒」というＤｒ指示があり、 (2002/10/17(Thu)53:58)
  
  
• Ｎｓ宝井 ＞ 涙ながらに、抗議したことがあります。 (2002/10/17(Thu)55:25)
  
  
• Ｎｓ宝井 ＞ お堅いＤｒの考え方を変えるには、どうすれば良いのでしょうか。口角が切れてしまったＰｔの話を婦長にしたら、「ほっとけばカサプタができて、そのうち治るでしょう」なんて言われたんですよ。。Ｄｒも婦長もひどすぎる、、、 (2002/10/17(Thu)04:50)

[359] 環境保護条例(案） 投稿者：トリヤベ＠ラップ大学学長 投稿日：2002/10/17(Thu)32

絵文字の多用や軽薄な「語尾」が目立つ書き込みに抵抗を感じます。落ち着いた雰囲気がなくなる、他の参加者も影響されていわゆる「あらし屋」の侵入を招くなどと心配してしまいます。私は古い人間なのでしょうか。
そこで本サイト管理人に成り代わって（さしおいて）住民投票を提案します。以下の条例案につき「賛成」または「反対」で投票し、可能なら理由を書き込んでください。

環境保護条例：本掲示板参加者によってこれまで形成されてきた、「知的かつウィットに富んだ意見交換のできるを環境」を維持できるような表現をこころがけることを、掲示板書き込み者に義務付ける。
但し、罰則は当分のあいだ定めない。

• うの＠外科 ＞ 閉鎖治療に異論を唱えるのであれば、その根拠を記載して、堂々と書き込むのが男でしょう(ＮＳもおられるでしょうが)。若い医者の言動に腹が立つ今日この頃です。以前の外科系では考えられなかった事なんですが･・･ (2002/10/17(Thu)56:20)
  
  
• うの＠外科 ＞ 昨日今日やり始めた治療ではなく、何年も経験をつんできて、その実績を根拠に書き込みしています。こちらは逃げも隠れもしないのですから、ＨＮにかくれずに堂々と書き込んでいただきたいですね。同じ名前の人日本中に沢山いますからね。 (2002/10/17(Thu)02:56)
  
  
• うの＠外科 ＞ やっぱ、ラップ大学学長は時代劇派なんですね。 (2002/10/17(Thu)04:12)
  
  
• トリヤベ＠ラップ大学学長 ＞ 何百年もの実績−子連れ狼に遡る―が根拠です。 (2002/10/17(Thu)26:42)
  
  
• トリヤベ＠ラップ大学 ＞ 月曜日からテレビ朝日系列ではじまりましたね。「ちゃん！大五郎！あの名作時代劇が今夜完全復活」 北大路欣也主演。刀傷の治療の場面では、夏井先生が医学考証されるのでしょうか。 (2002/10/17(Thu)39:28)
  
  
• 転法 ＞ 人をミテクレで判断するンは、差別でンがな。まあ、だれしも権威やら科学的根拠には弱いもんでオマすがね。 （*￣д￣)y─┛~~ 水鴎流か (2002/10/17(Thu)32:54)
  
  
• EMT ＞ あなたは自分の意思で書いてるんですから、見てくれじゃありません。話をすり替えないように。 (2002/10/17(Thu) 16:26)
  
  
• EMT ＞ 誰もあなたの外見など話題にしていませんよ。あなたが自分の意思でやっている事についてです。 (2002/10/17(Thu) 17:21)
  
  
• 転法 ＞ んで、なんか問題がオマッか？はあ？（゜д゜）?だいたい、子連れ狼の話しかできンよ〜な連中にとやかく言われる筋合いはオマへンな〜。（（（⌒〇⌒））） (2002/10/17(Thu) 53:01)
  
  
• トリヤベ＠ラップ大学 ＞ 「あらし」にレスするのは、「あらし」を喜ばせるだけです。黙殺あるのみ。 (2002/10/17(Thu)29)
  
  
• 転法 ＞ アンさんが言い出しっ屁でッしゃろ。ヤレヤレ ┐(￣へ￣)┌ (2002/10/17(Thu)43:37)
  
  
• まり ＞ 学長の案に賛成です。気をつけます。 (2002/10/17(Thu)05)
  
  
• トリヤベ＠ラップ大学 ＞ まりさんは今まで通りがステキです。 (2002/10/17(Thu)38:50)
  
  
• 桃子 ＞ 知的な意見交換の場が不愉快な方は別のサイトで本領発揮してください！ (2002/10/18(Fri) 00:01:36)
  
  
• Ｎｓ宝井 ＞ ワタクシも度々参加させていただきたいので、今後注意していきます。「３５７」の・かひ・は大変失礼いたしました。夏井せんせい、優しいご指摘ありがとうございます。 (2002/10/18(Fri) 00:53:33)
• 花火 ＞ 私も気をつけます。けれど、開かれたサイトであることが魅力なのですから、あまり目くじら立てるのもどうかと思いますが、、、。色々な意見、表現があり、それがその自身をあらわしているのですから。時にはイヤなやつがいても仕方ないかな、と思いますけど。自分はそうならないようにしたいです。 (2002/10/18(Fri)00:01)
  
  
• うの＠外科 ＞ 見えない時こそマナーが大事になります。電話の応対やこのような掲示板、チャットなどです。 (2002/10/18(Fri)32:18)
  
  
• 転法 ＞ カール・ポパーって知ってマッカ？＼_(￣∀￣ ）　ある科学理論に対する最大の理解者は、その理論の擁護者ではなく、建設的批判を加ええる者である。by転法 (2002/10/18(Fri)39)
  
  
• ミニラ ＞ このＨＰは実際に夏井先生が治療をされ、その結果を理論的かつ的確に実症例を呈示しながら証明されていることは誰がみても明らかであり、だから多くの方々が賛同されているのだと思います。私はまだまだ知らないことが多く、いまこのＨＰや本を見て勉強しているところです。ですからもしも仮にもっとよい治療法があるとおっしゃる方がおられるのでしたら、是非とも実際の経験を教えていただきたいと思うのです。一番大切なのは患者さんですので、もしもっといい方法が見つかったなら多分その方法を選択すると思いますただしそうするには自分も勉強し、十分に納得した上で選択します。よりよきを求めるためには批判・批評というものはとても大切なことだと思いますが、そこには何らかの根拠があるからこそ重みを持つようになるのではないでしょうか。生意気なことをいってすみません。 (2002/10/18(Fri)47)
  
  
• 転法 ＞ つまり、かつての消毒等は、無根拠で勉強もせず、納得もしておらんままにしてきた・・・と言うことを指摘しておられるんでッしゃろか？（≧o≦;）/ (2002/10/18(Fri)53:17)
  
  
• ミニラ ＞ 消毒するほうがよい、傷を乾燥させる方がよいといわれた時代もあり、もちろんその頃はそれが正しいと考えられていたのでしょう。私自身も子供の頃からそう教えられてそう思ってきていましたから。でも実際は私が生まれる前から湿潤状態にした方が早く治るということは証明されていたわけです。つまり確かな結果をもって理論的に新しい治療法が出てきているのです。それでももし消毒して乾燥させた方がよいという明確な理由があり、それがもっとも理にかなってるのであれば私はその治療法を選択したいと思います。 (2002/10/19(Sat) 00:33:50)
  
  
• ミニラ ＞ 創傷治療だけではなく、どんな病気でも多くの患者さんの犠牲のもとに先人達が試行錯誤しながら、よりよいとされる新しい治療法がでてくるわけですよね。乾燥させても治っていくのも確かです（悪化することもありました）。しかし同じ治るのであれば我々がどうこういうよりも患者さんのストレスがより少ない方がやはりいいに決まってると思いませんか。きずあとがより目立たない方がもちろんストレスは少ないでしょうし、痛みが軽い方がストレスが少ないでしょう。お風呂に入れるのもストレスは少ないでしょう。 (2002/10/19(Sat) 00:34:27)
  
  
• 転法 ＞ つまり、治るのであれば、カイロでもＯＫということでンね。（⌒∇⌒）b (2002/10/19(Sat)06:15)
  
  
• まり ＞ そ〜かな？ (2002/10/19(Sat)00:23)

[358] 無題 投稿者：Ｎｓ宝井 投稿日：2002/10/17(Thu)48:49

お願いです。テレビに出て、カサプタとはなんぞや、というお話をしてきてください！！

• 宮 ＞ 世の中の人は驚くでしょうね (2002/10/17(Thu)45)

[357] 痂皮 投稿者：転法 投稿日：2002/10/16(Wed) 26:50

またまた、質問でオマす。(@´_｀)ノ
痂皮とは、もともと人体が独自に形成するドレッシング材・・・ってなわけにはならんわけでッか？
瘡蓋剥いたら、治ってた・・なんてのがヨ〜あって、傷は乾くと治ると一般に認識されておるよーな気がしまんのでンが・・・・。＼(?。?")ハテ？

• 夏井＠管理人 ＞ もちろん，カサブタがついていても傷は治ります。これは，消毒してガーゼをあてていても傷が治るのと同じ。違ってくるのは治るスピードと傷跡の美しさです。たとえて言うと，人力車とスポーツカーの違いみたいなものです。どちらも目的地には着くという点では同じですが，要する時間はまるで違うでしょう？ (2002/10/16(Wed) 47:42)
  
  
• 夏井＠管理人 ＞ 唯一（？）の例外は踵の黒色痂皮かな？　これは無理して切除する必要はないようですね。 (2002/10/16(Wed)14)
  
  
• ミニラ ＞ こんばんは。夏井先生この間は色々教えていただいてありがとうございました。 (2002/10/17(Thu) 00:50:55)
  
  
• ミニラ ＞ 今日外来で犬咬傷で５日ほどたっていた方が来られました。この方にもすでにカサブタができてしまってました。えいっとはがしたところ、カサブタの下からは膿が出てきました。治っていくならまだしもこのようにさらに悪化させることもあるということですね。 (2002/10/17(Thu)01:19)
  
  
• Ｎｓ宝井 ＞ かひ (2002/10/17(Thu)46:31)
  
  
• 花火 ＞ きれい、早い、痛くない、が売りですね。それにしても、身体はなぜかさぶたを作るのでしょう。どこかに書かれてましたっけ？ (2002/10/17(Thu)29)
  
  
• 花火 ＞ あれ、色を間違えました。失礼！ (2002/10/17(Thu)19:02)
  
  
• 夏井＠管理人 ＞ 「身体はなぜかさぶたを作るのでしょう」というと，何だか体が積極的に目的を持ってカサブタ（痂皮）を作っているようなニュアンスですが，これは間違っていますね。痂皮はあくまでも，「創面の浸出液が乾燥し（しょうがないから）固まってしまった」もので「（目的があって）固めた」ものではありません。 (2002/10/17(Thu)06:34)
  
  
• 夏井＠管理人 ＞ 骨折を放置しておくと骨がくっつかず「偽関節」になりますが，これだって「目的があって偽関節になった」のではなく「断端同士が癒合できないから，しょうがなく偽関節になってしまった」ですよね。 (2002/10/17(Thu)06:50)
  
  
• 夏井＠管理人 ＞ 私はこう考えますが，いかがでしょうか。 (2002/10/17(Thu)04)
  
  
• 夏井＠管理人 ＞ それから，「1行レス」に書き込むときは，いきなり書き込むのでなく「メモ帳」などで下書きし，それからコピー＆ペーストした方がいいですよ。「一行レス」に直接書くと，間違って[Enter]キーを押しちゃうでしょう？ (2002/10/17(Thu)20)
  
  
• 転法 ＞ 偽関節と痂皮を、同等に扱うのは論理的に問題があるように思われマンね。偽関節は永続的でおまッしゃろ。d（￣_￣）{ちちち (2002/10/17(Thu)57:58)
  
  
• 転法 ＞ セッソーが思うに、痂皮の問題は一つには痂皮自体がどの程度の密封性を有しておるかと言うことと、痂皮自体が弾力性とあまり有しておらんため、動く部分では割れてしまって意味を失ってしまうんではないか・・・とか言うことがあげられマンね。＼_(￣o￣ )治る時間や傷のきれいさという点は、上記の問題のためであって、痂皮形成自体を有効活用すれば、あるいは回避できまへンかね〜。(￣- ￣ ) ンーむりか・・・・ (2002/10/17(Thu)58:40)
• 花火 ＞ ありがとうございます。身体が目的を持ってかさぶたを作る訳ではない、といわれたらそうかと思います。。歯科でも、「歯石が付くのは意味がある。取ってはいけない。」という人たちがいますが、それは違うと思いますから。『身体がすることには何らかの意味があるのではないか。』とつい考えてしまう癖が出てしまいました。 (2002/10/17(Thu)50:24)
  
  
• 転法 ＞ セッソーはこの世に意味があることナンぞ、一つもないとおも〜ておりマンネン。(￣▽￣)σ いみはひとがかってにつけるだけ (2002/10/17(Thu) 55:32)
  
  
• 游星@いな科 ＞ 私はカサブタもドレッシングの役目を果たしていると考えています．生体が開放創を作ってしまったとき，もともとある物質を使って，ああやって創表面に被膜を作れる，というのは立派な意味があると思うのです．最低限，創面の乾燥と，無用な体液の喪失を防ぐ事はできますし，たまに化膿したり，あとが引きつれたりするものの，創傷治癒にたいていは成功するわけです（とくに野生動物と幼児）．もちろん患者様にはより確実に治癒が期待できる，現代文明の産物を使用して差し上げますが． (2002/10/17(Thu)36)
  
  
• 游星@いな科 ＞ To:夏井先生　私もかつては殊勝にエディタで文面を作り，レスしておりましたが，生来の横着者ゆえ昨今はもっぱら「直書き」にしております．ただ，あれれのれさまもおっしゃっていたように，1行レスの小さな窓にしこしこ文字を打ち込む，マゾヒスティックな喜びの存在も全く否定はできません． (2002/10/17(Thu)22:01)
  
  
• 游星@いな科（自分のキズはたいていカサブタ派） ＞ To:転法さま　「痂皮形成自体を有効活用すれば」というのは現時点ではドレッシング材の有効利用で，痂皮以上の効果が比較的簡便に得られるので，無理に有効活用しなくてもいいのではないでしょうか． (2002/10/17(Thu)28:58)
  
  
• vaquero@獣医科 ＞ 創面を覆うものはすべてドレッシングですから、カサブタも一種のドレッシングと呼んでいいのではないか、とは私も考えています。しかしながら、特に動物の咬傷などでは、ほぼ確実に化膿します。化膿という現象も、炎症と言う一種の生体防御反応の結果ですから、これに意味を見出すことも不可能ではないでしょう。動物では化膿して痛みや違和感を生じると、自分で舐めてカサブタを剥がし、膿を排泄します。そしてまたカサブタが出来て、また化膿して剥がして、ということを繰り返してそのうち治癒するのが自然治癒だと考えます。しかし私達は今、もっときれいに早く確実に（しかも痛くない）傷を治す方法を知っているのですから、このような治療法を施すべきであると考え、診療しています。 (2002/10/17(Thu)52:11)
  
  
• あれれのれ ＞ ん？なんか呼ばれたような・・失言とのボーダーを送ろうかどうしようか迷っている間にダブルクリックした日には。。かさぶたは剥がさずにはいられない魅惑の賜物ではあります。掲示板が無駄に荒れるのは嫌ですが、色んな人がいてもいいのではないでしょうか。 (2002/10/17(Thu)55:54)
  
  
• vaquero@獣医科 ＞ この世には意味が無い、というのは哲学的には理解できます。しかしそれを言い出してしまうと、この世の存在自体に意味が無く、人間の存在に意味が無く、従って意味の無い人間に対して(いつかは死んでしまうのに）治療行為を行うこと自体に意味が無く、まして傷をきれいに治すことなど全く意味の無いことになってしまい、そうなるとこのサイトの存在に意味が無いということで、結局カサブタに意味があるかどうか、と言う疑問自体に意味が無い、という自己矛盾に陥ってしまう様に思います。 (2002/10/17(Thu)58:52)
  
  
• あれれのれ ＞ と書いてる端から意味のないクリックをしてしまい行ってしまいました。クリックしたら改行しないだろうかと試してみた。無理だった。そういえば前もしてだめだったのでした。匿名でも何でも反対意見をぶつけてみてその返事を貰いながら学習していくことってあるんじゃないかと思います。違和感を持ちながら声を出さずに素通りする人より意味があるという言い方はおかしいですが、何だかそんな気がします。上手く伝えられないですけど。 (2002/10/18(Fri) 00:03:42)
  
  
• あれれのれ ＞ vaquero@獣医科様・・・すみません。なんか変なシンクロしちゃいました。vaquero@獣医科さんのレスが入る前に打ち始めたものですから気がつきませんでした。申し訳ないです (2002/10/18(Fri) 00:08:40)
  
  
• vaquero@獣医科 ＞ 少し古い本になりますが、S.J.グールド氏の「ダーウィン以来｣と言う本を読むと、科学的事実や自然現象に意味を見出すのは(もちろん)人間であり、しかもそれは時代背景であったり、ときには政治的思想であったりもする、ということが良く解ります。その気になれば偽関節に何らかの意味を見出すことも、人間の意思によって可能になるものと思われます。だいぶ話しがずれましたので、この辺で消えます。 (2002/10/18(Fri) 00:14:16)
  
  
• vaquero@獣医科 ＞ あれれのれさん、こちらこそ、申し訳ありません。 (2002/10/18(Fri) 00:15:36)
  
  
• 転法 ＞ いなか先生江・・・そらま、そ〜でンね。何もしない状態をつくるンが一番エ〜のかもしれマヘン。例えば、第一痂皮形成は第二痂皮形成に対して治癒状況に変化を与えるかとか、創傷深度と汚染状況で痂皮形成がどう異なるンかとか、科学的アプローチの仕方はいくらでもあるんではおマヘンやろか。v(=∩_∩=) かがくはむだのつみかさね・・・・獣医科先生江・・・・ある事象に意味が生じた時、その意味が肥大化してドグマとなってしまうんではおマヘンやろか。つまり、ドレッシング治療自体が消毒・ガーゼ貼付とおなじ末路をたどらんと言う保証はおマヘン。我々には常に懐疑が必要でおます。(@´_｀)ノいみはつくられ、きえてゆくさだめのもの (2002/10/18(Fri)17)

[356] 疑問の日々 投稿者：おたんこなーす 投稿日：2002/10/16(Wed)40:46

はじめまして。このホームページを見て、いままでやってきたことはいったいなんだったんだ！？という思いでいっぱいのナースです。今、個人のクリニックに勤務しているのですが、患者さんに出される『馬に食わせるほどの』薬の多さに驚く日々です。なんてことのないただの風邪のひとにも必ず！必ず、抗生物質です。（もちろん小児にもです）それにくわえて複数の薬が処方されます。開業医ってこれでうるおってるんだな〜と実感します。こんなに安易に抗生物質が処方されて、耐生菌がどんどん増えていきそうで恐くなります。やればやるだけもうかる医療ってほんとおかしいとおもいます。ちなみにドクターは風邪の人にお風呂ははいっちゃだめといっておられます。

• 游星@急く腹科 ＞ この先生が火傷を受傷したら，思いっきり創面を消毒して差し上げ，軟膏を塗ったガーゼで創面を覆い，次の日に一気に剥して飛び上がるほど痛がらせて差し上げましょう。そうでもしないと，自分の間違いには一生，気がつかないままでしょう。 （ん。誰です？著作権侵害だなんて言ってらっしゃる方は） (2002/10/16(Wed)48:51)
  
  
• 夏井＠管理人 ＞ 真面目にレスすると，日本の医療制度がおかしいんですよ。アメリカと比較すると大雑把に言って，手術料（技術料）は1/3で薬価が3倍ですから，「薬をたくさん処方するように」とお上が指導しているようなものです。この異様な薬価の高さを目の前にして薬を出さずに治療するのは，聖人君子だけでしょう。 (2002/10/16(Wed)03:26)
  
  
• 夏井＠管理人 ＞ また同じ手術をするにしても，合併症のない手術をしても儲けになりませんが，合併症を起こすとその治療に要した薬も検査も全て請求できますから（その薬や検査に対応する病名さえついていればいい），合併症のない手術をすればするほど，病院経営を圧迫するようにできているのです。 (2002/10/16(Wed)03:43)
  
  
• 夏井＠管理人 ＞ 基本的に，良心的で上手な医者ほど儲からないシステムなんですよ，この国は。 (2002/10/16(Wed)05:43)
  
  
• おたんこなーす ＞ 患者さんもたくさん薬だしてくれるいい先生、みたいなふうに思ってるんですよね、こんないっぱい薬必要なのか？って疑問に思わないし、検査にしたっていわれるがまま受けるだけですし・・・。 (2002/10/16(Wed)02:30)
  
  
• 游星@急く腹科 ＞ 私は町の雇われ医者ゆえ、医業収入が減ってもいっこうに自分の財布に響いてきません。これ幸いとばかりにシブチン医療に励んでいたつもりですが、これは私がケチだからなのではなく、聖人君子だからなんですね。やっと納得しました。 (2002/10/16(Wed)00)
  
  
• 夏井＠管理人 ＞ 日本人は昔から，薬好き，注射好き，点滴好きですからね。「注射をすぐにしてくれるからいい医者だ」ということで医者を判断する患者さん，まだまだ少なくありません。救急外来で，熱が多少あっても十分に経口摂取ができているんだから点滴はいらないよ，というと，ものすごく不満そうな顔をする患者さんも，かなりいますよね。 (2002/10/16(Wed)12)
  
  
• 游星@急く腹科 ＞ To:おたんこなーすさま et al　でも10月から診療所も老人医療1割（or2割）負担になりましたよね。あれで少し違ってくるのでは。うちの診療所でも「シップ、目薬はもらえるだけもらっとけ」的な患者様も「今日はシップが余ってるから、いらない」などと殊勝なことを口にされるようになってきました。で、1割だと過不足のない医療をしている限り、そんなにべらぼうな金額にはならないようですので、私個人は今回の保険「改訂」に大賛成です。でも、こんなことは公的医療機関だから言えるんでしょうね。 (2002/10/16(Wed)47)
  
  
• 游星@急く腹科 ＞ 「不満そうな顔」されてます。ハイ。 (2002/10/16(Wed)22:12)
  
  
• まり ＞ そ〜か〜。うちの息子は薬づけだわさ。喘息の薬、2種類も飲んでる。今まで発作出た時にテオドールのんどきゃいいか。なんて安易に考えてて久々に受診したらものすごく責められた〜しっかり飲ませ続けてくださいよ、とりあえず4週間。って。ちょいとへこみました。私が適当だったからだ〜と。でも発作も出てない今日この頃。飲ませるのに抵抗あるな〜小児科はちょっとのどが赤かったら抗生剤は必須。さすがにこれは残り3日分くらい家庭ゴミ行きですが。 (2002/10/16(Wed) 14:01)
  
  
• 花火 ＞ 一割負担になって、整形外科に毎日電気当てに行くっていうのも減りそうですね。そして、小児科はすぐに抗生剤出す先生が人気ありますね。このくらいじゃ必要ないよという先生のところは残念ながらあまりはやっていません。親はひどくなるのが心配だから、一応とか念のためとか言われると弱いですね。うちじゃ、ほとんど飲ませませんが、いらないと言うのも難しいですね。 (2002/10/16(Wed)26:41)
  
  
• おたんこなーす ＞ 老人の一割負担で、うちも患者さん減るかもなんてちょっと心配されてたようですが、いまのところお年寄りはあんまり認識してないというか、払う金額が不得手も『先生がいうならしかたない』ってかんじです。毎日電気当てに来てるひともへりません。 (2002/10/16(Wed)41:48)
  
  
• おたんこなーす ＞ ちょっと元気ないお年寄りにツッカーの20ｃｃｉｖ、血圧高いひとにリンゲル液点滴、喘息発作にひとに気管支拡張剤やステロイドなにもいれてない点滴などなど、 (2002/10/16(Wed)47:15)
  
  
• おたんこなーす ＞ 私にはよくわからない治療がされてます。患者さんは『点滴してもらって楽になった〜』って。あ〜あ・・・ (2002/10/16(Wed)49:58)
  
  
• 花火 ＞ 『病は気から』といいますから、、。プラセボ効果の研究をしておられるとか、、、。 (2002/10/17(Thu)30:58)
  
  
• EMT ＞ でもこの前アメリカで大規模なプラセボの効果を実証するための実験が行われ、何らの優位性が出なかった衝撃的な結果が出て一般の新聞にも載りましたよね・・・。 (2002/10/17(Thu)05:33)
  
  
• 花火 ＞ 知りませんでした。読んでみたいのでいつ頃か覚えていらしたら教えて下さいませんか。 (2002/10/17(Thu)22:37)
  
  
• harasho ＞ 小児科の話題がでたので、参戦します。私は田舎の町立病院の小児科医ですが、抗生剤をどうしたら、処方しないで済むかを考えるのが、毎日の仕事です。同じ町内に内科・小児科の開業医がいて、発熱すると必ず抗生剤＋解熱剤の同時服用となります。当地に赴任して４年目ですが、最初は開業医の方の患者数が多くへこんでいましたが、ようやく逆転に成功したようで、薬を沢山だしてもらってありがたがるほど、日本人も馬鹿ではないだろうと思う今日この頃です。 (2002/10/18(Fri)54:43)
  
  
• harasho ＞ 喘息の話で一言。昔は喘息は「可逆性＝つまりは元にもどること」の気管支の収縮による呼吸困難と考えられていましたが、最近は「アレルギーなどによる慢性の気管支の炎症が本態」とされています。そのため、軽度の発作でもしょっちゅうおこすと、気管支が「リモデリング」といって、ゴムホースが硬化してぼろぼろとなるように弾力を失い、つねに呼吸困難をおこすようになってしまうと考えられてきました。そのため、慢性の炎症を抑えるために「ステロイド剤の吸入が」一番の治療となっています。子どもの喘息も原則として同じ考えとなり、発作の時だけ治療するのは、大人になる頃には「不可逆性の気管支狭窄」を起こす原因と考えられるようになっています。「まり」さんのお子さんの主治医の先生の指導は、現在の正しい喘息治療の方法です。 (2002/10/19(Sat) 00:07:21)
  
  
• まり ＞ そうでしたか。ありがとうございます。少し信頼をなくしかけるようなことがありましたので、つい治療も適当なのかと思ってしまいました。私自身がもっと勉強しなくちゃいけなかったんです。harasho 先生のようになんでこのような治療が必要なのかをもっと早くしりたかったです。貴重なアドバイスありがとうございます。 (2002/10/19(Sat)41:58)